🐴天皇賞全頭診断🐴

ノースブリッジ（1番）

☆馬体
ノースブリッジはモーリス産駒としての特徴を持ち、
骨格の厚みと筋肉のボリュームが豊富です。
つなぎが長めであり、足のクッション性が良く、滑らかな動きをします。
ストライドと富の幅が大きく、持続的なパワーを活かすレーススタイルが適していますが、距離のスピード勝負には不向きです。体型や動きから東京コースが合っており、年齢を重ねても良い状態を保っています。
また、体調も良好であり、特に後ろ足の硬い部分の血管が浮き出ており、オールカマーと比較して体重やコンディションの向上が感じられます。
☆調教
ノースブリッジは最終追い切りで一杯に追われながらも、他の馬を尻目に楽々と先着する動きを見せており、状態は非常に良さそうです。中4週ながら充実の調教を積んでおり、叩き二走目で更なる上昇が期待できます。特に前走と比較しても状態は上向いており、大阪杯やAJCCといった過去の好走したレースと同等かそれ以上の状態にあると考えられます。調教評価はAです。

エヒト（2番）

☆馬体
エヒトは父ルーラーシップに似た体型をしており、筋肉が豊富についていることから力強さを感じさせる馬体となっています。
機動性と自在性に優れ、多様なコースや状況で能力を発揮することができると思っています。
特に高速馬場の展開に適性が高いとされ、天皇賞明においても良い状態でレースに臨めると考えます。
瞬発力勝負戦への対応が今回のポイントとなるはず。
☆調教
去年の七夕賞では調教で驚異的なパフォーマンスを披露しています。
坂路でのタイムは49秒台と非常に速く、終いも11秒台前半でまとめることができていました。
最近のトレーニングでも50秒台を出すなど、相変わらずの調教パフォーマンスを維持。
個人的には、前走と同様の状態くらいと考えます。調教評価はBです。

ドウデュース（3番）

☆馬体
ドウデュースは筋肉量が豊富で特に首や前腕に顕著な厚みがあり、後肢部分の筋肉も増していました。
短距離での加速力や瞬発力に優れ、特に中距離のレースが最も適していると思っています。
高速での決着を得意とし、東京の芝2000mは非常に好都合なコースです。
体調は良好で、京都記念と比較しても体先が緩くなく、フルパワーで走れる状態に仕上がっています！
馬体はダービーの時と変わらない状態を維持しているのではないでしょうか。
☆調教
最初は調教で苦戦している様子もありましたが、徐々に調子を上げてきています。
最終追い切りでは軽い調整ながらも速いタイムを記録し、コンディションは上向きです。休み明けの初戦でも良い動きが期待できそうで、能力を十分に発揮できる状態にあると思われます。ただし、まだ万全の仕上がりとは言えず、次走に向けて余力を残した調整がされているかもしれません。そのため、調教評価はAで、状態はそこそこ良好ですが、どこまで頑張れるかが鍵となりそうです。

ダノンベルーガ（4番）

☆馬体
ダノンベルーガは背中がやや長めの馬体を持ち、その特徴から持続力に優れている。父ハーツクライの遺伝的な特性がしっかりと反映されており、特にトニービンの影響が強く見られます。
ダノンベルーガは驚くべきギアチェンジ能力と非常にしなやかで質感の良い筋肉を持っています。ハーツクライの参考馬としては、スワーブリチャードと非常に似たタイプであり、2000mから2400mの距離で安定して実力を発揮できる。
現在の体調は良好で、特に腹部のふくらみや筋肉の状態が良好であり、当日も調子が良いことが予想されます！
☆調教
ダノンベルーガは前走の札幌記念ではヒシイグアスとの調教で劣勢でしたが、今回は優勢の手ごたえを見せています。一週前の調教でも良い動きを見せており、前走以上の状態にあると考えられます。ただし、過去のベストパフォーマンスと比較すると、まだ若干足りない印象もあります。前走よりは上、去年のこのレースよりは若干下の状態で、まずまずの仕上がりと言えるでしょう。調教評価はAです

ガイアフォース（5番）

☆馬体
ガイアフォースは長めの背中と一直線に伸びた関節部分を持つ馬であり、これによって独特の走りを可能にしています。
彼の走りは持続力に優れており、筋肉もしっかりとしているが、首の付け根の部分は繊細で軽快な印象を与える。
最適なレース距離は2000mであり、レースでは後方からの追い込みが期待される。健康状態は良好で、最適なコンディションを整えてレースに臨むことができるはずです！
☆調教
ガイアフォースは足元に不安を抱えているものの、最近のトレーニングで好調な動きを見せています。特に1週前のウッドでの追い切りと最終追い切りは終い11秒台を記録するなど、コンディションが良いことが窺えます。休み明けの前走も十分な仕上がりを見せており、その状態をキープしていると思われます。ただし、ピークはこれからという印象を受けますので、今回のレースはある程度次を見据えた調整がなされているかもしれません。調教評価はAです。

