サハラマラソンの食料、行動食あれこれ
拙著のAmazonレビュー、何件か頂いております。ありがとうございます。
このようなレビューを頂いたので、書籍の内容を補完する形で食料や行動食に関する話をnoteにまとめることにした。(改訂版に加筆し、盛り込む予定。)
食料や行動食の考え方については人それぞれ好みもあるので、1参加者の意見として見て頂ければ幸いである。
昨年、7つのステージレースに出場し、1年のほとんどをレース準備→移動→レース→レース準備→移動→レースと繰り返してきたため、食料については回を重ねる度に自分の最適解に近づいてきたかなと思っている。
なので、今年の台湾、サハラ砂漠、ゴビ砂漠、ルーマニアでのステージレースではもう何も考えることなく、機械的に食料をネットで取り寄せたり、近所のドラッグストアで購入している。
基本的な考え方は、2015年(第30回大会)に女子総合優勝したエリザベート・バーンズ女史が書いたブログ記事内容をかなり参考にしている。その彼女の記事の内容について触れた過去記事がこちらである。
参加者を Fast runner / Mid Pack / Walkerと分類すると、私はMid Packと考えられるため、食糧の構成は以下のようになる。
速いランナーは昼頃には野営地に戻ってくるため昼ごはんが必要だが、昼はまだまだレース真っ只中の私みたいなパワーウォーカーは補給食で補うことになる。野営地に戻ってくるのが、大体15時〜17時くらいで、レース後30分以内に何か食べろと前にモロッコ人エリート選手からアドバイスされたこともあり、すぐさまリカバリー食のもぐもぐタイムに入る。晩御飯は大体18時〜20時の間になる。
こちらは今年6月のレーシング・ザ・プラネット主催のゴビマーチに出場した時の食料計画である。(テクニカルチェック時にスタッフに見せるので英語表記になっている。)
レーシング・ザ・プラネット主催のレースはお湯が支給されるため、朝晩で2回、コーヒーやスープを飲んでいるが、自分でお湯を沸かすサハラマラソンではどちらかを1日1回飲むか、飲まないか。私の中では完全なる贅沢品だ。
これは完全に好みであるが、
朝食、晩御飯は麺類、白米(お茶漬け、ふりかけ、スープぶっかけ)を中心に、
行動食は、グミ、スポーツバー(SOY JOY, カロリーメイトあたり)、
リカバリー食は、ナッツ、ドライフルーツ、ビーフジャーキーもしくはサラミ
これが私の定番である。
レース前にアルファ米やフリーズドライフードを試食してみて、美味しかったら持っていくっていうことも昔やってはみた。実際、現地に行くと、その時の体調や気候で美味しかったと思っていた食料が不味く感じて、食べれなくなるというのが結構ある。
そして、私は尾西食品やサタケ食品のわかめごはん、五目ごはん、ピラフなどの類を受け付けなくなってしまった。何とか、白米にお茶漬けとか、ふりかけ、何かを混ぜると食べることができた。
ということで、これは人の好みとか色々あるので何とも言えない。ただ、普段から食べていて美味しいと思っているものは、極地に行っても大体美味しく食べることができる。
拙著にも書いたが日清のカップヌードルはどこで食べても美味い。チキンラーメンなんか、お湯なくても、そのままボリボリ行けるし、軽量&高カロリーでカロリーパフォーマンス良すぎ。
あ、あとカレーも間違いない👍
1参加者としての意見、参考になれば幸いである。
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