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秋華賞 馬券予想



🌟10月の成績🌟

スプリンターS (G1)
◎ナムラクレア 3着🥉
〇マッドクール 2着🥈

毎日王冠 (G2)
◎ソングライン 2着🥈
〇シュネルマイスター 3着🥉
☆エルトンバローズ 1着🥇
☆-◎馬連(15.6倍)的中!🎯

京都大賞典(G2)
◎ディープボンド (1番人気4.0倍) 3着🥉
〇ボッケリーニ (3番人気5.3倍) 2着🥈
▲プラダリア 1着(5番人気7.6倍)🥇
△ヒンドゥタイムズ(9番人気 51.7倍) 4着
▲-〇馬連(18.4倍)的中!🎯
▲-〇-◎三連複(20.3倍)的中!🎯

本命連対率33.4%(1/3)、複勝率100%(3/3)!
更に本命-対抗馬券内率も100%!(3/3)という順調な滑り出し!
堅い結果が多いですが安定して本命・対抗を指名できています。
この調子で10月も頑張りますので、是非参考にしてみて下さい!




データから探す好走条件

・差が有利になりやすい傾向あり
京都開催の過去5年(2016~2020)のデータを参考にすると、掲示板に入着した25頭の脚質は(逃、先、差、追)=(3,8,13,1)と半分以上が後方から来ている。更にそのうち前走の上がり3Fが3番手以内だった場合の成績は(4,3,3,3)と7割以上が馬券内という結果に。京都2000mは下り坂を活かして後傾ラップにな展開が多く、直線での瞬発力が求められやすい傾向があるため、前走で優秀な上がりを使えている馬は注目しておいた方がいいかもしれない。

・前走オークス組が最有力
過去5年で前走オークス、紫苑SあるいはローズSだった場合の成績を見ると

オークス (3,0,0,6) 連対率・複勝率 33.4%
紫苑S (2,3,0,14) 連対率・複勝率 26.3%
ローズS (0,1,4,22) 連対率 3.7%、複勝率 18.5%

という結果に。

また前走オークス組で勝利した3頭はデアリングアクト、クロノジェネシス、アーモンドアイという面子揃い。それ以外は馬券外というデータを見る以上、直行組は相当の実力がある馬のみ通用するローテーションということが読み取れる。

該当馬
コナコースト(7着)
ドゥアイズ(9着)
ハーパー(2着)
リバティアイランド(1着)


展開予想・印

<展開予想>

・先手を打ちそうなのはフェステスバント。スタートが良ければ外枠からもラヴェルやソレイユヴィータが次いで、この3頭でペースが作られる。
・ペースは1000m59~60秒のM寄りな展開になり、コーナーの下り坂を活かして後傾ラップを刻むレースが予想されるため、リバティアイランドを始めとした中団から末脚を使える馬が優位に立てる展開になると予想。
・リバティアイランドは鉄板として他に狙える馬の要素としては、リバティアイランドをマーク出来そうなマスクドヴィーヴァやモリアーナ、他に前でしぶとく粘って成績を残しているグランベルナデットやヒップホップソウル等が狙い目と個人的には考える。
・リバティアイランド以外は正直展開1つで着順は変わるほど実力は拮抗しているので、実績よりも展開や適性重視で馬券は考えたいところ。

<印>

リバティアイランド
積んでいるエンジンが他と段違い。余程のことがなければ三冠達成は既定路線。懸念は小回りへの対応だが、スタートでやらかさない限りは直線でねじ伏せるだろう。
ヒップホップソウル
やや外枠だが周回コースで発揮するタフさは活かせるはず。キレ不足も下りで補えるので立ち回り一つで上位にも食い込めるはず。馬場が渋れば前目で粘り切れる可能性も大きいと見ている。
ドゥーラ
京都適性は一番と考えてこの評価。枠的に包まれやすいのが気になるが、馬帯が大きく成長し、タフさが増した今なら対応できてもおかしくない。
グランベルナデット
前走は内臓関係で度外視可能。前でしぶとく粘るにはうってつけの舞台なはず。後は状態だけ。
☆1モリアーナ
展開利もあったが前走のパフォーマンスと舞台適正を評価。追込みでなくとも追走できる馬なので、位置取りを重視した競馬を願いたい。
☆2コナコースト
距離不安はあるが内枠でロスなく回れば対応可能。調教の様子がいいので勝負気配ありとみる。
☆3ハーパー
実績はあるが京都は走りやすい場所ではなさそう。勝負気配が薄い雰囲気も気になるが、内枠でロスの無い立ち回りが出来るので馬券には一応絡ませておきたい。
☆4マラキナイア
太め残しで3着に食らいついた前走を評価。初距離だが馬体を絞れば走れる距離なので問題なし。内枠でロスなく回り有力馬の後ろで脚を溜めれば隙を突くことも出来るはず。

