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「ハイブリッドワーク」という選択肢

(リモートワーカー協会事務局 三田村)

リモートワーカー協会は、リモートワークをする方に有益な情報を届けることや、国や自治体に働きかけることを目的とした団体です。
リモートワーカー協会理事+事務局スタッフでの持ち回りnote連載、今回は事務局三田村からの発信です。

私は現在、株式会社キャスターで営業として働いています。
オンラインでのセールスが主たる業務ですが
たまたま首都圏在住ということもあり、
オフラインイベントにもよく足を伸ばしています。
(もしどこかでご一緒したら気軽にお声がけください!)

先日ヴァーチャルオフィスを提供するoVice社が主催する
「oVice Summit 2022」というオンライン・オフライン同時開催のイベントのオフライン会場にお邪魔しました。
そちらに参加しての気づきや発見をお送りします。

「oVice Summit 2022」のテーマと内容

こちらの「oVice Summit 2022」、全体を通してのテーマは「ハイブリッドワーク」です。

①コロナ禍を通して、企業で働く個人の多くがリモートワークを体験し、どこで働くか(場所)、いつ働くか(時間)の自由度を求めるようになった。
②一方で、必要な情報の共有、関係者との意思疎通、仕事ぶりの可視化のためオフラインの場に集まりたいというニーズも出てきてオフラインへの回帰も始まっている。
③企業には、これらの相反する2つの条件にうまく対応した就労環境の提供が求められている。

上記を実現する今後の働き方としてハイブリッドワークがある、というメッセージがイベント通しての内容でした。

こちらのメインテーマのもと、たくさんの講演が行われていました。

目玉であるハイブリッドワーク体験ゾーンでは、
・オフラインでオンラインで自動同期される光学ホワイトボード
・ヴァーチャルオフィスと物理空間をシームレスに繋ぐ常時接続の360度カメラ
など様々なハードウェア・ソフトウェアが展示されていました。

イベントを通じての気づき・発見

私がつとめるキャスター社はフルリモートワークが全社に行き渡っているためマネジメントも含めてオンラインで完結しています。

一方で、コロナ禍の中でリモートワークを開始した企業が昨今の情勢の中でオフラインへの回帰をすすめているという指摘は、日々様々な企業様とやりとりをする私としても同意するところです。

そういったオフライン志向の企業においても、ハイブリッドワークという形でリモートワークが当たり前の選択肢となっていくことはリモートワーカー協会の原点である「すべての人にリモートワークを」という想いとも通ずる、と講演と展示を見て感じさせられました。

総じて、これからの働き方を予感させてくれる充実したイベントでした。

このように充実したイベントではありましたがその中でオフラインとオンラインの融合はまだ道半ばであることを感じた瞬間もありました。

イベントそれ自体の内容とは無関係なのですが
眼の前のオフライン会場にいらっしゃるたくさんの方々(公式発表だと300名超とのこと)に対して、SNS上でイベントに参加していることを表明している方の数は10名ほどと決して多くありませんでした。

「オフラインでの体験をSNSなどのオンラインにアウトプットする方はこんなにも僅かな割合なのか」と私個人としては非常に驚きを感じた体験でした。

オフラインの活動とオンラインの活動がシームレスに繋がることが当たり前となるのはまだ少し時間がかかるのかもしれません。

まとめ


oVice社はじめ登壇された各社の描くハイブリッドワークの未来を楽しみに待ちたいと思います。

私自身もこれからの未来に向け、引き続きリモートワークをたくさんの方へ届ける活動に力を注いでいく所存です。

oVice社公式のレポートもでていますので
是非記事を読んで関心を持たれた方はこちらから開催詳細も御覧ください。


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