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PTAっていらないんじゃないか?とおもっていた頃のお話


令和に入り早6年
コロナも昨年5月に感染症法上の2類から5類へ変更となり、
学校へ行く機会が少なくなっていましたが、この1年間で環境が大きく変化したのではないでしょうか?

そんな中、最近ネットニュースで話題の
『PTA問題』

お子様をお持ちの方にはとても身近な問題ではないでしょうか?

学校へ行く機会がなかったコロナ渦の約3年

コロナの時期を経て
PTAってあんまり必要ないんじゃないか?と思う人も
増えたのではないでしょうか?

実は私もその一人でした。

まず、私の地域は登校班というものはありません。

入学したての新1年生の保護者は、子供と一緒に途中まで登校したり
近所の子にお願いをしたりして一緒に通学していただいたりなど、各々です。

ネットニュースでよく見かける「PTAに加入していないと登校班へ入れてもらえない」などとは
私の住む地域は、全く無縁です。

なので、この辺りは本当に助かっています。

登校班はないので、もちろん当番はありません。
登下校の見守りはありますが、強制ではなく完全にフリーボランティアなので、自由です。

そんな感じなので、基本的にPTA非加入でも特に不便なこともありません。

そういうこともあり

もしかしてPTAっていらないのか?
と思ってしまっていました。

とにかく私は、前例踏襲とか、古い考え方があまり好きではないので、
正直、PTAという組織は古い考えの団体として認識していました。

また、私が真剣に『PTAいらないんじゃないか?』と感しだきっかけは

約2年前、会長と副会長が全く決まらなかった事でした。

⚫︎コロナ禍で活動も縮小し、PTAって一体なんの活動をしているのか全く分からなくなっていた
⚫︎活動が縮小していて、携わっているPTA役員が少なかった
⚫︎PTAのことを知らないまま本部役員をやるということには抵抗がある
⚫︎保護者も学校へ行く機会も減り、役員の中でもPTAに誘えそうな人も、もはや誰が誰だかよくわからない

などなど
想像ですが、そんな状態だったのかもしれません。

うちの小学校は、ただの古いPTA体質だったかというとそうでもありません。

子供が入学してから4年間で

委員会の1つは廃止
2つの委員会が1つになり、
6個あった委員会が、
4つに減っていました。

さらに、PTAはサポーター制になっていました。

サポーター制とは、
委員会の役員が活動するときだけボランティアを募集するスタイルで

それぞれの委員会活動をするためだけの常置さんと呼ばれていた、各クラス1人から及び各学年1人必要とされていた役員さんの募集はなくなりました。

結果、委員会活動のボランティアを集める委員長と副委員長だけを募集するスタイルに縮小され、
常置委員含めて90名近くいたPTA役員も
会長、副会長、会計、会計監査、4つの委員会で2名ずつ合計16名で活動するスタイルとなっていき
だいぶスリム化されていきました。

また、3年前からはPTAの任意加入へ変更され、
現在では、毎年4月の新学期に継続意思確認書という書類を提出することに。
毎年度、加入する・しないの意思表示を全家庭に問い、毎年、入会と非入会が選択できる方式となっています。
確認書は全家庭回答していただいています。

加入しないに丸を付けたからと言って特に不利益もなく、皆、自由に選択できるようになっています。

そんな画期的なPTA
いつも委員会はすんなり決まりますが、
本部の執行役員はやはり荷が重いということか

上の子供が4年生の時
次年度役員の募集で3月の年度末まで会長と副会長が全く決まらないという事態になっていました。

私の小学校のPTAはSNSツールを使っていますが、
会長、副会長の募集の時には何度もメールが配信されました。

その時に初めて
PTA会長や副会長が決まらないなら
PTAを廃止にしたらいい
時代遅れの組織なんて必要ない
PTAがなくなったらこんなメールも何にもしなくてもいい
むしろ保護者も喜ぶのでは?
と1人で勝手にそう考え

じゃあ、誰が廃止にするの??
廃止にしたいならそもそも
PTAやった事ない私は言えない

PTAいるか
いらないか

一度PTA役員になってみて
本当に要らないなら無くしてしまおう

織田信長のホトトギスの句ではないけれど

『いらぬなら 無くしてしまえ PTA』

そう心に決め

まずは副会長として立候補することにいたしました。










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