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緊急事態宣言

いつまでですか!?
このテーマで1月から書いては止まってを繰り返してましたが、状況変わりすぎて内容がどんどん変わって、リライトを繰り返し、投稿がなかなかできませんでした笑

ついにコロナワクチンも日本にやってきました。
医療従事者への接種も開始になり、皆さんはいかがお過ごしですか。

緊急事態宣言中の私の一日は大体こんな感じです。

毎朝、ユニークなコロナ対策をしているお店や、予防法のニュースを見ながら、朝ごはんを食べて出勤。

日中は、外来や手術などの通常業務に加えて、緊急事態宣言に伴う予定手術の調整、クラスターやコロナ対応病院からの妊婦受け入れ等を、随時変わっていく院内のコロナ対応やコロナ妊婦の扱いをup dateしながら対応して気付いたら18時。
(今はだいぶ落ち着いて、通常業務へ戻りつつあります)

夜は、20時にはお店が閉まってしまうので、仕事後テイクアウト時間にも間に合わないことが多く、夫は私よりも帰りが遅いので、仕事後毎日夕飯準備。Netflixを見ながら夕ご飯を食べて、寝る。

早めに帰れる日や当直明けは、パーソナルトレーニング入れて、週2で運動。

という感じです。

今や緊急事態宣言といえど、前ほど切迫感は感じず土日は出かけることが増え、ニュースでも混み合うデパートを見ます。

今や多少落ち着いたものの、此度の感染症騒動では医療者の立場にあるため、やはり普段と異なる日常、環境変化を多く強いられることにはなり、私が見た緊急事態宣言中の医療現場、および自分自身の変化を描きたいとおもいます。

例えば、1月中、ニュースで感染者数の増加が毎日発表されていた頃、院内の緊張感は高まっていき、特に内科の先生たちは治療法を検討しながら入院患者の受け入れを行い、当直中のピッチは鳴りっぱなし。切迫感は目に余るものでした。また、クリニックからは発熱だけでコロナ感染の疑いがあるからと、診察せずに卵巣捻転だと転院されてきた人が実は虫垂炎だったりと、本当に普段と同じように診療ができない異様な状態でした。

産婦人科医とて、コロナ病院へ派遣医として召集されるため、日中の稼働人数も減らされ、毎日がバッタバタという感じでした。

仕事を終えて帰宅しようと病院最寄駅の電車に乗車すると、あからさまに避けられることがあったり、(若者と思われたのか、医療関係者と思われたのか分かりませんが)

かかりつけ病院がコロナ病院になってしまったため、まだ分娩施設が決まっていなくて不安です。と言いながら緊急事態宣言中に対人取材を受けている、帝王切開予定の妊婦がいたり(まず帝王切開予定などハイリスクな妊婦は優先的に適切な分娩医療施設が決まることになっていて、彼女のケース対する医療サイドの弁明を言う暇などなく、他の受け持ち患者達を適切な医療施設へ送るため、必死に病院選定し、診療情報提供書を作成に追われいてる医師達のことを考えると悲しくなりました。)

多くの人が色んな意味で「余裕がない」状態となり、一時期は集団パニックとも言えるような心理状態に国民全体が陥ったのではないかと思います。

そんな私も漠然としたストレスに当てられて、体調変化がすごかったです。

4/7〜5/25 第一回緊急事態宣言
新しい勤務先に慣れるためのストレスに加え、コロナってなに?絶対かかるなというストレス
→一過性夜尿症になる

1/12〜第二回緊急事態宣言
コロナ患者の押し寄せ、他院からの受け入れ、引き続き絶対かかるなというストレス
→不眠、口唇ヘルペス、機能性ディスペプシア

普段全くならない体調の崩し方をして、自分でも驚いています。第二回〜は減量も行なっていたので、その限りではないと思いますが、それを踏まえても心と体の繋がりを感じずにはいられませんでした。
体は素直ですね。

緊急事態宣言中、記事内容以外にも辛いことが多かった。。ワクチン接種の有効性を得られるデータがでることを心待ちにして、再び元の生活に戻れるようになることを、心から望みます。

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