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アフリカ縦断記(17) アフリカンヘアに挑戦した結果、女性へのリスペクトが止まらなくなる。
こんばんは、10月に入って外は涼しくなってきましたね。と時候の挨拶をアフリカでするのが違和感でしかないです。10月なのに温度は引き続き蒸し暑く、夜も汗でびっしょりです。残暑の残がながすぎます笑
前回の記事はこちら、お金に対しての考え方が大きく変わったお話です。
キリマンジャロでお世話になったモシとは今日でバイバイです。次の目的地は首都ダルエスサラーム。
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バスに乗って8時間ほどかけて向かいます。
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つきましたダルエスサラーム。凶悪都市としての風格は感じられなかったのものの、身の安全のため宿に急ぎます。
最高記録
午後2時宿に到着、その日は内定者のイベントがオンラインであったので、宿に滞在していようと思った矢先、停電が起こります。
停電はもはや驚くことでは全くないのですが、今回の停電はなかなか復旧が遅いのです。痺れを切らし、近くのカフェに行きました。カフェで得体の知れないスープを勧められ注文。めちゃくちゃ酸っぱいけどなんかクセになる味でした。後で調べてみたらザンジバルミックスという料理で、現地人がよく食べるものらしい。
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結局夜の23時に復旧しました。10時間の停電は最高記録です笑
ダルエスサラームでやること
凶悪都市ダルエスサラーム、実はあまりやることがないことに気がつきました。そこで、二つのやることを決めます。
ザンジバル島に行くこと
ドレッドヘアにすること
ザンジバル島はタンザニアのすぐ東側に浮かぶ島で、リゾート地として楽園と呼ばれながらも奴隷制度が長く残り続けた歴史を持つ悲しい一面も持ちます。アクティビティが豊富みたいなのですが、時間がかかるのと旅行者価格過ぎたので、日帰りで足を運ぶことに。
翌日の朝フェリー駅に向かい、チケットを購入。なぜかクレジットが使えないと言われATMを探し回っている間に船が出航してしましました。
予定変更
仕方がないので、ドレッドヘアに予定変更。近くで美容院を探しますが、日曜日なのでお店がやっていません。たまたま宿の最寄り駅の近くに見つけた散髪屋さんで話をすると、現地人がやっている店があるから連れて行ってくれると言われ、バイクに乗って向かいます。
アフリカっぽい内装に衛生状態なんて言葉知りませんと言わんばかりの汚れの数。現地人なので全く英語も伝わらなさそうですが、もう面白いと思って入店。
アジア人の髪型が初めてなのか、五人ががりで私の髪質を吟味します。結果、ドレッドヘアにすることができると言われ、瞬く間に散髪がスタート
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地べたに座らされ、ヒモのようなものでひたすらに髪が巻かれていきます、、、
痛い!とにかく痛い!髪を無理やり巻き付けるので髪の根っこが引っ張られるような強い痛みが走りました。
あと、鼻をほじった手をなめながら俺の髪で拭くのをやめてくれ!でも言語が伝わらない、、ああもどかしい。
2時間ほど苦しみに耐え、ついに完成です。
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うん、悪くない!
アフリカ人っぽさが滲み出てすごく良かったです。何より嬉しかったのは、チャイニーズと言って街中で話しかけてくる人が急激に減ったことです、あぁ僕はもはやただの観光客ではないんだ。となんだか変な自信も湧いていたのを覚えています。
ドレッドヘアの問題
しかしこの髪型、致命的な問題が2点あります。まずは、シャワーを浴びてはいけないということ。水に濡れるとせっかくの束ねが台無しになるそう。現地の女性もこの髪にするとシャワーをほとんど浴びず、月に一回手直し時にだけ浴びるんだとか。
そして2つ目が深刻で、頭に負荷を一切かけることができないことです。例えば帽子を被ったり、横になったりすると、付け根に負担がかかり激しく痛むのです。宿に着き、休憩しようとした時にこの現実を知った僕は絶望。当然夜も痛くて眠れません。
これがアフリカ人の流行りの髪型なんて信じられません。睡眠と衛生を返上して叶えた髪であると思うと尊敬しか出てきませんでした。
ザンジバル島へ
結局眠れないまま翌日の朝を迎えます。フェリーで爆睡し、ザンジバル島につきました。
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ザンジバルは歴史上複数の文化を融合した地域であり、ストーンタウンと呼ばれる中心地は世界遺産に登録されているほど。アフリカとは思えないような光景が広がります。
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着いていきなりwalkguideと名乗るおじさんに1時間20ドルで案内してやると言われました。高すぎるので7ドルにまで下げてもらうことに、このひとについていきます。
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こんな感じで有名かつ煌びやかな場所に連れて行ってもらったのですが、このガイドの説明が乏し過ぎで全く面白くありません。
「This is a hotel. Take a picture!(ここはホテルだよ、写真とりな)」
「I know what it is. What’s special about this hotel?(いや、ホテルなのはわかってんのよ。どんな特徴があるのかを教えて)」
「…… Let‘s go」
もしかして典型文しか覚えてない初期のAIなのかな?この道10年ってどれだけ観光客悲しませてきたんでしょうか笑 やけに価格の引き下げにも積極的だっのはこのレベルのサービスであることを引け目に感じていたからなのかもしれません。
彼がいなくても街はシンプルな構造だと把握。1人で散策を続行します。
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海鮮も有名だと聞いていたのでタコのスープを注文。これがとても美味しかった。
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あっという間に帰りのフェリーの時間に、もっとお金があったらまたバカンスとして訪れたい素敵な島でした。
ダルエスサラームは良くも悪くも大きな発見はなかったです。自分なりに楽しむことができたので満足とします。最後まで読んでくれてありがとうございました!
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