敏感肌トマト

大学生になるまで本を読んでこなかった人。 出版社勤務。 本の入り口広げ、物書き、が目…

敏感肌トマト

大学生になるまで本を読んでこなかった人。 出版社勤務。 本の入り口広げ、物書き、が目標。 noteではコンテンツの感想をメインに書いていきたいです。よろしくお願いいたします。

最近の記事

何してもつまんなくて悲しい

最近、生きることを楽しめない。 料理を作ることも。 洗濯をすることも。 掃除をすることだって生きる上で必要なことだけど、それを楽しめている自分がちゃんといたと思う。 でも今は楽しめない。 本当は嫌なことだって全部生きることで、それも全部大切な時間だってわかってる。毎日を大切に生きないといけないってわかってる。人生楽しんだもんがちってこともわかってる。 それでも、どうしても楽しめない。楽しいと思えない。人生楽しんだもん勝ちってことは楽しんでない自分は負けってこと? ちょ

    • 社会人独り暮らしの急性腸炎

      社会人独り暮らしの急性腸炎ってつらすぎませんか。 お盆休み最終日、下痢が止まりませんでした。 よく肛門をダムに例えたりしますが、あれは的を射てると思います。 何回も何回もトイレにいって、濁流のように垂れ流していました。 結局今日は会社を休んだのですが、社会人の病欠ってそわそわしませんか?(僕だけですかね) 社用携帯はずっと鳴ってるし、仕事が減るわけではない。今日出来なかった分は明日しないとダメです。何よりみんなが働いていると思うと、なんだか落ち着きません。独りで暗い

      • これぞ王道。大好き。『プロメア』を見て

        ※ネタバレ注意です ようやく見ました『プロメア』! ネタバレあります。ご了承いただいて、ご一読いただければ幸いです! 僕個人の率直な感想としては、「いやあ、これぞ王道アニメって感じだよなあ!」です。 めちゃちゃかっこいいバトルシーン。 めちゃきちゃかっこいい音楽。 そして、何と言っても、めちゃくちゃかっこいいキャラ達。 どこまでも真っ直ぐでど直球なマッチョ、男の中の男ガロ。 仲間思いで、理知的、だがたまに荒い言葉遣い美少年、リオ。 細目の胡散臭い悪役、クレイ

        • 「あなたが選ぶ本屋大賞はなんですか?」

          「あなたが選ぶ本屋大賞はなんですか?」 就職活動の面接で、ある広告代理店の役員の方にされた質問です。 大学生から本に興味を持ち始めた。書店でアルバイトしている。ゼミでは書店研究をしている。そんな僕のバックグランドを見て、きっと質問して下さったのだと思います。 少し、というか、かなり予想外な質問でした。が、すぐに答えは思い浮かびました。 それが『小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記』です。 恐縮ながら、僕は2つの観点から、この書籍を素晴らしいと感じたことを説明しま

        何してもつまんなくて悲しい

          過去は変えれる。『マチネの終わりに』を読んで

          「人は変えられるのは過去だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過 去を変えているんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」(『マチネの終わりに』第一章、蒔野の台詞を引用) 物語冒頭の蒔野のこの台詞。彼を含める、本作の登場人物によってこの言葉は体現されます。 まず、僕はこの考え方がすごく好きです。 起きてしまった過去は変えられない。でもその意味づけは、その後の自分の行動で変えることができる

          過去は変えれる。『マチネの終わりに』を読んで

          心配の順番はあっているか。『ちょっと今から仕事やめてくる』を見て

          「心配の順番がおかしいよ」 作中、仕事に追われ、心を病みかけている主人公に、福士蒼汰演じる友人のヤマモトはそう話します。 仕事をそう簡単にやめられない。この先、結婚するかもしれないし、子供ができるかもしれない。そんな時、安定した仕事についていなければいけない。だから正社員という今の立場をそう簡単に手放すことはできないのだ。なんてことを言いつつも、ブラック企業でボロボロになる主人公に対しての言葉です。 僕には、これが刺さりました。 心配の順番がおかしい。僕らはそれにさえ

