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【LL】新規カードとデッキ紹介

はじめに

みなさんこんにちは羚です( -∀-)

今回の新規パック【デュエリストパックー疾風のデュエリスト編ー】は購入されましたでしょうか?

私は今回紹介するテーマ【LL】のみ組みたかったのでパックは買ってないですが今回のカードで様々な恩恵を受けたデッキってのは多いんではないでしょうか。

今パックのテーマとしてはユーゴの使う【SR(スピードロイド)】、瑠璃の使う【LL(リリカルルスキニア)】、シェリーの使う【フルール(仮称)】の強化となっており、それぞれのデッキをかなり強くしてくれる一方、シェリーのカードを大幅に収録してくれたおかげでキャラデッキも組めるようになりました。

個人的には今回のパックは満足していて、カードの価値というもの自体に興味のある人以外は概ね満足出来るようなパックなのではないかなと思います。

とはいえ、初動値段なんでなんともですがそれでもそこそこの価値のあるカードもあるのでそういった人達にも需要はありそうですね。
(その需要はそんなに欲しくないですが…)


とまぁ前置きはこのくらいにして本題に移りましょう。

【LL】は遊戯王ARC-Vに登場した黒崎瑠璃が使用したカード軍となっており、かねてより新規を欲してたテーマとなります。

以前からそこそこに優秀なカードで、その展開力からかなり私は注目していたテーマになります。
とはいえ、それは初動の問題が解決したらの話。
今までは展開力やサーチ力こそあれど手札に必要なカードが固定化されていてテーマとして動くには随分と難儀したテーマですね。

【機塊】が出た時に一時的に混成構築が話題になり、エクシーズモンスター自体は強いがメインモンスターは展開がしづらいといったものを解決してくれたカード達です。

ともあれ、今回は大幅な初動追加とエクシーズモンスターの追加によりテーマ単体のしての強さというのが大分見えてきています。

(欲を言えばテーマ専用リンクなんかが欲しかったとは言えない)

と言ってますが新規エクシーズモンスターもかなり強くなっていますのでファンの方から大会によく出る方まで非常に注目されているのが現状と言った所でしょうか。

今回はこちら【LL】について、新規カードと共に私の組んだデッキを2種類ほど紹介していこうと思いますのでご自愛くださいませ⸜( ॑꒳ ॑ )⸝

新規カード

『LLーセレスト・ワグテイル』

特殊召喚時に「LL」魔法罠をサーチでき、墓地にいたらエクシーズモンスターの素材になれる効果を持つモンスター。

「LL」魔法罠は今回のパックに初収録されたもののみで合計3種類しかありませんがどれをサーチしても強く出ていけるデッキを組むなら3枚投入を推奨されるカードです。

とはいえ、このカードは特殊召喚にしか対応してなく、単体では動けないので他のカードのサポートが必須なのでよく覚えておきましょう。

『LLーベリル・カナリー』

手札にある時に自身と墓地の『LL』を特殊召喚、エクシーズ素材となっている時にそのエクシーズモンスターに攻撃力アップとコントロール変更不可の効果を与えるカードです。

蘇生したモンスターは効果を無効になっておらず、上記の『セレスト・ワグテイル』や『コバルト・スパロー』の特殊召喚に繋げられるとサーチが可能だったり、『サファイア・スワロー』を特殊召喚しエクシーズ召喚することであちらの効果により素材の数を増やせます。

その代わりこの効果後はリンク召喚等のEXデッキから出せるモンスターに縛りが着くので使い方には注意しましょう。

とはいえ、特に何も考えず3投してもいいカードとなっておりテーマやデッキの構築によっては何も考えずに使ってもいいカードなのでレアカードとしての収録で手に入りやすいのはありがたいですね。

『LLープロム・スラッシュ』

レベル1モンスター2体以上でエクシーズ召喚でき、自身強化、魔法罠のデッキバウンス、他モンスター強化と【LL】においてはどれをとっても悪くないといったカードとなってます。

1や2の効果は打点を補えたり汎用性のある効果ではあるんですが、一般的に3の効果はなんでこんな微妙な効果値…といった評価に落ち着くんですがこのデッキの場合『アセンブリー・ナイチンゲール』といった攻防一体の複数回ダイレクトアタッカーが存在しているおかげでそちらの打点を300あげることが出来るのです。

