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忠臣蔵で有名な赤穂城 [日本100名城] [兵庫県赤穂市]

(2020年8月の攻城記録)


姫路からJR山陽本線・赤穂線の電車で向かうこと約30分、播州赤穂駅へ到着しました。播州赤穂といえば、赤穂浪士、忠臣蔵で有名ですね。とか言いながら、この赤穂事件についてはあまり詳しくないので、機会があったら本を読んでみます。

目指すは日本100名城の1つ、赤穂城ですが、駅からはそこそこ歩くので自転車を借りることにしました。後からこれがナイス判断だと思い知らされました。



さて、まずは赤穂城の縄張りをざっくり見てみましょう。
本丸を取り囲むようにして二の丸があり、輪郭式か?と思いきや、二の丸の北側に張り付くように三の丸があります。これは梯郭式の配置で、、結局、変形輪郭式と呼ばれるようです。

更に、気になるのは本丸の形。五稜郭を彷彿させるような星形要塞っぽくなっています。赤穂城が築城されたのは江戸時代に入ってからなので、銃砲撃戦をかなり意識した近代的城塞になっているのでしょう。



赤穂駅から自転車で大通りをまっすぐ走ったら、三の丸、大手門に到着しました。


ここからまずは外堀をぐるりと一周回ってみることにしました。

石垣が草ぼうぼう、、、



二の丸、清水門跡

ここも石垣が草ぼうぼう



二の丸、東北隅櫓台跡



更に進みます。自転車なので楽チンなんですが、とにかく暑い!


二の丸、潮見櫓台跡



二の丸、水手門に到着しました。池にブラックスワンの小屋が浮いてます(笑)



この石垣が曲線を描いているのが珍しく、これは築城時からなのでしょうか?
それとも復元時にこうなった?



二の丸、南沖櫓台跡



おっと、テニスコート越しに見えるのは、三の丸の西南櫓台跡です。



別のアングルから、三の丸の西南櫓台跡と干潟門跡になります。
自転車では近づけないので、ゲートボールを楽しむご老人越しに見学です。


三の丸、塩屋門から城内に入ってみます。


三の丸には藩士の邸宅跡がずらり。


と、三の丸の敷地内に大石神社なるものがあり、武士の銅像がずらりと並んで圧巻なのですが、これは察するに赤穂浪士の方々ですね。

すぐそばには大石蔵之助の長屋もありました。




二の丸の石垣と北隅櫓台跡



また大手門に戻ってきました。さて、ここから攻め入ってみます。



橋を渡ってやっと入れた!と思ったら、左右正面から一気に攻め立てられ、お陀仏かな?



さて、二の丸門跡に到着し、右手には風光明媚な二の丸庭園があるのですが、運悪く「整備中」とのことで、門が閉ざされており入ることができませんでした。


気を取り直して、本丸へ向かいます。



本丸には御殿、庭園、天守台跡があります。


立派な天守台ですね。
ここも明石城と同様に、天守台を作ったけど、天守は作られなかったようです。


天守台から庭園、御殿跡を眺めます。
どんな本丸御殿だったのか、間取り図を見ながら妄想が膨らみますね。



さて、本丸を出て、二の丸をぐるっと回ってみます。

本丸、厩口門



本丸、東横矢枡形


ついつい石垣に見入ってしまいます。



本丸、刎橋門(はね橋)


南横矢枡形


仕切門


とにかく見所満載で時間が全く足りませんでした。
自転車でぐるっと効率よく回ってみることができて助かりました。もし、徒歩で見学していたら、時間がかかる上に、途中で暑さにやられてくたばっていたかもしれません。


帰ったら、赤穂事件、忠臣蔵のことをちゃんと勉強しようと思いました。


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