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私の美意識

最近、美意識について考えている。

ちなみに、ここで書きたいのは、美容とかの美ではなくて、考え方・価値観・自分の正義に照らしたときこれはやっていい、やりたくないみたいな話。

山口周さんの、「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」の影響が大きい。
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(いろんな会社の事例から、考え方などが全てデザインにも落とし込まれていく、という部分の理解が深まる良い本)

私もサイトのブランディングや企画に関わる者の端くれとして美意識は持っていないとならないと感じていて。

仕事でいえば、仕事で社会を良い方に変える人の後押しをすること。志ある若い人が見た時に心地よいと感じられて、見るたびにちょっと熱くなるようなサイトをつくりたくて、アウトプットとしてそれにあった色味やトーンなとデザイン的な部分が紐づいてくる。

少し話は変わるけど、先日安住さんや水卜さんはじめ各局のアナウンサーが集結する特番を見た。

アナウンサーってただもらった原稿を読むだけじゃない、すごい仕事なんだなということがわかる番組だった。一人一人がみんな美意識を持っていて、その美意識は、会社のためよりもまず社会をより良くするところに根ざしていると思った。

NHKの高瀬さんが、急遽入ってきた災害時の映像を見ながら実況をした時の話をしていた。

川が氾濫するなか、人が映し出されていて、その人があつ濁流にのまれてしまってもおかしくない状況下。

目の前の事実を伝える使命と、もしその人が濁流にのまれてしまったらという恐怖や葛藤、その場合自分はそれをどう伝えるのか。

自分が実況しなければならない立場だったらと想像しただけで震えるような状況だけど、咄嗟の判断しなければならないとき、その人の美意識とか、大事にしてるものが拠り所になるのかもしれない。(だから、自分が大事にしてることと、会社の理念が全く同じではなくても近いとあうことは、すごく、重要だなと改めて思った)

まとまりがない文章になったけど、自分の美意識は常に磨いていたい。そしてこの美意識は根本はそこまで大きく変わることはないと思うけど、時代の変化に応じて微妙にアップデートしていくべきものでもある気がする。

その時代、その時代で、どうあれば美しいか、どういう姿が尊いか。考え続けたいと思った。

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