ヘルシンキの森の妖精🧚♀️になった日
ヘルシンキで妖精🧚♀️になった。
今まで他人事のように見ていた小人さんがついに私に取り憑いてしまった。しかも、しかも、よりによって、ユーロ高に加えて、物価がクッソ高いこのフィンランドの地で、、、。
不幸中の幸いにして、無症状だったため、妖精ちゃんになったのは何かの間違いじゃないかと、翌日も検査を受けに行く始末である。
検査場の受付のお姉さんには、
「あなたは昨日、妖精ちゃん🧚♀️になったのだから森にいなくてはならないのよ。人里に降りてきてはならないのよ。そんなすぐに魔法が解けるわけではないのよ。」と諭される。
フィンランドの妖精生活は日本のそれより楽かもしれない。(日本で妖精生活送ったことはないがなー。)
妖精の仲間入りした翌朝にお医者さんからフォローアップの電話があり、妖精として生活するにあたっての諸々の説明があった。何かあれば、いつでもネットから予約してオンラインで診察を受けることができる。
無症状であれば、ソーシャルディスタンスを保ち、室内ではマスク着用など、基本的な感染対策をとれば外出もできる。
よーく考えてみると、この地で妖精ちゃんになっておいて良かったかもしれない。万が一、帰国後に妖精ちゃんになってしまった場合、その周りに降りかかる影響は計り知れない。
うん、うん、このタイミングで良かったんだよ。
参考になるかどうかは分からないが、記録として残しておく意味でも書いておくが、妖精ちゃんになってまずやることは、帰国便の変更とホテルの延泊手続きである。
妖精ちゃん🧚♀️になったらなったで、出たとこ勝負だぜ、と妙な勝負師魂がうずき、海外旅行保険には入っていなかった。
うーむ、ダメ元でクレジットカード付帯の保険が効くか確認してみようかな。
すると、JALカード(CLUB-A)付帯の保険で
・コロナ治療費(病院にかかった場合)
・ホテル延泊
・帰国便の取消し、新規購入
・PCR検査費用(陽性だったら)
が最大180日間カバーされる。
えっ!まじか!
思っていた以上に手厚い補償内容じゃない?
因みに、航空券はマイル特典航空券だった。
通常、手数料(3,000円くらい)払って取消可能であるが、日程の変更はできない。が、妖精ちゃん🧚♂️ってことで、取消手数料無料、しかも日程変更も無料でできるとのこと。
帰国便の予約取消、新規購入費用も保険でカバーされているならば、マイル特典航空券は取り消して、片道だけ新たに買い直した。実質、帰国便はタダになる。
妖精ちゃんの証拠をメールでJALに送ったら、後日、片道分のマイルとサーチャージが返金された。(仕事が早い!)
で、後から気がついたんだが、
どうせ保険でカバーされるんなら、ビジネスクラスの席でも良かったんじゃね?と。保険会社に上限を聞き忘れたのは痛恨のミス。
そして、帰国のタイミング。
現時点では搭乗72時間前までの陰性証明が必要で、妖精ちゃんであり続ける限り、帰国することはできない。
しかし、フィンランド国立保健福祉研究所推奨の自主検疫期間(5-10日)を経過し、回復しているものの、その後の検査においても陽性判定が続き、帰国が困難になっている場合は、医者から回復証明、日本大使館から領事レターを書いてもらうことで帰国することができる。
うーん、めんどくさいな。
しかも、この領事レターをもらうための問い合わせが日本大使館に殺到しているらしい。
どのみち、9月7日からは搭乗72時間前までの陰性証明なしに帰国できるし、その時には妖精ちゃんになってから2週間経過してるし、無症状であればもうさすがに大丈夫でしょ?
ということで、いそいそと2度目の帰国便変更と、ホテル延泊の手続きを進める私であった。
今度はゲン担ぎでホテルをマリオット系に変えちゃうもんねー。
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