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エデンの祝福を味わっていました
エデンの園には(御座・聖所)がありました。
エデンの園を守っているケルビム(御使い)がいました、ということは、御座があったという事です。
聖所にあったものはすべてエデンの園にもありました。創1:3で「光よあれ」と言われたように光があり、創1:27の神様のことば(善悪の知識の木)があり、いのちの木がありました。
『神である主は、東の方エデンに園を設け、そこに主の形造った人を置かれた。神である主は、その土地から、見るからに好ましく食べるのに良いすべての木を生えさせた。園の中央には、いのちの木、それから善悪の知識の木とを生えさせた』創2:8~9
聖所では光は燭台であり、神のことばは契約の箱であり、いのちはパンの机です。
これらがエデンの園にあったということは、神様は御座(聖所)の祝福がともにあることを、人間が味わうようにされたのです。
しかし創世記3章の問題から、エデンを追い出されてしまいました。
『一つの川が、この園を潤すため、エデンから出ており、そこから分かれて、四つの源となっていた』創2:10
エゼ47:1~12で聖所(神殿)から流れ出る水によってすべてが癒され生かされるのと同じように、エデンからも水が流れ出てすべてを生かしていました。しかし人間はエデンを追い出された事によって、この祝福も断ち切れてしまいました。
そしてこの地は人間によってのろわれてしまったのです(創3:17)。次回はエデンの祝福が断ち切れてしまった原因を見たいと思います。
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