ある意味サイコパス。

私は基本争い事は嫌いです。

正直好きな人はいないと思いますが、たまに見掛ける気性の荒い方。喜怒哀楽の怒が激しい方。
意外に怒るのも、激しく感情をぶつけるのも、体力を使い疲れてしまいます。
出来る事なら平穏を望み。周りで荒れている方がいれば落ち着かせる方に回りたい派です。

姉弟でも、一番上の姉が思春期には父親に常に反抗し怒られていたのを見ています。結構な頻度でやりあっていました。まぁ、姉は姉で高校生ながら酒とタバコは当たり前な感じで反抗してました。
2番目の姉は2番目らしく、自由気ままに自分の好きな事にひたすら打ち込んでいました。
弟は弟で末っ子長男だったのでこれまた好き勝手にやりたい放題。私はと言うと三女なので家族の中では空気のような存在。親戚には、あまりに静かでいるんだかいないんだかよく分からないと言われていました。

小さい時は親戚の家など行った時は弟は長男と言う事で発言権が与えられ。私はいつも姉達が動いている中じっとニコニコしてその場から動けず大人達の話を聞いていた。

来客があった時もそうだった。お調子者の弟がみんなを笑わせ。姉達が会話に加わる中、私は面白いなぁなんて思いながらずっとニコニコして聞いていた。

こんな私も一応、親と言う事で、娘に注意する時があります。すると娘は“マネーマネー” や“ めんごめんご ”とすぐ謝ります。マネーとはすまねぇ 。めんごはごめんなさい。からきてるようです。あまりのスピーディーな素直さと面白さで怒る気も無くなり、笑ってしまいます。なので、娘にはいつも“ 素直!!それ言われると怒れなくなって笑ってしまうわ ”と突っ込みます。結局、その事がどうでも良く思えてきます。可笑しいですね。

泣いて暮らすも一生。笑って暮らすも一生。そんな言葉を聞いた二十歳前後。断然、笑って暮らしたい派です。

今回お会いした方にも言われました。お母さんは明るいですね。この明るく振る舞うこと、まぁ時と場合にもよりますが。引きこもりの息子さんがいるのに明るくしてらっしゃる。この言葉が隠れています。何度か言われた言葉です。私は逆にいつも違和感を覚えます。

もっと深刻に話せばいいのか。この辛さを泣き崩れながら訴えればいいのか。

そりゃあ、深刻になりすぎたり、感情が溢れて涙する事も多々あります。こればっかりはしょうがないんです。

そんな時、こんな時でも笑って話せたり、ニコニコ出来たりするのは、ある意味サイコパスではないのかと最近思うようになってきました。

なんなら調子がいい時は、一人で妄想したり。仕事中、思い出し笑いだって出来ちゃいます。マスクがあって良かった。色んな意味で怖いです。やっぱりヤバいヤツです。

でもやっぱり、本当は家族みんなと笑いたい。いつか息子と笑いたい。。。そんな気持ちでいっぱいです。