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自己肯定感・自己評価の上げ方や自分を特別に感じるためのポイントや方法。


自分だけではなく、周囲の人や子育てなどのご参考に。

本来、自己肯定感が高い人の方が少ないとは思います。
とは言え、極端に自己肯定感が低すぎると自信が持てないままで何も行動ができなくなったり、表現がしにくくなってしまったり、精神的に病んでしまったり、希死念慮が拭えなかったりと、人生を過ごしにくくなってしまいます。

◆自己肯定感が低い人はどんな人?

・先天的なタイプ
(この解説では生まれつきという意味の先天的ではなく、生まれ育った環境のことを先天的として説明しております)

生まれ育った環境で、兄弟格差があったり「他の人はいいけれど、あなたはダメ」と言われて育ったり、学校などでのいじめや差別的な言動を受け続ける。
人に貶される回数が多い。
厳しく指摘されすぎて、褒められる事が少ない。
成功体験自体が少ない。
失敗体験が多い。

・後天的なタイプ
幼少期に成功体験が多かったり、クラスでとても人気者だったはずが、環境の変化(転向や進学)の流れで失敗体験をしてしまったり、人間関係がうまくいかなくなり、心が折れてしまうようなことがある。自信を失ってしまう。
親からわかりやすい愛情表現を受け、大切に育ててもらっていたけれど、大人になってから愛されるようなことが極端に減ったり、恋人や友人・パートナーから親と同じように優しく接してもらえないなど。

【ここで重要なこと】

人はいつでもどんなタイミングでも、誰でも、自己肯定感が低くなる可能性を孕んでいます。

自分の魅力やスキルを上げ、自然と周囲から褒められる環境を作り上げることが、簡単な自己肯定感の上げ方です。揺るぎにくいのもポイント。

けれど、そうも上手くいかないのが人間です。

自分だけがこの世に必要とされていない気がする。自分だけが何も持たされて生まれてきていないような気がする。特技はあっても大したことはない。

そんな風に思っている人は“引っ込み思案“になりがちです。
そうなると本来の魅力すら発揮されにくく、結局自己肯定感はずっと上がらないまま。
自分を特別視するなんて、無理に等しい。

そして、周囲から褒められていても、根本的な心のモヤモヤを解消していかなければ、自分を認めることがいつまでもできない状態が続きます。

なので今回は“初歩“から解説していきます。

◆周囲の状況から自分を見る。
・自分を好きになりたいと思っていたり、好きになろうと努力しているだけで、とても素敵な事です。
変化を望む人は、変化を起こせる力を秘めているからです。

・好きだと言ってくれる人がいる。
家族・友人・恋人・職場の人・先輩や後輩など、自分の周りに一人でも“あなたと一緒に過ごす時間を望む“人がいるのなら、それはもうあなたが“特別“であるということ。

◆言われたことを素直に受け止める(受け入れるとは別)

“〇〇さんって〇〇なところが良いよね“や“面白いよね“や“〇〇をやってくれてありがとう。助かった“など。
周りから何かしら褒められるようなことがあれば、お世辞だろうが、本当に褒めてもらっているのかは気にする事なく、期待するのではなく、飽くまでも素直に受け止める。

自己肯定感や自己評価が低いと、人は褒められたことを“お世辞だ“と思いがちで、素直に受け入れることが出来ません。
そうではなく“伝える努力をしてくれる人がいる“として受け止めることが大事です。
“いやいや私なんて“と謙遜するのではなく“そう言ってもらえて安心した・そう言ってくれようとした人がいることに感謝する“という意識を身軽に持つことです。

自分のマインドを安定させるためにも“自分を無理やり卑下しない“こと。
心掛けからでも大丈夫。

◆自分が好きな物や人は素敵だと思える。その好きな物や人に対して、好き・素敵と思える自分を素敵だと思う。

相手や物からすれば“あなたが好いてくれた“ということは偉大なエネルギーになります。ファンがいなければアーティストは成り立たないし、商品も売れません。活動も続けられない。“推し“とはよく言いますが、推しというのは偉大なのです。
あなたがその物事を好きになったことに対しては、必ず相手からも感謝の気持ちが発生しています。

あなたが好きな人や好きな物の本質を信じると同時に、あなたは自分の見る目を信用してあげてください。

◆過去のステータスや言われた事がいまの自分だと思わないことが大事。
人は変化していく生き物です。根本的な個性や信念などは失われなかったとしても、価値観が変わったり、知識を増やしていくもの。
さらに、環境の変化によってのメンタルなどが大きく左右される物です。
取り乱すことや、ストレスが溜まることで人は平常心でいられなくなることもあります。嫌な部分が出てきてしまった時に“私の本来の性格“と思わないことも大事。

負の感情が出てきてしまっている時は“本来のあなた“ではないのです。

思考のブロックや感情によって、後悔するような言動を起こしてしまうことは誰にでもあります。
過去起こってしまったことや、過去の自分に焦点を当てるのではなく、飽くまでそういう過程を経験し、成長した自分をみてあげてください。

