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「歳三の刀」ロシア撮影決行!~ロケの近況~

流星刀は何故できたか?深層に迫る、歴史ファンタジー映画爆誕!

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タイトル「コロナ禍で映画「歳三の刀」ロシアロケ決行!全世界にSAMURAIブームを」

日露合同映画「歳三の刀」(増山麗奈監督/アンドレイ・ムイシュキン監督)製作中

2021年6月コロナ禍でロシアロケも決行。

(寄稿 増山麗奈 映画監督 一般社団法人ユーラシア国際映画祭代表理事)

 世界中で”日本”をテーマにした数十万人が集うJAPANEXPOなどのイベントが開催されているのにもかかわらず、経済も、エンタメも、伝統芸能も萎縮しています。気がつくと日本の賃金は先進国最下位。もっと海外市場を開拓し日本を元気にしたい!そんな思いでラストサムライ・新撰組副長の土方歳三がロシアへ渡る日露合同映画「歳三の刀」を製作しています。2021年6月15日に栃木県那須郡馬頭町の刀匠高野和也さんの刀剣道場で炎と火花から”隕石の刀”が魂を宿すシーンからクランクイン。 

 2021年9月10日〜19日にはコロナ禍の中、国境を超えロシアロケを決行。土方歳三役の俳優で武術家の源光士郎さんとロシアアムール州ブラゴベシチェンスク市でロシア5大映画祭と連動し、撮影を行いました。ロシアのロマノフ王朝には、実際に”隕石でできたサーベル”が伝わり、現在エルミタージュ美術館で保管されています。初代ロシア全権委任大使だった榎本武揚がロシアの隕石サーベルを謁見の際の拝見し、その後榎本は日本で最初の”隕石からできた流星刀”を作刀し天皇家に献上しています。

 史実と想像力を組み合わせた「歳三の刀」オリジナルストーリーはロシア国営メディア、Russia RTスプートニクでも”あっと驚く最高の脚本”と高い評価。歳三と恋の落ちるロシア人美女イリナを演じたのは、全露テレビで6年ドラマ主演のナスチャ・デニソワ。源さんに剣の極意を習う撮影中で、ナスチャが自身の35万人フォロアーのインスタに武術の極意”丹田”を意識した写真を投稿すると、いいね!がどんどんつき「日本の侍には使命がある」と新聞記事にも。「日本の心」が新しい層にこんな風に伝わっていくって素敵なことだなぁ。

 辰巳琢郎さんや栗塚旭さんらの名優達が脇を固めてくれ、12月19日にはロシアから監督・俳優達を日本へ招聘し、日本での撮影を行います。志は高いですが、予算が足りません。

どうぞ皆さんのお力をお貸しください。

 2022年ロシア・エジプト・フランス、イギリス・中国などの映画祭でも上映予定。来年2022年は北斎ジャポニズム160周年。映画「歳三の刀」全世界ヒットでネオジャポニズムブーム火付け役になりたい。

 映画の聖地巡礼で”刀匠・職人ロード”を、海外からの観光客が訪れて活性化したり、”赤羽刀”を含む海外にある刀の所有者への返還及び、美術館での文化的位置付けを伴う展示を行ったり・・。本作製作・上映が、刀剣の素晴らしい価値と魅力を世界に伝える活動につながることを願っています。

写真「ニコライ2世役(ウラジミール・カノプカ)と土方歳三役(源光士郎)が刀を合わせる瞬間をロシアで撮影」

写真「高野和也刀匠の刀剣道場でむこう槌で作刀のシーンを栃木で撮影」

写真「源光士郎さん演じる歳三が35万人フォロアーロシア人女優イリア役のナスチャ・デニソワに丹田を教える瞬間・ロシアブラゴベシチェンスク市で撮影」

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