たかが300されど300、値は小さくともあちらのダイレクトアタック回数次第では5つのエクシーズ素材があると1500の増加なので馬鹿になりません。

デッキバウンス型サイクロンの効果も汎用性が高く、スペルスピードこそ起動効果なので1ではありますが墓地効果を使わせたくない、墓地回収からの再発動を防ぎたい等使用頻度はそこそこには高く思えるので全体的に見ていいカードと言えるでしょう。

『LLーアンサンブルー・ロビン』

新規エクシーズモンスター特有の打点強化、相手の特殊召喚に応じたバウンス、相手によって墓地に送られた場合のサルベージができるカードです。

なんといっても【LL】を【LL】としてかなり底を上げてくれたカードです。

打点強化は言わずもがな、2の効果が本当に強い。
ターン1もついてなく素材の数まで相手の特殊召喚に反応してバウンスすることが出来ます。
素材が4~5個あった時に特殊召喚がその回数分だけ展開が不十分となってしまいます。

もちろん対象を取っているや、サイバードラゴン等の特に回数制限のない手札からの特殊召喚においては弱くなってしまう、召喚自体を無効化してる訳じゃないので効果を発動されてしまう等デメリットもありますが比較的どんなデッキにも刺さる効果なんじゃないかな。

特にこのカードの真価が発揮されるのは『コバルトスパロー』を素材にしてる時の対象に取れなくする効果を付与している場合ですね。
あちらで対象に取られなくされるとこのカード自体の除去がかなり難しくなると思います。

対処としては『ライトニング・ストーム』等の対象を取らない破壊を用いることになるでしょう。

3の効果も割と優秀で手札に展開したいカードがある場合は『サファイア・スワロー』を、墓地にある場合は『ベリル・カナリー』を選択することで次のターンの展開を補助してくれます。

『LLーバード・コール』

デッキから『LL』モンスターをサーチや墓地肥やし、手札からの名前の異なる【LL】を特殊召喚することができるカードです。

【LL】がかなり強くなれた立役者と言っても過言ではないでしょう。

サーチや墓地肥やしだけならず、特殊召喚までさせてくれると言ったなんとも介護ぶりの強いカードです。
このカードだけで実に3枚分の働きをする非常に優秀なカードですね。

特に何が強いのかっていうと、今までの【LL】はサーチの圧倒的不遇を感じていて、手札にないといけないカードが多い割にはそこまで強気に出られない。そんな問題を全て解決してくれた【LL】において最強のカードです。

問題点としては、手札に他の『LL』がいないとサーチ止まりなことや、サーチしたモンスター単体では結局何も出来ないので、『このカードがあれば全て解決!!』というよりは『初動札が増えた!!』といったそんなカードになります。

『LLーバード・サンクチュアリ』

鳥獣族エクシーズモンスターの素材を纏められる効果と、3つ以上の素材を持っているエクシーズモンスターがいると1ドロー出来るカードです。

後のデッキ紹介でも言いますが『アセンブリー・ナイチンゲール』の攻撃回数増加や『アンサンブルー・ロビン』の特殊召喚バウンスの回数増加等『LL』だけに収まらず全ての鳥獣族エクシーズモンスターへの素材要求コストを低減できるカードです。
特にこのカードが強い!ってよりは条件下で強いカードを強い状態にする!というこんな感じの縁の下の力持ちと言った所でしょう。

2のドロー効果も地味ながら自分フィールド上にエクシーズ素材が3つあるモンスターがいればいいだけでノーコストドローが行える上、1の効果により達成自体は簡単なのであって有り余る効果です。

この効果は特にエクシーズモンスターがどんなモンスターでもいいので継続的にドローがしたい等、重ねてエクシーズ召喚を主にしてるデッキにこの効果だけのためにいれる、そんな使い方も出来そうですね(多分そんな使い方する人はいない)

『LLー比翼の麗鳥』

自分フィールド上の『LL』モンスターを対象に相手のモンスター全てをそのモンスターと同じ攻撃力・レベル・ランクにして、墓地効果で攻撃力を同じにするといった効果を持つカードです。

