成田空港での検疫状況（2020/5末 現在）
この度アメリカ・NYから海外駐在の任期を終え、帰国しました。その際の空港検疫での様子等に関して情報をシェアさせていただければと思います。帰国する空港、時間等によって対応は異なるかと思いますが一例として参考になれば幸いです。
・シカゴ-成田行き（NH11 11:55発）のANA便に乗り込み、離陸、シートベルト着用サインが消えると下記の４つの書類が配られ、飛行機内で記載する様に言われます。また、同時にCAさんに待機場所（自宅 or ホテル）が確認されます。私は国が指定したホテル待機と答えました。
（配布書類）
1. 質問票（滞在国、名前・生年月日、待機場所、移動手段 等）
2. 入国される方へ検疫所よりお知らせ
3. LINEアプリ等を活用した健康確認 個人情報の取り扱いに関する説明書兼同意書
4. ライン登録方法
※ここで会社が手配したホテルとか、車が迎えに来ると言うと混乱が生じて面倒くさかったので国が指定したホテルというだけでいいと思います。結局家族が迎えに来て、自宅待機の人以外はPCR検査が出るまで一旦国が用意したホテルへ移動する必要がある様でした。（自宅待機でも検査結果を聞いてから帰宅したい人は希望すれば国指定のホテルで結果が出るまで滞在可能なようでした）このPCR検査が出るまで待機するホテルからは成田空港、周辺の待機施設として指定されたホテルへのシャトルバスが出ていました。私は会社から用意していただいたハイヤーにホテルに直接迎えに来てもらいました。
・日本到着後、①乗り継ぎの人②自宅待機の人③ホテル待機の人の順で案内が始まります。だいたい10人前後のグループで移動、私は③でしたが、大体30分くらいで飛行機から出られました。
・いつもは入国検査で並ぶあたりで先ほど飛行機内で記載した書類4種類を確認されます。その後、体温検査、書類再度確認、PCR検査（思っていたよりも痛かったです...）
・PCR検査後は自宅待機で家族が迎えに来る人のみPCR検査所のすぐそばで結果が出るまで待機。その他の人は入国検査、税関を通ったのち空港内の待機場（普段は預け手荷物を受け取る所）へ移動しました。この待機場へ移動すると、PCR時にもらった検査証明書（赤い紙）を確認され、PCR検査が出るまで待機するホテルで提出が必要な書類を配られ、ダンボールベッドが一人に一つ割り当てられました。この待機場所では飲み物や食べ物（おにぎり）も無料で配られていました。
・この待機所で係の人に税関で返してもらった別送品の申請書を引越し会社のカウンターへ持って行きたい旨を伝えると、セキュリティの人とともに一旦待機場から出て引越し会社のカウンターに行けます。このカウンターでは別送品の申請書とパスポート、ビザ、最初に日本を出国した日付のスタンプを確認されて、終了です。
・待機場に戻り、30分くらい待つとここでもだいたい15人前後でまとまって国が用意してくれたPCR検査結果をまつホテルへバスで移動。バス内はビニールが張り巡らされ、運転席部分とも仕切られて非常にものものしい感じでした。
・ホテル（東横イン成田空港）到着後、バスの中で先ほどの待機所で渡された紙を回収されて、部屋番号を書いた紙を渡されます。ホテルに入ったら荷物を持って一人ずつエレベータに乗せられ、部屋へと案内される。この時夕食のお弁当もいただけました。ここまでで、到着から約4時間です。
・さらに検査結果は、到着の翌々日の朝に各部屋の内線に電話すると言う事が伝えられました。
・部屋はツインでかなり良い部屋でした。また、部屋に入ると待機場所までの移動手段についてのアンケートと部屋で過ごす際の注意事項、退所時の注意事項が記載してある書類が置いてあります。移動手段のアンケートのみ記載して次の日の12時までに部屋ドアにマグネットで貼り付けておく様にとの指示でした。
・食事は到着時、朝・昼・晩、退出日の朝ご飯の５食が用意されていました。飲み物が各食事紙パックのお茶1本のみ（朝はジュースも1本）だったのと自動販売機も自由に使えなかったので、インスタントコーヒーとかティーパックとかを持っていくといいのかなと思いました。
・アナウンス通り、到着日から翌々日の朝7時半ごろに部屋の内線電話に電話がかかってきて、“陰性”である事が伝えられました。また退所後の移動手段について確認されました。私の場合は会社が用意したハイヤーさんが迎えにきてくれる事になっていたので、その旨を伝えました。
・ハイヤーが到着した後は、ホテルの部屋の扉を開けたままにして、荷物を持ってフロントまで降りると受付が設置されており、そこで部屋番号と名前を伝えて外に出る事が出来ました。その後は会社で手配してもらっていたホテルへ向かい、ここで2週間過ごす予定です。
もう少し詳しい内容や帰国時のアメリカでのドタバタ劇などは夫としているPodcastで話しています。興味のある方はこちらもよろしくお願いします。
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