ニコニコ動画(Re:仮)とは (ニコニコドウガカッコリカリとは) [単語記事] - れね案

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ニコニコ動画(Re:仮)とは、ニコニコ動画の19番目のバージョンである。読み方は「りかり」。

2024年6月14日、同月に発生したサイバーテロによるシステムダウンに対応して開始した。

概要

2024年6月8日、サイバーテロにより「ニコニコ(eR)」を含むニコニコの全サービスやKADOKAWAの一部コンテンツにアクセスできなくなり(「令和6年KADOKAWA・ドワンゴサイバーテロ事件」も参照)、復旧に1ヶ月以上の時間を要する事態となった。その事案発生約一週間後の6月14日となり、ニコニコ公式より「3日で開発した」という触れ込みでリリースされたバージョンである。

システムが復旧していない中でのリリースであったため、利用できるのは過去(2007年など)の動画の視聴とコメントのみという低機能ぶり。アカウント機能は存在せず、コメントは完全匿名で行われた。

バージョン名が“Re:(再びの)仮”であり、コメントを非ログイン状態で行う(アカウントシステムがない)こと、当初2007年の動画がピックアップされていたこと、戀塚昭彦氏が3日で作ったという逸話があることなど、ニコニコ動画(仮)〜(γ)の黎明期を想起させる部分は多い。

(Re)以降、バージョン名に「動画」などは付されないよう決定されていたにもかかわらず、再び「動画」との呼称を付したバージョン表記が復活したのは、本サービスが動画機能のみの提供であったためと思われる。

特徴

アカウント機能が復旧しない中での公開であったため、ニコニコ動画の主となるコメント機能はログイン不要で行われる。
サイト上部には「「ニコニコ動画はサイバー攻撃の影響で縮小営業中です。復旧の最新情報はこちら」」とのお知らせ表示が常に表示されている。

負荷軽減のため、閲覧可能な動画は過去一定期間の人気だった一部動画に限定したピックアップとなっている。また、この動画は数日ごとに別期間のものに入れ替わるとされた。アニメーションする左上のアイコンも顕在であった。

スマートフォン版などアプリで提供されているニコニコにはサービスは提供されておらず、ブラウザのみでの視聴となっている。

トップページ

トップページはランダムで10件の視聴可能動画が表示される、というコンテンツだけの簡素なものである。

トップページ下部にはニコ生ゲームでお馴染み「つりっくま」が遊べるコーナーが設けられた。

動画視聴

過去の動画が視聴できたが、情報として参照できるのは統計や概要・投稿者などのみで、コメントは当バージョンきりの限定のものとなっている。過去ログも残らず、サービス復旧や動画の入れ替えとともに消える運命である。

また、このコメントの仕様にも本来より厳しい制約が設けられており、最大20文字までとなっている。文字色などのコマンドも従来通り使用できるが、コマンドは最大10文字までとなっており、例えば赤い下付き大文字コメントなどは打つことができない。(この中でも弾幕コメントや職人などは生まれたようである)。

動画閲覧ページのURLは、「https://www.nicovideo.jp/watch_tmp/動画ID 」と、従来の「watch」に「tmp」が付記されたものとなっている。tmpは、「一時的な」を意味するtemporaryと思われる。

当初はNG機能が存在しなかったが、コメントは荒らしが発生したこともありその日の夜には最大20件まで、引き継ぎなしという限定のもとで実装が行われた(存在しなかった頃には有志によるユーザースクリプトの作成も行われていた)。

ニコニコ動画の変遷

関連項目

  • 令和6年KADOKAWA・ドワンゴサイバーテロ事件

  • ニコニコ

  • 栗田穣崇

  • ニコニコのサービス一覧

  • ニコニコ動画

  • ニコニコ生放送

  • ニコニコ窓口担当

  • ニコニコ祝日

    • ニコニコ建国記念日

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