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HITOMI|広がる世界 - TwinRayの結び|RENATUS STORY

この時の私は彼の気を引きたい気持ちがゼロではなかったにせよ、彼が興味を持った事や、体験した事、彼の世界を、出来るだけ同じ目線で味わい、経験したかった。多分、彼という人間を少しでも多く感じたいという気持ちが強かったのだと思う。そして、その気持ちは今もずっと続いている。

初めての電話では、人見知りの私には珍しく、気付けば4時間も話してしまい、お互いに電話で4時間話した事は無かったので、驚きだった。

それから、時間のある時は、電話するようになり、電話の回数もだんだん増えて、お互いの事がわかって来た頃、私は電話だけでなく直接逢いたい気持ちが日に日に強くなった。

また、例のレシートのシンクロからエンジェルナンバーに興味を持った私は、生活の中で見かけるゾロ目を見ては意味を調べて楽しんでいたが、暫くすると、ある数字の並びを1日に何度も見るようになり、それが、2525と1010だった。

エンジェルナンバーのサイトは沢山あるが、他とは雰囲気が違う、気になるサイトに行き着いて調べて見ると、2525はツインレイ、1010は相思相愛で、まさかとは思ったが、本当に毎日、何度も見るので、彼との事なら嬉しいなと密かに思っていた。
彼にどうしても逢いたかった私は、11月に夫が、所属している消防団の旅行へ行く時がチャンスと思い、彼に逢いに行って良いか確認し、彼の住む香川行きの飛行機のチケットを買った。

これまでの人生では、1人でチケットを手配したり国内線の飛行機に乗った事が無かったので不安もあったけれど、今、逢いに行かなければという強い思いに背中を押された。

当日、香川の高松空港で初めて直接逢った彼は、話した感じより男っぽくて少し緊張した。けれど、車であちこち案内してもらううちに、何故か安心感が出てきた。
海が見える見晴らしの良い場所で、ハグされて、私も気持ちをこめて抱きしめたら、彼は驚いたように、「俺に何を求めてるん?」と聞いてきた。

私は普通にハグしたつもりだっから、ビックリ。そして、この人は、普通にハグする事も無く大変な時を過ごして来た人なのだと感じ、その傷を癒してあげたいと思った。

彼に逢って間もない時から、不思議な安心感があって、離れたくない気持ちだった。

香川へは、その後も月1ペースで通った。翌年になると、彼の知人女性で宇宙意識でセッションをされている方から
2月にツイン・セッションの誘いが来た。

そのセッションは「ツイン・クリスタル」というセッションで、12月に鳴門で受けたセッションの時、「あなた達はツインソウルです」と言われてパートナーと二人で誘われた。

ここで数ヶ月前から毎日見ているツインを表すエンジェルナンバーと繋がったので、受けたいと思ったが、金額が88万円と、自分の常識の壁を超えた額だったので、すぐには決められなかったし、彼は最初から受けないと言っていた。

私は仕方なく一人で受けることにして、翌日、千葉へ帰る為、彼に高松空港まで送ってもらい、空港内を二人で歩いていると、到着出口からなんと、セッションをする予定のヒーラーの女性が歩いて来た。

そして余りの偶然に、とりあえず三人で話をした結果、彼もセッションに参加することになった。

セッション場所は、二人に縁の深い神社をヒーラーの女性が天から降ろし、石川県の気多大社に決まった。
セッション当日、気多大社で二人に一つずつクリスタルを渡された。そのクリスタルは、ある一か所を合わせるとピッタリと合わさった。それは元々一つのものが分かれたのではなくて、全く別のクリスタルという事で、これも出逢えた奇跡と感じた。
この日、私達は二人で結魂式を挙げた。

数ヶ月前から見続けるツインレイと相思相愛のエンジェルナンバー、セッションで言われたツインソウル・・一緒にいる時の絶対的な安心感と特別な感覚、これまでのシンクロや流れを考えると、やはりツイン?
この時点では、もしそうなら嬉しいけれど、ハッキリとツインと言える自信は無かった。

2019年3月になって、アメブロでたまたま目に付いた、埼玉県でアカシックリーディングをしている方の記事を見て、直感で申し込みをした。

そして、4月の半ばに待ち合わせのホテルのラウンジで鑑定がはじまり、仕事の事や、彼との未来がアカシックでどうなるか聞こうと思い、出された紙に自分と彼のデータを記入すると・・「この方とは、ツインソウルですね」と、いきなり言われてビックリした。
この方は、ツイン専門の鑑定はしておらず、私もまさか、ツインと言われるとは思っても見なかったけれど、その方曰く、いつもセッション当日の朝、クライアントに関する情報が降りて来るらしく、今朝はツインと降りて来ていたとの事。
そして、アカシックを視てもらうと、
私達は元々ひとつの魂で、地球を少し体験したくてアトランティスの時代に二つに分かれてやって来て、そこで男女として出逢い、一緒に過ごしてまた、宇宙へ還る予定が、悲恋に終わってしまった為に何度も生まれ変わり、今世で地球の体験は最後と決めて、生まれて来て出逢ったというものだった。思いもしなかった鑑定結果に驚きだった。

セッションが終わり、すぐに彼にも電話すると、彼も非常に驚き、これでもう、ほぼ間違いないと二人で話した。

私達の間にツインという言葉が出る以前から、お互いに将来、一緒になれるといいね…と話していた。
彼は2018年の年末に長い別居期間を経て離婚した。一方、私は夫になかなか離婚を切り出せずにいたが、その日は突然やって来た。

私の様子を前から不審に思っていた夫が、朝、仕事へ行く支度をしている私に、どういう事かハッキリ説明してくれと言って来た。私は意を決して離婚を申し出た。理由もきちんと説明したが、夫からは離婚には応じられないと言われて4時間話しても平行線だった。

それ以降、夫は何事も無かったように接して来て、私は複雑な気持ちだった。
仕事の人間関係も更に悪くなって行き、毎日仕事終わりに彼と話すのが、唯一、自分らしくいられる時間だった。

2019年のゴールデンウィークは、彼が初めて関東へ泊まりがけで来てくれた。
そして逢うたびに親密さが増して行った。

その後、数秘術や相性鑑定をしてもらうと、お互いに無い物を持っているので、一緒にいればいる程、関係性が良くなるとか、魂がとても近いとか、そんな結果ばかりだった。

夏になり、お盆休みには彼がご両親に私の事を話してくれて、ご両親も私の立場を理解して下さり、初めて彼の実家で過ごした。

九月に入り、私はツインのセッションをしている方から紹介された、ツイン専門で鑑定をされている人に、鑑定を申し込みしてみた。

今まで、ツイン鑑定専門の方には鑑定してもらった事が無かったので、どんな結果になるかと思ったが、蓋を開けてみると、結果は「ツインレイ」だった。

なんでも、その方曰く私達ツインレイですと言って鑑定に来た人達の、ほぼ9割はツインレイではないとの事で、本当にツインレイだったのは、ごく僅かですと言われた。そして二人の名前を合わせて視ると、二人を象徴するマークと色が出て来るらしく、私達の場合は、無限大

∞のマークに、濃い紫色が出て、これが正にツインレイのマークと色だと言われた。

他にも、小さな事を入れると、本当に数々のシンクロを経験して来たので、もう、疑いようもなかった。

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