※悩んだけど来たら仕方ない枠
マスクトディーヴァ
前走は高く評価できるが2走前の忘れな草賞の負け方が気になる。コーナリングが下手で直線が短い舞台はまだ本馬が走れる条件ではなさそう。加えて前走の反動も少なからず影響するとみて、今回は見送り。いずれ東京の舞台でみたい1頭。

ドゥアイズ
いずれは対応できそうだが今は気性面で2000mでは力を出し切れないと考える。時計がかかる競馬は得意だが、気性が荒いゆえに出遅れ等のリスクがつきもので好位で競馬できるという期待が持てないので、今回は見送り。古馬になって精神面で成長してから改めて評価したい1頭。


出走馬講評

1.フェステスバント
前走は番手で運び直線で上がり最速を出して勝利。馬場が重く前有利の展開が後押ししたという印象。抽選を通り重賞級の相手にどこまで戦えるかが鍵となりそう。最内を引いた以上本馬にとっては逃げる選択肢が最良のように思える。スタートの出は良いので枠を活かして自分のペースで逃げ粘る、というのが一番着を狙える競馬になりそう。元々格上挑戦なので思い切った競馬をすれば波乱を起こす要因に成り得るかもしれない。厳しい要素は多いが一度きりのクラシックなので後悔の無い走りをして欲しいところ。

2.ハーパー
前走のオークスでは折り合いを意識して馬群で控えさせた競馬を行い、直線で追い上げて勝ち馬から離された2着という結果に。桜花賞の時点でオークス無機の馬と言われていたように、2000m以上に適性があるように思える。ただ距離はあっても京都の舞台が合っているかと言われると難しい。成績をみても本馬の適正は東京を始めとした直線が長い舞台であり、コーナーと短い直線が特徴の京都は上手く立ち回れるかは怪しいところ。また陣営の意気込みもあまり感じられず、本馬について鞍上は調教師と話していないという始末。ただ総合的な能力は高く、オークスで上手い立ち回りが出来る程の操縦性の良さは鞍上との相性は抜群だろうとも感じられる。またハーツクライ産駒なので成長力にも期待できる点もあり、やはり有力候補の1角からは外せないという印象。枠的に揉まれそうだが折り合いはつくので、今回も馬群で脚を溜めて直線を抜け出す競馬をしてきそう。

3.マラキナイア
前走のローズSではHペースを控えたのか後方からの運びとなり、直線で追い上げて3着に入線。優先出走権を手に入れたので今回クラシックに初挑戦となる。過去レースを見ると右回りの成績が芳しくなく、左回りの時と比べて位置取りが後ろになっていることから、右回りがあまり得意ではない可能性が考えられる。右でも好走はしているが、直線が長い舞台が多く、道中の遅れを直線の追い上げでリカバリーしている印象だ。従って直線が短く平坦なため前が止まりにくい今回の舞台は本馬の適正に向いていない可能性は否めない。枠も先行できないと厳しい感じだが、素質がある末脚はもっているので馬群を捌くことが出来ればチャンスは生まれるので、そこは鞍上が上手く誘導してくれることを期待したい。

4.コナコースト
前走はスタートの瞬間横の馬に寄られて体制を崩したことで出鼻を挫かれ、後方で運ぶ形となり、位置取りの差が仇となって7着という結果に。逆にスタートの不利を考えると7着まで来たのは少なからず実力の高さが評価できるとも捉えられ、本来のように前目につけることが出来ていれば順位はもっと上だっただろう。オークス後は馬体の成長に意識を向け、満を持して最後のクラシックへ挑む。桜花賞では怪物に無慈悲に刺され2着だったが、例年なら本馬が桜花賞であったほどパフォーマンスの良さを見せている。成長度合いにもよるが、2000mでも安定したパフォーマンスを出せるという期待値は大きそう。京都では坂がない分直線は前がなかなか止まらないと思うので、怪物が桜花賞の様に気分が乗らなければ今度は差されずゴールを迎えられる可能性は十分にあるはず。実力の高さはすでに証明済み。後は立ち回り次第。

5.ドゥーラ
前走のクイーンSでは斤量51kgを活かして最終コーナー前から前へ押し進み、そのまま捲り気味で直線を追い上げて古馬重賞制覇を果たした。51kgという相当なハンデがあったとしても古馬戦を勝ち切ることは難しく、その分素質の高さは評価できる。また軽斤量を活かした鞍上の大胆な立ち回りが功をなしたと思える1戦だった。鞍上の斎藤騎手との成績は(3,0,1,2)であり、既に重賞を2勝、オークス3着と相性の良さが伺える。斤量は前走より重くなるが元々戦えていた条件なので問題はなく、距離も対応できる。懸念点は京都のコーナーを上手く立ち回れるかどうか。過去の走りを見た限り内で揉まれるとパフォーマンスを落とすタイプなので、前走の様にコーナーワークを活かして上手く外に出せれば好走、あるいは頭の可能性だってあるかもしれない。平坦な直線での末脚なら他に引けをとらないものをもっている。後は前走で落とした体重が戻っていればなお期待できる。ただ枠はあまり恵まれなかったので、本馬の機嫌を損ねないような立ち回りは求められそう。

