ロジカルシンキングってなんだよ
今日はロジカルシンキングについてです。
ロジカルシンキングとは
論理的思考のこと。
自分の考えや複雑な問題を客観的に見、矛盾や飛躍なく筋が通るよう整理する思考方法です。
問題の解決策を見つけるためによく使われる思考法のことです。
今回は代表的な考え方を簡単にお話します。
演繹法
まずは、演繹法(えんえきほう)です。
〇〇だから、〇〇である。という考え方です。
大前提→事実→結論という構成です。
夏も近いので、カブトムシで例えてみましょう
大前提:虫は6本足である
事実:カブトムシは6本足である
結論:ゆえに、カブトムシは虫である
大前提と事実に共通点がありますね。
ここでは6本足という共通点があるので、そこから結論が生まれています。
このように共通点を階段のように積み重ねて整理する考えが演繹法です。
帰納法
つぎに、帰納法(きのうほう)です。
Aはxx、Bはxx、Cはxxだからアルファベットはxxだという考え方です。
ある事柄の共通点を見つけて、ルールを見つけるというような構成です。
今回はボーナスも近いので、ボーナスで考えます。
Googleの社員はボーナスが高い
Appleの社員はボーナスが高い
マイクロソフトの社員はボーナスが高い
→外資系のIT企業はボーナスが高い
外資系の各企業の共通点を見つけて、各企業が属する集団(分類)はボーナスが高い(ルール)という考え方です。
ロジカルシンキングの世界で有名な2つの考え方をお話しました。
以下、比較です。
どちらも、無意識でみなさん行っています。
ポンデリングは美味しい、ダブルチョコレートは美味しい、エンゼルクリームは美味しい=ミスドは美味しい!(帰納法)
毎日ラーメンを食べると太る、僕は毎日ラーメンを食べている=僕は太る(演繹法)
株式会社ABC商事の経理のAさんは東京大学、営業のBさんは京都大学=株式会社ABC商事の方は高学歴!(帰納法)
こう見ると、意外と普段から使っているんです。
しかし、メリット、デメリットもあります。
ここでは覚えなくて大丈夫です。
まずは、使ってみましょう。
最初から使い分けだとかメリットだとか考えるよりも、やってみるほうが有意義です。
演繹法とか帰納法とかの名前も覚えなくて大丈夫です。
分からなくなったら「ロジカルシンキング 考え方」とかでググればいいです。
なので、細かいことは気にせず、食べ物、飲み物、ゲーム、アプリ等
今、目の前にあるものを、演繹法or帰納法を使って考えてみて下さい。
今すぐに、一回考えてみて下さい。
考えましたか?
ロジカル思考を理解するためには、本を一冊読むより一回考える(やってみる)ことのほうが、上達が早く効果的です。
サッカーがうまくなりたいなら、サッカーの本を数冊読むより一時間練習(やってみる)したほうが上達が早くて効果的ですよね。
ゆえに、本を読むよりまずはやってみるほうが効果的で上達も早いです。
さあ、この共通点がある内容からルールを見出す考え方は?
演繹法?帰納法?どちらでしょう。
話がそれました。
ロジカルシンキングはスポーツや勉強と同じでまずはやってみることで身につきます。
今みなさんは、自分の目の前のもので考え、上記の文章で考えました。
既に2回も「やってみた」のです。
少しは理解が深まったと思います。
毎朝の電車で、寝る前に飲んでいるものや食べているデザート等、一日一回だけこの考え方を思い出してみて下さい。
回数を重ねれば重ねるほど身につきます。これは一生役に立ちます。
難しく考えないで下さい。
本を読んで理解できなかった。
一回どっかでみたことがあるかもしれないけど忘れてた。
演繹法って見たことあるけど、「えんえき」って読むんだー。
そんな方もいま「実際にやってみた」のですから、以前よりもしっかりと身になっているはずです。
以上、基礎の基礎のロジカルシンキングでした。
より深く学びたい方は、以下書籍もおすすめです
個人的に噛み砕いていてわかりやすかった本
もっと詳しく学びたい方
では、お疲れさまでした!
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