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東京タラレバ娘をリピートする娘

東京タラレバ娘2020が放送されましたね。
3年も前なんですね、私が金髪に興奮していたあの日々は。

売れない脚本家の倫子さん。
恋多きネイリスト香ちゃん。
一歩引いた冷静な居酒屋の看板娘小雪さん。

3年でみんなそれぞれにたくさんの経験をしていたようです!
私は何も変わってない…というわけでもないけれど、そんな感じ。

ほとんどの女性がこの3人のストーリーのどれかには共感できるようになっている。
もちろん、こんなに美人で、しかも焦ってらっしゃるけど33歳。
それなりに近くに男性がいて、モデルとかバンドマンはちょっとリアリティないけれど、それはそれで逆に夢がある。

今回の倫子ちゃんは図書館司書の彼がいて、しかも松下洸平!
二人の恋愛がすごくよかった。
趣味が合うわけではない、食べ物の好みも違うけど、それぞれに好きなことをしながら一緒にいるのが落ち着く。
私は人を好きになれないタイプで、今までその理由はなんかツボが合わないとか、外見とか性格でここがいいってのがないからだと思ってたんです。
でも、好きになる時は理由がなくて、ツボは合わない、イケメンだとも思わない、ここが好き!ってのがないけど、一緒にいたいと思う。
倫子ちゃんと朝倉さんの関係を見てすごく共感したんです。
結果的にフラれるんですけど。

今回の香ちゃんは、なんと既婚者になってます。
バンドマンのりょうちゃんではなく、同級生の高校教師。
休みの日にソファーで二人でテレビ見ながらビール飲んで笑って、幸せそう。
すごくいい人だけど、のんきで鈍感であまり自分の意思がない。
過保護なママに奥さんが困ってても気づかない。
結婚したから幸せってことではない。
これから二人でどうやって生きていけばもっと幸せになれるか、お互いに思いやることが幸せだし、幸せな未来をつくることを考えられる相手と結婚できることが幸せなのだなぁと思いました。

今回の小雪さんはカフェをオープンします。
父ちゃんの居酒屋の看板娘でしたが、自分の店を持つことに夢中。
丸井さんとの不倫を終わらせてから、仕事で夢をかなえることを考えて生きている。
倫子さんの結婚話が出て、寂しくなって、マッチングアプリで出会った相手と1回目のデートでやってみるけど、なにも感じなかったんですよね。
ちゃんと好きになりたいんだって気づいたんですよね。
仕事で夢をかなえて満たされる部分と、好きな人がいて満たされる部分は別物だし、やっぱり両方ほしくなっちゃうんですね。

健康な体で、仕事があって、大好きな旦那さんや奥さんがいて、元気な子供がいて、落ち着ける家があって、というのは、
私から見たら人生の勝ち組であって、ちゃんと人を好きになれるきれいな心を持った人にしか与えられない称号なんです。
人を好きになれなければスタートラインにも立てない。
そんな悲しいことを思った。

そして、今回もkeyくん。
前回の倫子の胸で泣く姿は何回見てもいいんだけど、
今回は吞べぇで涼しい顔で、会いたかったから。
とか、早坂さんと飲んでて、あの人が決めることですから。って言った悲しい目
とか、上からくる身長差ハグと背中にある白くてきれいな手
とか、ちょっと離れてから、倫子!またあんたに会いに来るから。
とか、歩いてる後ろ姿まで完璧でした。
ありがとう健太郎。

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