6.リバティアイランド
前走のオークスは桜花賞とは打って変わって前目先行から運び、直線で驚異の6馬身差をつけての快勝。ここまで2冠を制しており、これまでの走りを見る限り3冠も揺るぎないと思えるほど。ただ秋華賞は2冠牝馬が不意を突かれ取り逃がしてきた舞台であり、確勝と高を括ることは出来ないはずだ。懸念点を挙げるとするなら、京都のような直線の短い舞台で差しが届かない展開になる可能性があることだろう。本馬は気性が良くなく、特に桜花賞の様にどれだけ促しても進まない可能性がある。今回もそうなって最後方からの競馬になった場合、京都で捲り切るのは相当難しそうな印象を受ける。逆に好位にさえつければ末脚勝負では他馬に負けることはないはず。厳しくマークされる立場になるが、ここは三冠牝馬の誕生を観たいので、鞍上には本当に頑張って欲しい。

7.マスクトディーヴァ
前走のローズSではHペースの中一頭だけ早めに馬群から抜け出し、後続を振り切ってレコード勝ちを果たした。元々タイムが出やすい馬場であったが、Hペースで振り切ったのは強い競馬だったし、最後はソラを使って余力を残してたというのも評価できる。忘れな草賞は前が止まらない馬場であったため班員は明らかであり、他の成績は安定しており場所や馬場不問で安定した走りを出せるのが本馬の強みであろう。枠もリバティアイランドをマークして動ける点も有利に働きそう。また前走の反動が気になるところだが、調教の動き自体は悪くなく、調整も普段通りに行っているので、後は当日の状態が悪くなければ前走並みのパフォーマンスも期待できそう。リバティアイランドと対決してない分期待されるだろうが、鞍上にはリラックスして挑んでもらいたい。

8.モリアーナ
前走の紫苑SではHペースの中追い込み一気で全てを抜き去り勝利を収めた。前が崩れる展開が後押ししたものの、なかやまの短い直線であの末脚を出せたことは大きな評価に値する。マイルで培われたスピードと瞬発力が本馬の強みであり、前走で距離が大丈夫と分かった以上末脚勝負でリバティアイランドともいい勝負が出来るかもしれないと考えている。前走よりは劣るが調教の動きも十分であり、勝負気配も感じられるのも好ポイント。後は大舞台で鞍上がどう乗るかが懸念になるが、今回は狙ってみたいと個人的には考えている。枠もデータ的にいいので、本当に無難に乗って欲しいところ。お願いですから最近よくあるポツンはやめて欲しいです。(切実)

9.ミシシッピテソーロ
前走は距離不安があった中でも5着と健闘。ただ鞍上のコメント通り1600mがベストで2000mは長いと見る。対応できなくはないが、G1のレベルになると適正舞台でやっといい勝負が出来るかといった感じなので、ここでは厳しい戦いになりそう。適正距離で改めて狙ってみたい。

10.グランベルナデット
前走の紫苑Sでは前目先行で運ぶも直線で弾けずに10着に。意外な凡走だったが、実は調整段階で腸炎を起こしており内臓にダメージがあったため、それの影響のあるのかもしれない。賞金面に不安はあったが、出走が決まった以上今度は万全の状態で挑んで欲しいところ。2走前の忘れな草賞で、後傾ラップでありながらも先行で粘り勝ちしたことからも、本馬の強みは脚の持続性にあると考えられる。スタートの出は良く好位につけることが出来るのでペース次第では前で粘りが活かせる展開になり優位に立つ可能性も考えられる。前走では本馬の真価は発揮されておらず、見限るには早いのでここで改めて実力を確認したいところ。状態が良好ならば改めて評価を確認したいところ。

11.キタウイング
前走のクイーンSでは後方待機で脚を溜めたものの、短い直線では差きれず8着に。斤量52kgとハンデを貰って最後まで伸びていたがやはり総合的にまだ古馬相手では厳しいという印象を受けた。スタートはいいが行き脚は良くないので現状後方の位置取りしか取れず直線で差を狙う感じだが、脚質上何か有利面がないと好走は難しい。オークスは長すぎたが、前走の感じでは2000mは対応できそうで、コースの特性上ペースも緩やかになりそうところで位置取りを上げることが出来るかが課題になりそう。良馬場でも末脚は出せるタイプなので前走より少しでも前につけることが出来れば好走の可能性もありそう。仮にも重賞を2勝しているので通用するくらいの実力はあるはず。人気薄で軽快が薄れれば一発ある可能性は否めない1頭。