          心配の順番はあっているか。『ちょっと今から仕事やめてくる』を見て

          本気で取り組むからこその衝突。『スポットライト』を見て

           リアルだ。  アメリカはボストンでの教会神父の子共たちへの性的虐待。それは単発のものではなく、何十人もの神父によって行われ、教会全体で隠蔽されていた。そして、新聞社がその闇を暴くという事実に基づいたストーリー。  リアルさを追求してか、本作では、過剰なbgmや、派手な演出は、なく、物語は進んでいく。  特にリアルさを感じたのは、記者がうまく情報を引き出すところだけでなく、そこまでの過程。(性的虐待の被害者はなかなか話したくない、弁護士も被害者を守りたい、自分の守秘義務

          本気で取り組むからこその衝突。『スポットライト』を見て

          僕の体内を闊歩する病原菌の皆様へ。

          喉が痛い。頭が痛い。鼻水が止まらない。 風邪ひきました。 しんどいですね。 風邪をひくと、普段自分が当たり前のように享受している健康な生活がどれほど幸せなものか身に染みて感じることができます。 僕は一人暮らしなのですが、特に大人の一人暮らしの風邪は辛いですよね。 アルバイトを休むとその分稼ぎが減るし、学校の課題をしないでおくとその分、後で辛くなります。 ほとんど何も考えずに「休んじゃえ」と休めた小学生の頃が本当に懐かしいです。 午前中に病院に行った後、母の作るた

          僕の体内を闊歩する病原菌の皆様へ。

          空気も読めて、気も使える僕は協調性がない。

          最近、『協調性がある』ということがわからなくなってきました。 就職活動序盤では、自分を『協調性のある』人間だと考えていました。 僕は、よく「気がきく」であるとか、「空気を読むのがうまい」であるとか言われます。アルバイトでも、学校でも、友達はそれなりに多く、円滑に過ごせています。 特にアルバイトでは、社員さんとアルバイトの仲を取り持ったり、全体がうまく回るように働きかけたり、一定の評価をいただき、他己分析でも「協調性がある」とよく言われました。 なるほど、そうなのか。僕

          空気も読めて、気も使える僕は協調性がない。

          ラジオが感じさせてくれる繋がり

           fm802「YUMEGOAROUND 」  DJのゆめさんの声を聴くと何故か落ち着きます。  大学4回生になった今、高校生の頃は聞いたこともなかったラジオは、すっかり僕の生活の一部になりました。  特にこの番組は、僕にとって、実家みたいな場所なのです。  ゆめさんの声を聞いて、リスナーのリクエストを聞いて、阪神高速の交通事情やら、梅田のイベントやらを聞いていると、いつもの場所に帰ってきたんだなあと感じることができます。  金曜日の夜、土曜日の夜は、お風呂に防水ス

          ラジオが感じさせてくれる繋がり

          就活以外の選択肢を一度『考える』ということ

          「どこに就職したの?」  僕の周りでも、就職活動を終えた友人たちがそんな会話をしている。今の3回生もインターンに行ったり、説明会に行ったり、就職活動をすでにスタートさせている人もいるだろう。  僕はまだ社会人でさえないし、企業の人事でもない。でも1人の大学生として、これから就職活動を控える後輩たちに、僕が思うことを少しでも伝えられたらなあと思い、この文章を書こうと思いました。  この文章のほとんどは、「思えば、こうしておけば良かったなあ」という僕の後悔です。  そして

          就活以外の選択肢を一度『考える』ということ

          こんな飲み方してみたい。『ハングオーバー!』を見て

           大阪は京橋。夜の20時ごろでしょうか。今作を見て、僕はすぐに友人たちにラインしました。  僕たちもハングオーバー!しようぜ、と。  ゴチャゴチャした場末の飲み屋を何件かはしごし、僕たちはベロンベロンにな理ました。気分は映画の主人公です。これで僕もカッコよくハングオーバー!。そう思い、酒を飲み続けながら、いつの間にか寝ました。  が、翌日。僕たちを持っていたのはただの二日酔いだけでした。  トラはいない。赤ちゃんもいない。友達は全員いる。  あるのは頭痛と吐き気とだ

          こんな飲み方してみたい。『ハングオーバー!』を見て