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保育経験記録 0.5章

はじめに

まず、実習や実際の保育現場でのことを書く前に前提としてこの仕事は資格が必要になります。非常勤(いわゆるパートさん)としてであれば資格は問わないという園もありますが、そのような園でも有資格者の方が優遇されます。
この章では資格取得するためにはどうするか、そしてここから先の話で欠かせない実習について話していきます。

資格や免許を取得するためには

資格等を取得するには以下の2通りがあります。
・大学や短大、専門学校などで授業の単位を取得し卒業と同時に資格を取得
・講座などで保育の勉強をし、試験で合格し取得(保育士に関しては国家資格のため国家試験を受ける必要があります)
私は私立大学の保育科に進学したため、前者側でした。

そして公立の園を目指すならこれとはまた別に公務員試験を受験し、公務員になる必要があります。公務員に関しては年齢制限あったはず。上限年齢は場所よって上限の年齢が異なりますので、公立で安定して働きたい! と思う人は住んでいる市区町村で各自調べてみてくださいね。
ちなみにこの場合は、一般教養と専門科目があり、実技なんかもあるとかないとか(私は私立園に就職したため聞きかじり情報です)。
私立園は園によって採用方法が様々です。面接だけだったり、ピアノや読み聞かせといった実技があったりします。

実習について

資格をとるにあたって、実習は必須項目になります。基本的には教育実習(幼稚園での実習)が2回、保育実習(保育所での実習)が2回、施設実習(福祉関係の施設)が1回の計5回。学校にもよりますが、この回数くらいは実習があると思っていただいて大丈夫です。
日数は教育実習、保育実習ともに全部で累計4週間ほど。1回目、2回目で1週間、3週間と分けるか2週間ずつに分けるかは学校によって違います。
施設実習は私の大学の保育科では1回のみの3週間でしたが、社会福祉士を目指していた人は教育実習が1回のみで施設実習に2回行っていました。
実習中は学校で指定された実習日誌に毎日記録。
1日の流れとその日の反省や考察などをが主な内容。また実習先には毎日日誌を提出し、担当の先生に見せてコメントを頂くという形です。

実習内容は、
・観察実習
・参加実習
・部分実習
・責任実習
の4つ。

観察実習は保育現場には入るものの子どもたちとの関わりはほぼ持たないもの、後半3つは子どもたちとの関わりありきの実習と思ってください。
基本的には観察、参加実習が主になります。
参加実習とは、子どもたちの遊びに加わりながらどんな風に遊ぶのかや子どもたち同士の関わり方などを直接関わることを通して学ぶものです。
部分実習、責任実習は指導案が伴う実習です。日にちと時間を決めて指導案と呼ばれる計画書を作成し、実際に自分が主となって保育を進めてみるもの。部分実習は紙芝居や絵本、ピアノなど15分前後のもの、責任実習はその日の主活動を半日ないしは1日の保育を行うことをいいます。
責任実習に関しては実習の中の集大成、というイメージが強いので実習の後半戦で行うことがほとんどです。

このように実際に実習で保育の体験をしてから保育現場に立つことになります。また実習先から高評価を頂けると、まずは卒業までアルバイトで入ってみない? などの半内定状態になることをありますよ。

おわりに

いかがでしょうか? ざっくりではありますが以上が資格取得および実習についてです。
次からは実際の体験談を綴っていきます。記憶があやふやな部分もありますが予めご了承くださいませ。



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