子育てとメタファー(metaphor、隠喩、暗喩):読書と講演会、解読力と認知の拡大

主婦・主夫はの仕事は、全能職とも言えるでしょう。
家庭内での活動は単なる家事や育児だけでなく、予算管理、家族の健康管理、教育、コミュニケーション、精神的支えなどには、柔軟な適応性が求めれらます。
その中で、絵本の存在は神様みたいに有難い存在でした。
「がみがみお母さん」という紙芝居がありました。
子供達に何回も何日間読まされました。有難い絵本でした。
まゆちゃんは、花付きのおじいさんから、菊の鉢をもらい、大事に育てています。毎朝、丁寧に水やりをするので、お母さんは、園に遅れはしないかと、ついお小言を言ってしまいます。お母さんがうるさいのは、朝だけではありません。1日中ガミガミ行っているみたい。なんでこんなに、お母さんはうるさいのかしら。やがて、まゆちゃんの菊が蕾をつけた頃、おじいさんが菊にハサミを入れました。大きな花を咲かせるのに、手入れをしているのです。まゆの問い:「人間も手入れするの?」…
一言の重みを感じた絵本でありました。

注:作品の複製や改変をせず、かつ無償(入場料を徴収しない、朗読する人へ報酬が発生しない)で使用する場合は、許諾の必要はありません。
出版者:童心社. 発行日:1980年(昭和55年)4月1日 シリーズ「堀尾青史・幼年創作かみしばい集」


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