違和感手帳6₋利他の本質

2022年9月20日

〜「やさしい医療」と、「自己満足と自覚する利他は利己か」という問いについて〜

ある日の投稿にて、ぐるぐるとした冒頭の問いをふと投げたところ、先輩から素敵な本をご紹介いただきました。おかげさまで今の私なりに、ひとつ答えを導けました。

さて利他の本質は、思いもよらない結果を受け止め喜ぶ「うつわ(=余白)」にあるのではと捉えています。

医学には正解がある。想定外はよくないこと。その辺に医学と医療の乖離があるのかなあと思いました。役割の違いでしょうか。

先日、濱口 政也先生らと「やさしい医療」について考える機会をいただきました。

妥協を余儀なくされる状況への諦めも、初心に立ち返り向き合っておられることを実感しました。

顔が見える誰かの「こうありたい」に力となりたい、というのがひとつ私の初志です。

医学を踏みつつ「うつわ」を大事にできる医療者になりたいと思い、ここにあらためて表明させてもらえたらと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?