この効果自体は非常に優秀で、相手のシンクロ召喚やエクシーズ召喚、儀式召喚等のレベル参照が必須なデッキの場合機能不全は避けられません。
そして攻撃力も同じに出来るので一方的な破壊を免れることができ、『アセンブリー・ナイチンゲール』に攻撃する場合はあちらの効果により相手のみを破壊することも可能で妨害としての面も強いながら、効果発動に発動タイミングが存在しないのでこちらのバトルフェイズで発動することでモンスターの戦闘を有利に動かすといった攻防一体となったカードですね。
非常にいいカードです( ^ω^)

2の効果は『LL』モンスターが攻撃される必要がありますが1と同じく戦闘補助の役割があります。
しかしながら、相手もこのカードがあるとわかっていながら何も対策無しに攻撃してくるとは思えないので1種の牽制効果となりそうです。

どちらも相手モンスター自体を対象には取らない効果なので対象耐性があったりしても機能するのは非常にありがたいですね。

悲しむべきはサーチこそ存在するものの『バード・サンクチュアリ』や『バード・コール』を優先してサーチした方がいい場合が多いのでこちらをサーチするのが少なそう、という事ですかね…。

デッキ紹介

今回は2つのデッキを紹介します。

というのも今回の強化によって【LL】のテーマとしての動きが強化されそれ単独でも十分動けるようになりました。
が、今までの構築の一つである【LL機塊】がどのようになったのかも混じえて紹介しようといったものによるものです。

それと今回はふたつ紹介することもありデッキ内容の詳細については記載しませんが、イラストで判別できるカードや、後の解説に触れるものも多いと思いますのでそこでの判断をお願い致しますm(_ _)m

これから紹介するものは双方メリットデメリットがあり、こちらのが強い!とは必ずしも言い難いものとなっておりますので、そこは重々承知のほどお願いします(・ω・)ノ


【LL】純構築

最初に見たあなた、そうそこのあなたです。
こう思ったのではないでしょうか

『純構築じゃねーじゃん!!!』

あー、いや、その怒りはもっとも。至極真っ当な感情なのでその気持ち大事にしてください(誰おま感)

はい、なんか『WW』のモンスターだったり『ワルキューレ』のモンスター、『ハーピィ』や『鉄獣戦線』の罠カードだったりが見え隠れ(?)してますね。

そうですね。とはいえこれはそのテーマとしての採用じゃないので大目に見て欲しいですね…。

なにぶん本当の意味での純構築で組むと強化は貰ったとはいえかなりの確率で事故を貰ってしまい満足に動かすことができないことが多々ありました。そのためのカードと、『鉄獣戦線』の罠カードはただの相手への嫌がらせです( ^ω^)
無いならないでいいのです!!!(枠が余っただけとは言えない)

なんて事情もありこんな構築になってますが比較的純構築と言えば純構築となっているのではないでしょうか。
今回注目すべきはレベル1デッキならまず入れて間違いない『ワンチャン!?』を入れてないことですね。
特殊召喚が多くなるこのデッキにおいてのあちらのデメリットダメージが痛く、それならばと『スワローズ・ネスト』を採用し、特殊召喚成功時の効果も狙った構築となってます。
もちろん『ワンチャン!?』も入れて二重体制もありだと思います。


【LL機塊】

こちらは【機塊】との混成構築となっております。
純構築と何が違うのかというと初手安定度が段違いです。
『機塊』リンクモンスターが入ってはいますが『カッパ・スケール』以外はほとんど使用しないと思ってください。
【機塊】との混成の強みとは圧倒的な初手展開成功率なんですね。
【LL】も【機塊】もレベル1を並べるテーマとして非常に優秀な効果を持ってますがどこか今ひとつ足りない、そんなカードたちが手を組むと抜群に動けるようになります。

その代わり『機塊』の『機塊』としての動きはほとんど皆無なんですがね…。

先程と違い『ワンチャン!?』が入ってるのがわかるでしょうか。
こちらは展開の容易な『機塊』モンスターから『LL』モンスターをサーチできるので簡単にアクセスすることが出来ます。
『スワローズ・ネスト』との使い分けですね。
こちらはその特性上、機械族が場にいることが多々あるので相性がそこまで良くないということで『ワンチャン!?』の方を採用してます。