◆人と比べないこと。
自分と人は別の存在です。美しいをテーマにしたドラマに綺麗という基準の人々が出演するドラマもありますが、ドキュメンタリーやリアルを追求したドラマや映画に、美しいを基準とする人たちだけが登場していたら、リアルを得られる作品にならないと思います。
そのように、人には人の役割が存在しています。できない人もできる人も。性別も障害も、アレルギーも人それぞれです。
面白い脇役の人がいるから際立つ。主役よりも有名になったり、人気になるということもあります。

私は俳優のムロツヨシさんや佐藤二朗さんがとても好きなのですが、彼らがいなかったら勇者ヨシヒコというドラマは駄作になっていたと言っても過言ではないと思います。

自分だけがダメなんてことはないのです。誰にでもできる・できないことはあるし、背負わされる重荷も違います。だから良い悪いも存在しません。それぞれがそれぞれの役割を生かして生きていくのが人生です。

◆自分の好きなことをする
私は2021年から、自己肯定感を全て失って生きていました。生きていてすみません。そんな気持ちが拭えないままでした。それを変えてくれたのが“タロットカード“です。
全く興味のなかったタロットカードに夢中になり、すぐに占いができるようになりました。
なんでも良いのです。今までやったことのないことをやると、新しい世界に入った感覚になれます。
バンジージャンプしたいなーでもいいし、スカイダイビングでもいいし、マラソンでも、編み物でも。

やったことがないところに、実はあなたの才能が隠れているかも知れません。
元々やっていたことから探さなくても大丈夫。新しくても大丈夫。
何も趣味がなかったとしたら、作ればいいし、やってみたらいい。つまらなかったらやめちゃったらいい。

なんでもいいの許可証をあげてください。
そして好きが見つかった時は、周りよりも“出来る人“になっているかも。
それがあなたの“自信“を作ってくれるかもしれません。

◆性格=個性
そもそも、性格=個性です。誰でもないあなたが成立している。
個性がない人なんていません。
お友達に“私には何もなーい“と言っている人がいますが、とても食べ物が好きなところが可愛らしくて、人一倍気が利いて、実は責任感に溢れていて、思いやりがあって一緒にいると癒されるそんな素敵な方がいます。

ね、特技なんてなくても、とても素敵だって周りは思っているんです。
自分が自分を認めてあげられていないだけ。ということに気づいてあげてくださいね。

◆好きでやっていることはテンプレートじゃなくていい。

趣味といえば、絵を描く・キャンプをする・歌う・料理とか。テンプレートな趣味ってありますよね。
そうである必要はありません。
ツイッターでバズっていた動画で、フクロウの被り物を被ってミュージカル仕立てにするのが好きな女性が、友達も参加して、ミュージカル調に演出していました。
そんな風に、テンプレートじゃなくて、好きを追求するだけで、それはもう立派な趣味です。そしていつかそれらが自分だけではなく、人を感動させたり、笑わせたり、癒されたりするものに変換されるかもしれません。

◆自分だけがダメなんて事はない。
自分だけがダメと思っている時点で、あなたは自分に“呪い“をかけています。
こうじゃなくちゃいけないというテンプレートの“呪い“です。
地味だっていい。ぶっ飛んでたっていい。何歳だっていい。どんな性別だって、どんな趣味を持っていようが、そこに周囲と自分に愛を持っているのなら、それで良いのです。

どんな人にでも愛おしい部分はあるのです。その部分を自分にも見出すことが大事です。

私は一人一人の愛おしい部分を探すのが好きです。
意味のわからないところで笑ってしまう人や、くだらないギャグを言って滑ってしまう人や、空気の読めない発言をしてしまって周囲をドキっとさせてしまう人とか。

人間って面白いなって思います。
完璧なんて本当は存在しない。素敵なんて枠は本当は存在しない。

私たちは生きる意味を他人任せにしすぎているのかも知れません。

あなたが死にたいと泣く時、それはもっと自由に生きたいと泣いている時だと思うから。

※ここからは心にちくりとするようなお話が入ります。繊細な方の閲覧は控えてください。

うさぎが商業的に殺処分される時、檻に入れられます。うさぎはストレスからケージに頭を強く打ち付けて自害する時がある。というのをボランティア活動の冊子で読んだことがありました。

私はそれを長年不思議に思っていました。動物に自害したいという気持ちの芽生えがあるのかどうかが疑問だったからです。

実際にはうさぎにしかわからないところではありますが、私はうさぎが「ここから出せよ」と強く望んで頭を打ち付けているのではないかと思ったのです。
そして頭を打ち付けすぎて、ある意味、自害しているように見える。

私も去年そんな経験をしました。「この状況が変わらないのなら、死んだ方がマシだ」と、泣き叫ぶ夜がありました。

そんな風に、私たちは自由に生きたいと強く望みすぎて、死にたがっているのにしかすぎないのではないかと思っています。

あなたがどうか「私で生きていてよかった」と少しでも思えるように、ご参考にしていただけたら幸いです。

そして、すでにこれを読んでいるあなたは“自分を好きになりたい“という“自分に対して愛溢れた感情“を抱いているということにも、気づいていただけたら嬉しいです。

REN

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