見出し画像

26.死にたい、と打ち明けられたら、、、

おはこんばんは。先日SAFER講座を受けて、これはシェアしたいという内容を書きます。

死にたくなったことなんて、誰だって一度や二度覚えがありますよね。生きていれば色々ありますから。

でも「死にたい」とうちあけられたときの鉄の掟があります。

1.「死にたい」相手の気持ちを、聞き手が納得いくまで聞く。「なぜ?」は使わずに、「いつから?」「きっかけがあったの?」というふうに相手が答えやすいように。

2.「死にたい」気持ちの徹底受容 「それだったら確かに死にたいと思うでしょうね」「私もそう思うと思う」

✴業界の鉄則。最も重要なキーワードは2番目に持ってくる。

✴ここで、「だれでも色々あるさ、そんなこと言わないで頑張って」とか言いたくなるがそれはNG。折角打ち明けてくれたのだ。徹底的に受け止めて。心がとじちゃうから。

3.孤独感へのアプローチ 死にたい人は孤独。「あなたが死んだら悲しむ人がいるでしょうね」と想起させてあげる。

4.勝手に自殺を実行しない約束を交わす「ねぇ自分だけで決めつけて自殺しないって約束してくれる?」

5.次回会う約束をする (この人は来週まで持たないと思うなら)明日は何時なら?」って聞く。それでも「約束できない」という人には「生き延びてくれさえすれば光が見える」と伝え、24時間スタッフが見守ってくれる入院につなぐ。いざとなれば「注射もある」by精神科医

6.キーパーソン(せめてお母さんにはつらいと言える?とか)や専門家(一緒に行ってあげようか?とか)につなぐ。

以上です。このようにやれとは言わないけど【知っておく】ということは意味がある。

最後に、全ての感情は役立つ!

このお話を聞かせて下さった精神科医の方が、PTSDを抱えた人を数多く診させてもらい、PTG(トラウマ後の成長)を感じる瞬間にたくさん立ち会うことになった。

実は、支援の場に立つということは、決定的な場面に立ち会えるということ。一生懸命やってきたら、ある日、大きな花束をもらったような、そんな感じがします、とおっしゃった。

私もいつか支援の側に立てるかな、立ちたいなの第一歩を踏み出しました。

頂上はまだまだ見えませんが、寿命がきて、あちらの世界に帰るときには、経験と感動の花束しか持っていけないと思っています。

私がもらった恩恵は、後輩に残らずあげていきたい。

すぐまた、後ろに隠れたくなっちゃうから、ここに宣言残しとく。

最後まで読んでくれた方がいるなら、有難うございます☺

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?