3月1日(金) アニメーション即戦力テクニック講座+プラス /小池洋平さん まとめ

3/1、就活のついでにヨーヘイさんのアニメーションセミナーに行ってきました。

講座は下記の流れで進んでいきました。

1.アニメーション基礎(12原則について)

まずはヨーヘイさんによる12原則の解説。
理解しているものも多かったですが、そのなかでなるほど…!となった言葉が。
「(12原則に基づくことで)重力や筋肉など”当たり前のもの”を世界に置いてあげる」
CGアニメーションをやっていると、こういう当たり前のものが抜けてしまうことが……。そういうアニメーションをお客さんが観るとどこか違和感を感じさせてしまいストーリーが伝わらなくなっちゃうんですよね。

ほんのちょっとのオーバーシュートやオーバーラップを入れるだけで見栄えが変わったり、スクアッシュ&ストレッチで固さや柔らかさを表したり、、、12原則大切。
(12原則については各種サイトや私のブログの前記事にて)

2.中上級者向けのアニメーションフィジックス理論

ここは特に勉強になりました!
★アニメーションは腰が一番重要

★Cカーブ

★コンタクトフレーム

★COG(センターオブグラビティ)=重心

★人間の頭はボーリングくらい重い

★重さの一貫性が存在感へ繋がる
”当たり前なことを意識してやる”
”キャラクターが生きていると感じられるか”
”その重量の選択は意図的か”

3.魅力的なポーズの作り方

<リファレンスからのキーポーズの取り方>
1.ルート(腰)が一番高い、一番低いポーズ
2.ルートをまっすぐにつないでも中間をスキップしない
3.コンタクトフレーム
4.最初と最後のポーズ


<アクションにおけるインパクトの表現方法>

<コントローラーオーガナイズ>
IK leg におけるRX方向の回転について
→ToeRoll、HealRollでコントロールすると管理しやすい
(コントローラー自体のRXと混ぜて管理するとごちゃりやすい)

Spine部におけるコントローラーの管理について


リズム
・曲線への意識
・センターラインによるリズムの理解
・ジェスチャードローイングのすすめ


<ベンドコントロール>
ポリッシュで詰めるとリズムが生まれ見栄えが変わる!

<手のナチュラルなポーズ>
・何かを掴むときは指を広げぎみに
・指を開くときは人差し指から、閉じるときは小指から
→イーズインイーズアウトをずらして調整

4.フェイシャルアニメーション

<まばたきのポーズ>

頭の上がるところで頭の移動に合わせてまばたきするとGOOD

5.演技とは何か?アクティング理論

★Acting is Reacting = 演技とはリアクション
→キャラクターが何に対してどんな反応をしているかが全て

キャラクターが何かを認識するのに6~8フレームかかる

★ギアチェンジ
→感情のイーズインイーズアウト

6.レイヤードアプローチ技法

ヨーヘイさんのレイヤードメイキング動画を拝見。
一番最初のルートの1方向の動きをしっかり作りこむことが大切なんだなと思いました。使えるようになりたい・・・!

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