12.ドゥアイズ
前走のオークスでは、出遅れて後方からの競馬となり、直線で伸びるも9着という結果に。クラシックでは中々煮え切らない結果が続いているが対抗できる実力はあるので鞍上が変わった今回でどうか。前走は口取りの悪さが出て出遅れてしまったが、気性の悪さが出なければ先行できるし、過去の成績をみても小回りの平坦コースは適性があるので、京都の舞台で巻き返せる可能性も十分ありそう。枠が外目で前走の様に出遅れると厳しいが、前々で運ぶことが出来れば着内であれば1発期待できそう。成績で人気を落とすなら配当妙味で狙う価値はありそう。

13.ラヴェル
前走のローズSでは中段で運んだがペースが厳しいのもあってか直線で脚色が衰えて14着に。オークスでは4着と好走できる実力はあるが、右回りの成績が悪く適性の向く舞台でないと好走は厳しい印象を受ける。右回りでは末脚勝負だと立場が悪いので、ここはオークスのように先行が得策と思える。リバティアイランドに唯一土を付けた本馬だが、この舞台で改めてキラーとして名をはせることが出来るか試される。

14.コンクシェル
前走のローズSでは前目先行で運ぶが、Hペースが仇となり直線では脚色が衰え12着に後退。相手関係は前走以上に強くなるが、本馬がやることは自身が成績をだしている逃げで粘りこみを狙うことだろう。ただそれには枠がやや外枠過ぎるか。恐らく内からも逃げを図る馬は出てくるため、それらとハナ争いをする可能性があるが、積極的にハナを狙えばチャンスは生まれるかも。

15.ヒップホップソウル
前走の紫苑SではHペースで前目の競馬を行ったが、直線で抜け出し勝ったと思いきや勝ち馬に上手く差されての2着。Hペースで前が崩れる中1頭だけ馬群から抜け出したパフォーマンスは相当なタフネスがないと出来ないはず。元々不良馬場で好走できるタフさがあり、加えてオークスで上がり3番手にななるほどの瞬発力もある、まさにオールラウンダーといえる。懸念点は初の関西輸送とキタサンブラック産駒の牝馬にありがちな間隔が詰まるとパフォーマンスを落とす点である。牝馬は繊細なので輸送によるストレスを受けやすく、パフォーマンスに直結するため当日のパドックで状態を良く確認する必要はありそう。上位に食い込める実力は備わっているが、状態次第では凡走する可能性は十分あり得るので当日の状態を見極めてから考えたい1頭だと個人的には思う。

16.ピピオラ
前走は軽斤量を活かして先行策を取り、直線で抜け出し勝利。無事に出走できたが流石に初重賞がG1というのは荷が重い印象。出走する以上全力を出し切って頑張ってもらいたいが、どこまでやれるかが本馬の今後を左右するだろう。今回は重賞の厳しい流れを経験を積んでもらいたい。

17.ソレイユヴィータ
前走の紫苑sでは番手で運ぶも、Hペースで前には厳しい展開となり12着に。1000m58.1秒という経験の無いペースであり、直線では既に後退し始めていたが、それに加えて急坂で止まる印象があった1戦だった。前走が向かなかったため悲観する必要はないが、ここで通用できるかは怪しいラインと見ている。いっそのこと本馬が逃げをとって自分のペースで運ぶのはありかもしれない。スタートが良く安定して先行策がとれ、特に逃げたい馬もいないのもあって意外とハマれば好走できるかも。直線が平坦な面もプラスだろうし、鞍上が独特のペースで運べば勝ちはともかく掲示板に入る可能性はあり得そう。前走では出せなかった本馬の真価に期待するなら検討してもいいかもしれない。

18.エミュー
前走の紫苑Sでは直線で上がりが出せず10着に。重賞馬なので賞金には困ることなく、叩きを含めた出走だと思うがそれでも負けすぎな印象はある。本馬はハービンジャー産駒らしく重馬場で真価を発揮しやすい節があり、良馬場で瞬発力勝負になると少し分が悪い印象がある。東京のような直線の長い舞台よりは中山のような小回りに適性はある分、京都でも立ち回り次第で好走できるかもしれないが、直線で上がり34秒台が必要になると厳しい戦いになると考える。行き脚がつかないので前に進めないタイプだが、後方だと実力を発揮できないまま終わりそうなので、一度前へつける競馬も行って欲しいとは思う。が、無慈悲にも外枠。こうなれば思い切って差に転じてどこまでやれるか試してほしい。雨が降って馬場が渋るようならチャンスは生まれるかも。

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