「一流のモノ」を経験する事が、無意識につくっていた上限を壊してくれる

こんにちは。

今日は、「一流」のサービスやモノに触れることで、様々な気づきや学びがあるのではという事を書いてみたいと思います。

なにが「一流」なのかという定義の話を始めると長くなりますので、ここでは割愛したいと思います。その分野・ジャンルで、非常に評価が高いと言われているもの、みたいなイメージで捉えて頂ければと思います。

まず、「一流のモノ」というと、イコール高いと判断して、敬遠してしまうかもしれませんが、世の中のサービスや製品には、様々なものがあり、その分野の中で相対的に高かったとしても、絶対的な価格だけを見れば、手に取ることができる「一流のモノ」というのが沢山あると思っています。

例えば、パッと思いついたのは、牛乳ですね。数百円で買えるものが一般的だと思いますが、他と差別化された「一流」であるだろう牛乳というのも存在していて、それは、1000円とかで買えたりします。

普通の牛乳と比較すれば、それは非常に高価ですが、広く視点を広げてみると、1000円というのは、ファッション雑誌より少し高いくらいの金額であると思いますし、書籍一冊を購入すると思えば、買えてしまう金額ではあると思います。

そう言ったものを、奮発して、経験を買うつもりで、購入してみる。そうして、同様の一般的な商品と比較し、どのように工夫されているのか考えてみる。そして、何故、その値段でも売れるのか考えてみる。それは、非常に有意義な学習の機会になると思うのです。

私が、記憶に残っている「一流」の経験を書きますと、それは、地元の観光地にある、その中でも一番著名なホテルに滞在したことです。(一回しか行ったことがなくがなく、しかも食事と、数時間部屋を借りて休憩させてもらうというプランだったのですが。笑)

そこでの経験は、自分の中にあったホテルのサービスって「こんなもんでしょう?」という既成概念を壊してくれるような、きめ細やかなものでした。そして、そこまで、やってくれていいの?と思ってしまうくらいのものだったことを強く記憶しています。

その、ホテルでの経験をした後に、自身の仕事を振り返ってみたのですけど、どこかで、「ここら辺で良いや」、「こんなものだろう」という上限のようなものを無意識のうちに作ってしまっていたのだなあと気づかされました。そして、まだまだ自由に発想して工夫して行っても良いのだという勇気を貰った気がしました。

例えば、皆さんが、建築を学ぶ学生だったとしたら、「一流」とされる建築家の事務所にインターンさせてもらう事も、ひとつの「一流」に触れる機会かもしれません。どれほどまでにデザインにこだわりを持っているのか、切磋琢磨しているのかを「実感する」ことは、(昨日の記事にもつながりますね)大きな学びになるだろうと思います。

様々な分野の「一流」に触れる機会を、意識的につくってみては如何でしょうか?自分の固まった既成概念を壊して、新しい学びを得る良い機会になると思います。オススメです。

皆様に、有益な情報をご紹介できるよう活用します!