約20年ぶりの挑戦?(2)

 歳のせいか、時々昔の時のことがやたら懐かしくなる。しばらく前まではそれほどでもなかったけれど、やはりコロナのせいで自宅でのテレワークが増えて、今までの電車通勤が不要な日があり時間ができたとか、定年退職後に再雇用で継続して仕事はしているけれど、前よりも負荷が減ったというのが大きいかもしれない。

  できた時間で昔聞いていた音楽などを聞くために、しまってあったレコードなどを確認したら、結構手元になくて、実家に帰った時に探したけれど既に捨てられたようで、しかたないのでCDを買ったりした。その中に富田勲の"惑星"や"月の光"がある。富田勲の"月の光"は東京オリンピックの閉会式の聖火台の火が消される時に使われていて、久しぶりにいいなぁと思ったのだけれど、、、それとともにやたら昔シンセサイザーを作ったことが懐かしく思い出された。

 当時、トランジスタ技術とかを愛読する高校生(中学1年の時からの愛読書だったんだけど、なんだよって感じ)で初歩のラジオに連載されていた"山下シンセ"を見つけて、作ったのはいいけれど、ピアノなどを習ったことはないから当然弾く事はできなかった。

  昨年秋にネットで検索したら、この "山下シンセ" は雑誌の内容が復刻されて本になっていて、時代はめぐって、昔ながらのアナログシンセサイザーもいろいろある事がわかった。会社に入ったころはFM音源なるものが出てきていて、その後ソフトシンセが主流になっていたようだけれど、、自分自身は作ったものの弾けないところからマイコンに興味が移ったため、あまりその辺りの情報には興味がなくなっていた。

  昨年、シンセサイザーについて調べているうちに、約20年前に試みたピアノ演奏のことが気になり始め、今のパソコンで動くソフトを探したところ、今度はKAWAIで『簡単!ピアノマスター』というのを出しているのを見つけ、また挑戦してみようという事になった。

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  このソフトは前回使ったYAMAHAのものと違って、ピアノ練習用にバイエルが入っていて段階的に指の動きも練習できるようになっているのも良さそうだった。

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