世の中脂質だらけ!?
現代の食事は圧倒的に「脂質」の摂取量が増えています。
「現代人は炭水化物を摂りすぎている」という言葉を聞きますが間違いです。
下のグラフでもわかると思いますが、圧倒的に脂質の摂取量が増えており、そのことで健康状態に問題が生じている方が多くなっています。
「油の多いものは避けている」といった方でも脂質過多になってしまうほど、脂質が多い食品を口にしてしまう機会がとても多いので注意が必要です。
どのような食品に多く脂質が入っているのか解説していきます!
コンビニ弁当は脂質過多になりやすい
・外食が多い
・コンビニをよく利用する
・加工食品を利用する
この場合は脂質過剰になりやすいです。
コンビニ弁当に注意
炭水化物:117g=468kcal
タンパク質:34.7g=138.8kcal
脂質:45.5g=409.5kcal
割合にすると炭水化物46%:タンパク質13%:脂質40%です。
理想のバランスは炭水化物50〜60%:タンパク質13〜20%:脂質20〜25%ですので、脂質がかなり多いことがわかると思います。
炭水化物:110g=440kcal
タンパク質:34.7g=94.8kcal
脂質:52.5g=472.5kcal
割合にすると炭水化物43%:タンパク質9%:脂質46%です。
これも脂質過剰です。
コンビニで販売しているワンプレート弁当は脂質が多いものがあるので注意しないといけません。
ファーストフードに注意
・○ンタッキー フライドチキン
炭水化物13%:タンパク質30%:脂質55%
・○クドナルド テリヤキバーガー
炭水化物30%:タンパク質12%:脂質56%
・ミスター○ーナッツ オールドファッション
炭水化物38%:タンパク質4%:脂質55%
このようにほとんどの商品で脂質がたっぷり含まれています。
特に脂質が多い商品だけを抜粋したわけではありません。
ほとんどがこのような脂質が多い割合となっています。
フライドチキンなんて肉ですし、タンパク質の塊だと思いませんか?
ドーナッツなんて小麦粉と砂糖ですし、炭水化物の塊と思いませんか?
その先入観を一度リセットしましょう。
ほぼ全ての商品にとんでもない量の脂質が含まれています。
たまに食べる程度ならいいですが、常食すると身体へ負担をかけてしまいます。
加工食品は脂質過剰になりやすい
冷凍食品・冷蔵食品ともに加工食品は脂質が多いです。
・ハンバーグ
炭水化物12%:タンパク質25%:脂質62%
・甘酢肉団子
炭水化物33%:タンパク質17%:脂質49%
ハンバーグ・肉団子に限らず加工食品には多くの脂質が混入してます。
脂質の量を適正化するにはお伝えしたように「コンビニ食」「ファーストフード」「加工食品」などでは脂質の過剰摂取となってしまいます。
なぜこんなに脂質が入っているのでしょう?
それは「美味しい」から。
そして「コストが低い」からです。
人類は飢餓の時代を経験してきたので、カロリー豊富な「脂質」に目がありません。
生き延びるため重要だった脂質ですが、脂質が豊富になった現代では様々なデメリットが生じています。
なるべく加工食品を食べないようにしましょう!
自炊をするだけでも脂質の摂取量を適正化することができます。
しかし「揚げ物」「炒め物」を頻繁にすると脂質の摂取量が増えてしまうので注意して下さい。
そしてスーパーで売られている「肉」には脂質が多く含まれているのでなるべく脂質が少ないものを選択することも必要になります。
PFCバランス(炭水化物・タンパク質・脂質の割合)を適正化し、健康な身体を維持していきましょう!
お読み頂き有難うございます!
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