売れるために出来ることを全部する姿勢は映画も同じ~哀愁しんでれら~
久しぶりのnoteです。
以前、書いていた記事が実は中途半端なところで終了しているのに、違うことを書くのもどうなの?という状態で放置していました。
まぁ、今までの続きはいずれ書くとして。
昨年の生活目標の一つに「毎月映画を観る」というのを挙げていたんですが、コロナもあって、、、、実現したのは3月まででした。
ちなみに今年は1月・2月と順調に観ています。
2月に観た「哀愁しんでれら」は、田中圭さんが出演するので、情報解禁の時から観るって決めていたんですけれど、この映画、前情報からなかなかの曲者でした。
シンデレラストーリーのその先を描いた裏おとぎ話サスペンス
なんですけれど、、、、。
映画の内容や感想を先に、、、
ちなみに、作品の内容はかなり「えぐい」(全力でほめてます)、「胸くそ」(全力でほめてます)的な部分があり、賛否両論あるのは事実で、「ネズミーランド的」な超ハッピーエンドを好まれる方には正直おすすめはしません。
が、私はこういうの大好き派です。
血なまぐさい系の表現は出てきませんので、そういうの苦手な方でも大丈夫です(私はそういうの苦手派)。
映像も音楽も美しく、お芝居が生々しく最高でした。
観終わった後未消化の部分が出ると思いますが、パンフレットも込みで楽しんでいただくのをお勧めします。
さらに、同じ映画を観た人同士で感想を話しあってほしい!というか、めちゃくちゃ話したくなる映画です。
(もうずっと、この家族のことを考え続けてます)
公開前にこの映画が置かれていた状況は
★TSUTAYA CREATORS‘ PROGRAM FILM 2016 のグランプリ作品なので、「すぐれた作品」のお墨付きがある。
★けれど、大手映画配給会社からはハッピーエンド(そこまでではなくても、最悪のエンドにならないようにする)への変更を示唆される。
★新人監督ということで、注目されにくい
主演が土屋太鳳ちゃんとはいえ、結果的に、大々的な宣伝に頼らずに作品を広めていく必要があったんですよね。
どんなプロモーションをしていくのか、興味深く追っていました。
監督のTwitterがぐいぐいくる
https://twitter.com/i/events/1356106243186675713
2021年2月公開ですが、2020年夏から4コマ漫画を監督自ら書き出します。
さらに、ムビチケを1200枚手売り!
公式もぐいぐい来る
企画で盛り上がってました。
それでも、大手映画配給会社のような露出は少ないわけです。
さらに、コロナの感染拡大で一般の方向けの舞台挨拶付き試写会も開けなくなり、、、。
中には、勝手に宣伝し始める人も出始めました。
お笑いコンビ「しずる」の村上さん、猛烈な熱量でおすすめしはじめ、公開後に非公式イベントを開いて、監督や音楽担当さんを呼んじゃってました。
(もちろん私もオンラインで観ました)
本来は、お仕事をしている人たちがレイトショーで観ることを想定してたそうで、緊急事態宣言と重なってしまったことがとても残念なんですが、、、。
どうしても避けられない事象は置いておいて、自分たちで出来ることは徹頭徹尾しっかりやって準備することの大切さをひしひしと感じる日々でした。
宣伝は怠っちゃダメ
レジン教室をしているので、生徒さんの中には作家さんとして作品を販売し始める方もいて、SNSの活用などについての勉強会をすることもあります。
どうしてもハンドメイド界隈の方は、作ることに夢中になりがちで宣伝は苦手な方がとても多くて。
でも、どんなにいいものを作っても知ってもらわない限りは売れることはないんですよ。
届けたい人に届くように、発信を続けて周りを巻き込んでいくパワーを「哀愁しんでれら」から強く感じる日々でした。
私の近隣の映画館でも、上映は今週で終わるようす、、、。
最後まで「あとなにができるかな」と主演の太鳳ちゃんがInstagramでオフショットを更新中。
映画とか俳優さんとか監督とか
壮大な話で一般Peapleな自分とは結び付けて考えられないかもしれないけれど、基本はおんなじだと思うんです。
フォロワーの数だって桁が違うけれど、そもそもハンドメイド作品の販売は全国何万の人に買ってもらう必要はないわけだからそれはいいんです。
作家さんたちはそれぞれ1人でやっていることが多いから、作りながら宣伝しながらって全部やるの大変だけど、、、。
それでも、自分ができることを一つづつ、コツコツと発信し続けることをやめないでほしいなぁと思ってます。
私も、今回はイベント出店前の告知で「あれとこれもしたかった!」というところが準備不足で実現できず、、、。
今後に生かしていきたいです。
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