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ひとりごとエッセイ

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『ひとりごとエッセイ』その時その風景その場所を見て、思ったこと感じたことを付け足していく。その時浮かぶこともあれば、夜寝る前に思い浮かぶこともある。「どんな時も自分の中から湧き出…
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記事一覧

日常の『ひとりごと』vol.10

気づいたら下を向いていた。 少し顔をあげれば綺麗な空があるというのに、 目の前の電子機器に夢中になっていた自分がいた。 何も考えなくても勝手に体が動く いつもの時間、いつもの電車、いつもの日常 当たり前のように毎日を過ごせることには、 感謝をしないといけない。 そう言う意味では幸せなのかもしれない。 でも、少し欲張ってもいいかな 今の自分には何か 刺激が、スパイスが、必要なのかもしれない。 変わり映えのない日常に変化を

登山のあとの『ひとりごと』vol.9

新しい登山靴と共に久しぶりの登山。 直近体調も崩してたのもあり 家にいることが多かった者としては いきなりのアウトドア。 ちょっと舐めてたかな? 岩登り?と思うくらい ハードでハアハア息があがる自分の横を 子供たちがスルスルと登っていく。 まだ自分も若い方なのに… と悲しくはなったけど、 山を登ってると 他のことを考えなくなるような気がする。 進むことに精一杯だからかな。 途中途中涼しい風が吹き マイナスイオンを浴びて 自然のパワーをもらう。 それと同時に登り切ると

旅の終わりの『ひとりごと』vol.8

今年叶えたかったこと 国生みの島•淡路の伊弉諾神宮に行き、御朱印の旅を始める 年内に行けたらいいなと思っていたことが 2022半年残したところで叶えることができた。 行きたいと思ったタイミングに 会いたいと思った人がいて 色々なきっかけが重なった。 やっぱり行ったこと見たことない場所を 自分の目で見ることは嬉しいし楽しいしスキ。 そんな気分もあれば、充実した旅の帰り道 新幹線を待つ自分の心がなんだか空っぽだったりもする。 経験したことがある人は凄く共感してもらえそう

『ひとりごと』vol.7

電車の窓から外を見るのか結構好き(立ってる時) 電車に乗って外の景色を見てると 色々なことが思い浮かぶ そんな言葉とともにふとした瞬間をおさめたい けど、電車の中だから写真を撮ることも難しい カメラだけど 日常に馴染むようなフィルムカメラが欲しいな そんな思いも出てきたり この前はスカイツリーをメインで見ながら 街並みをぼーっと見てたけど 公園にいる人 ベランダで洗濯物を干してる人 一瞬だけど色々な人がいるなって 自分が今こうして普通に生活してるのって

『ひとりごと』vol.06

時々雨に打たれたくなる 旅からの帰り道 駆け足で帰るわけでもなく 普段のペースで 雨に打たれながら 音楽の歌詞が沁み、涙が溢れそうだった 世界に浸ってた時は現実から離れられるのに 旅の終わりや映画の帰りも この瞬間って 忘れてたことが一気に押し寄せてくる この現象に名前をつけたいほど 心と頭が喧嘩してて毎回苦しくなる やっぱり雨は嫌い じめっとしてて髪も広がるし気持ちが下がる でも時々助けてくれるの 泣いてる時は一緒に洗い流してくれる そんな雨の音…

『ひとりごと』vol.05

ちょっと肌寒いけど あたたかい日差しを浴びながら 少し厚着をしてお庭へ 庭の木々が少し紅葉して 赤く染まっているのを眺めながら 美味しい珈琲をいただく朝 すーっと珈琲の香りが鼻から抜けていく こんな安らかな日が続けばいいのにな とぼーっと空を見上げる時間 いつもお世話になってるお布団たちも外へ 気持ちいい太陽と風にあたって ふかふかになって私を温めてね

『ひとりごと』vol.04

気象状況が良ければ出会うことができる雲海 過去長野では出会うことができなかった雲海 天気が良すぎても出会えない時がある不思議な自然現象 なにごともそうだけど 運が良いと思っておくことは大事 天気もよく、少しだけど綺麗な雲海を見ることができた 雲の形をした少し冷たかった白いパン(左)と 温かいクラムチャウダー(右)のセットを食べながら こんな日は、太陽にあたってたくさんチャージしておこう テラスが閉まる時間にはもう、雲海がなくなっていた 今度は滝のように流れ

『ひとりごと』vol.03

アイヌ語で小人 夜に行くと小人の世界に迷い込んだような幻想的な世界 そんな世界に少しお邪魔させてもらった 街灯の明かりもほとんどない真っ暗な帰り道 野生の熊や鹿、襲われないかヒヤヒヤしながらも 上を見上げれば満天の星 運良く流れ星に出会い 都会では中々見られない星空を見ながら 普段どれだけ便利な生活をしているんだろうと そんな思いで胸の中がいっぱいになった

『ひとりごと』vol.02

10月中旬北の大地の道東 目の前に広がる光景は、額縁に入れたくなるような風景 街から離れた山の上 火が沈みかけで雲が赤く色づいている 誰も人がおらず、何の音もしない 自分の呼吸の音しか聞こえないくらいの静かな場所で 美味しい空気を目一杯に吸い込み、芝生に寝転ぶ 寒さを忘れるくらい自分の中に集中した時間 定期的に作りたくなるような時間 必要な時間

『ひとりごと』vol.01

北海道の広大な大地 窓を開けたら酪農の匂いと冷たい風が一気にやってくる 地図でみたら近いのに、 実際に車を走らせると物凄く遠いい そして先が見えるほど真っ直ぐな道 自分がワープしてるみたいな気分になるくらい 車に乗ってるのに不思議な気持ち