ジャスティンパレス（6番）

☆馬体
ジャスティンパレスはディープインパクトを父に持ち、長い胴体と共に独特な走りをする馬。
彼の体型はエネルギーを溜めて一気に加速する走りを可能にし、再加速する能力も魅力。
特に胴回りの構造がしっかりとしており、急なスピードの変化にも対応できます。
適正距離は2400m程度と考えられ、レース展開やペースによっては力を発揮できる。現在の体調は春の頃に比べて余裕が見られ、さらなる向上の余地がありそうです！
☆調教
ジャスティンパレスは前走の宝塚記念でかなり力を入れて調整していたものの、今回は調教負荷が軽くなっています。1週前の追い切りは一杯に追われていましたが、最終追い切りでは本当に軽く流す程度に留まりました。これはおそらく余裕を持たせた状態で、目標レースは今回よりも後に設定されている可能性が高いです。天皇賞秋やジャパンカップ、有馬記念などの大レースが照準になっていると思われます。調教評価はBです。

イクイノックス（7番）

☆馬体
イクイノックスは理想的な骨格を持ち、スピードと持続力を兼ね備えた走りをする馬。
筋肉の柔軟性が非常に高く、様々な動きや調整をスムーズに行うことができています。特に持続する長い脚を武器としており、レース終盤でも力強い走りを見せてくれます。
また、走行時のストライドが大きく、長い直線と緩いコーナリングを持つコースに適しており、体型はスリムでありながらも、筋肉がしっかりと増強されており、成長と健康状態ともに抜群です！
☆調教
調教でも素晴らしい動きを見せており、以前のベストタイムを更新しています。最終追い切りも楽な手応えの中で速いタイムを記録し、コンディションは非常に良さそうです。前回の宝塚記念での若干の不安も見られましたが、今回はそういった心配もなく、非常に良い調整ができているようです。休み明けの初戦ですが、前走以上の動きが期待でき、絶好調であると言えるでしょう。東京での評価はSです。

ヒシイグアス（8番）

☆馬体
ヒシイグアスはハーツクライ産駒としては異なる特徴を持ち、特に背の部分のまとまり感が際立っています。
動きはスムーズで、腹側のラインが引き締まっており、後ろ足のバネが加速力に直結している。ペースをうまく調整することで持ち味が発揮されるが、高速での決着よりも重たい馬場が適していると思います。体型の変化は少なく、健康状態も良好であり、特に皮膚の艶やかさが良好です！
☆調教
ヒシイグアスは一週前の調教では劣勢の手ごたえであり、特に格下の馬との調教で劣勢だったことは気がかりです。最終追い切りでもダノンベルーガに劣る動きを見せており、前走の札幌記念時と比較しても状態は落ちていると言えます。前走の反動か、少し出来が落ちている印象を受け、万全な状態ではないことから、本番でどれだけ頑張れるかがポイントになりそうです。調教評価はBです。

プログノーシス（9番）

☆馬体
プログノーシスは短い背中と引き締まった腹部を持つ体型が、走行時のスムーズな動きと瞬発力を生み出しています。
脚のバネのような構造と足の長さも速度と持続力に貢献しており、長いストレートがあるコースでその力を最大限に発揮することができる。体は2ヶ月半の休息期間を経ても筋肉の緊張感を保ち、適度なふっくら感と張りを持っているように見えます。重めの馬場条件が彼の走りに適しており、パワーを要するレースでの活躍が期待されます。
☆調教
この中間期間中は馬なり中心の調整が行われており、あまり負荷をかけずにじっくりと調整されています。それでも速いタイムを出しており、コンディションは悪くないと思われます。前走の状態を維持しているようで、力は十分に出せる状態です。ただし、前回の重要なレースと比べると調教負荷が軽めで、次走に向けて余力を残している可能性があります。そのため、今回が目標というわけではなさそうで、状態は良好ですが、どこまでやれるかは未知数です。

ジャックドール（10番）

☆馬体
ジャックドールは筋肉が発達し、骨格のバランスが整っている馬であり、特にストライドが大きく、東京コースでのパフォーマンスが期待されます。
また、地面に対して垂直に伸びる関節の特性により、スムーズで力強い走りを見せてくれます。最適なコンディションにあり、レースでの活躍が期待される。体調は良好で、筋肉の状態もトップクラスです！
☆調教
ジャックドールは、最終1週前とラスト3ハロンの調教で素晴らしい動きを見せており、その動きは以前勝利した大阪杯と遜色ないものでした。調教では常に良い動きを見せるタイプで、今回も例外ではありません。去年の同じローテーションである札幌記念からの参戦ですが、今年は調教の家庭が全く異なり、仕上がり具合は非常に良い状態にあります。前走よりも更に状態が上向いており、本番に向けて完璧な仕上がりを見せています。調教評価はSとなっており、今回のレースにおいて非常に高い期待が寄せられています。

アドマイヤハダル（11番）

☆馬体
アドマイヤハダルは、長くてゆったりとした背中を持ち、これが持続的な走りを助ける要因となっていると思います。
特に脚のつなぎが長いことから、大きく飛ぶような走りをする特徴があり、これによりスプリンタータイプでありながら持続力も兼ね備えている。
父親の特徴とは異なる点もあり、横幅が広く、筋肉がしっかりついていることから、良い馬場と速い時計に適応する能力を持っています！
☆調教
アドマイヤハダルは過去に優れたトレーニングパフォーマンスを見せていましたが、今回の調教ではそれほど速い時計を出していません。2走前や3走前のような11秒台前半の時計を連発していた時期と比べると、状態がそれほど良くない可能性があります。前走同様の成績を期待できるかもしれませんが、過去のようなトップコンディションには程遠いかもしれません。調教評価はBです。

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