決着例

基本的には『アンサンブルー・ロビン』で相手の妨害をメインに動くことになりますが、勝ちに行けるや防御を置いておきたい時には『アセンブリー・ナイチンゲール』を使用することで相手へのダイレクトアタック、戦闘効果破壊耐性を持つことから、使い分けとなってます。

特にどちらともに入っている『ユニオン・キャリアー』と『戦乙女の戦車』は決着をつけたいならまず出した方がいいです。
というのも、『アセンブリー・ナイチンゲール』はそれ単体でも大ダメージを与えられるスペックはあるのですが、膠着してる場合等相手のライフが減ってない時に決めるには少しばかり不安な火力です。
そのことから『ユニオン・キャリアー』から『戦乙女の戦車』を装備してあげることで攻撃する度に500ずつ攻撃力を上げられるので8000も軽々削り着ることができます。

このことから
先行等の序盤では『アンサンブルー・ロビン』を
後攻や終盤等の決めにかかる場面では『アセンブリー・ナイチンゲール』を
魔法罠を除去したいなら『プロム・スプラッシュ』を
逐一判断して出していくことになり、今回詳細を省くと言ったのはこのためでもあります。

ひとつの行動パターンを決めるよりその場その時にあった動き方をする、これが重要ですね。
私が紹介するものではなかなかやらない部類のテーマとなってます( ^ω^)


メリット/デメリット

ここまで見た中でメリットデメリットは見えた方もいるかとは思いますがここで1度まとめましょう。

《メリット》
【LL】
・ほぼ純なのでサーチや制約にはほとんど引っかからずにノンストレスでの動きが可能。
・魔法罠に寄ってるので引いたカード次第ではかなりの硬さを誇る。
【LL機塊】
・同じレベル1テーマを使うことで素材に縛りのない『LL』エクシーズモンスターの展開を楽々行える。
・上振れした時のテンションの上がり方が【LL】とは段違い
・『LL』側にモンスター除去は無いので、仮に『LL』側が通じなくても『機塊』側での対処が出来るかもしれない。
デメリット
【LL】
・良くも悪くも純構築、初手次第で何も出来ないこともありうる。というかそこそこ多い。
・魔法罠が多くて展開や妨害ができる数が多い一方、固まってそれらが来られると返しや展開が不可能になる。
【LL機塊】
・両方を微妙に引いた状態では何も出来ないことがしばしば。
・モンスターに構築が寄ってるので妨害という面でで見るとそこまでの強さはない。
・良くも悪くも展開安定重視、火力ロマン兵器といったところ。

どうでしょう?
だいたい私が組んだデッキでの私の意見がこんな所ですね。

双方にいい所悪い所があって必ずしもこちらのが強い!なんてことはなく、【LL機塊】のが上振れした時の展開力は爆発のそれなんですが、基本安定をとった形なんで最終盤面はそこまでの差はなかったりします。

まとめ

どうでしょう?『LL』組んでみたくなったでしょうか?
既存からある火力に妨害と展開サポートを貰えたこのパック。
やはり認めざるを得ない…優秀なパックだと…。

個人的な主観では【LL機塊】のがロマンもあり安定力もありと言ったところでそちらのが好きだったりするのですが、純構築も純構築でそれはそれで『LL』の鳥たちが奏でる展開というのもまた乙なものです。

今回は2つのデッキを用意し双方どちらがどうなのかを比較して組んでみましたが1万以上ある遊戯王カード、もっとより良いカードや構築は間違いなくあるはずなので【LL】を組もうと思ってるそこのあなたも『あなただけ』の【LL】を組んでみるのも面白いかもしれませんよ。

最後にここまで読んでくれた方はありがとうございました。
今回そこそこ長くなってしまい省略といった形をとりましたが、それでも文章ばかりで長かったかと思います。
その点に関しては非常に申し訳ないなと思うばかりでこれから研鑽を積んでいくと共に、ここまでお読みになってくれた方に最大級の感謝を┏●

質問やよりいいコンボやカードがありましたらコメントをお待ちしております。
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ではまたの機会を期待して(*´︶`*)ノ

サラバダ-(・ω・`)

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