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魂の結婚(11)ハイヤーセルフの質問

3人目。それは、完全に想定の範囲を超えていました。最初に聞かれたとき、私はびっくりして、何も言えませんでした。しかし、その質問は、3回続きました。

3回目に聞かれたとき、私は「欲しい」と答えました。彼のハイヤーセルフからの質問で感嘆するのは、いつも必ず私の意思を尊重してくれることでした。

「あなたは、どうしたい?」

質問を投げかけてくれると、そのことについて色々考えます。最初は頭で考えるのですが、段々と無意識に入っていたブロックのようなものが溶けていき、再び聞かれたときには「YES」と答えられるようになっているのです。そして、結局自分の中で「YES」が出てその方向に進むと、その方向がとても楽しく、最善だったということに、後から気付くのです。

3月3日に、3人目が生まれました。怜央(れお)。名前は、彼が付けてくれました。

3月14日に、4人目が生まれました。レナ。この子はカタカナになりました。

手帳に「バースデーカレンダー」というページがありました。「家族や友達の誕生日を書いておきましょう」というページです。私はそこに、子供たちの誕生日を記入していきました。

2月10日 一哉(長男)

2月14日 未央(長女)

3月3日 怜央(次男)

3月14日 レナ(次女)

それは、一見不思議なカレンダーでした。不思議すぎて、何にも言葉が出てきませんでした。

気付くと、1か月もたたないうちに、一哉は5才くらいになっていました。その成長ぶりに、私は「はっ」としました。もう、完全に男の子でした。

怜央は、よく泣く子でした。その度にお乳をあげるのですが、ものすごく飲むのです。その感触が本当にリアルなのですが、このひとときは、とても幸せな時間でした。

この頃、私はあるイメージを見ました。私は、みんなと手をつないで、輪になっています。手をつないでいる人たちは、私が今までの人生で、出会ってきた人たちでした。そして、輪の中心にいるのは、彼でした。私の今までの人生が、輪になって、ひとつになっていたのです。

それは、インナーチャイルドの癒し、と言えるのかもしれません。みんな、笑っていました。私も笑っていました。


『5次元の恋人』では、男性側の気持ち、スピリチュアルな観点、手帳や文房具の楽しみ方など、様々な分野で記事を書いております。何か有益な気付きがありましたら、サポートして頂けると嬉しいです。