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思ったよりも「いろんな人」の考えに触れていないかもしれない

リアルで話す転勤族のママ友たちや、Twitterやオンラインコミュニティで交流する転妻さんたち。いろんな価値観を持って、いろんな考えをしている人に触れているつもりだったけど、実はそれってだいぶ偏っていたのかもしれない。

先日あるツイートを目にした時に、そんな思いを感じてハッとしました。

転勤族の夫側の考え

わたしが目にしたのは、転勤ありの仕事についている男性のツイート。どうやら幼い子どもがいるようで、こんなことをつぶやいていました。

いつか自分は子どもたちと離れて暮らさなきゃいけなくなるんだ。

単身赴任になったら自分だけ子どもと一緒に暮らせなくなる、という内容。

転勤族だったら、将来的に夫が単身赴任をするかどうか考えることってありますよね。もちろんわが家もあります。

でも、そういう時にわたしが思ったのはこんなこと。
「単身赴任するとしたら、拠点はどこがいいだろう。やはり私の実家の近くがいいかな。」
「自分ひとりで子どもを育てるのは不安だな。いざという時に判断を下せるだろうか。」

正直、「子どもと離れる側の夫の気持ち」についてあんまり考えたことはありませんでした。

だから、そのツイートを見た時に「そんな風に考えたことなかった...!」って衝撃だったんです。

自分がふだん接していたのは「自分と同じ立場のいろんな人」だった

この出来事から気づいたのが、わたしは「いろんな人」と交流しているつもりだったけど、それは「自分と同じ立場のいろんな人」だったということ。

もちろん、自分と同じ立場でも価値観や選んできた道は人それぞれ違う。自分とは異なる考えに触れることはできます。

実際に、気づきをもらうことも大いにある。

だけど、「自分と立場の違ういろんな人」の考えは、もっとインパクトがあって視野を広げてくれる。

冷静に考えたら当たり前のことなんだけどね。思った以上に意識しないと、偏ってしまうもんだなと思ったのです。

意識して「自分とは違う立場のいろんな人」の考えに触れよう

ふだん自分のまわりにいる人って、どうしても自分と似たような立場の人になりがち。生活環境が近かったり、共感できることが多いから、そうなるのは当然だと思う。

「自分とは違う立場のいろんな人」の考えが知りたいと思ったら、意識してあえて触れにいく必要があるんだな、と実感しました。

そういえば、わたしが思う「柔軟性があって魅力的な人像」って、「自分とは違う年齢や性別や立場の友達がいる人」だな。今回の気づきが、その理想像への第一歩となりますように。


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