コロナホテル療養へのアドバイスとコロナ感染を経て思うこと

こんにちは!
実は私は新型コロナウイルスに感染しておりました。
診断された2日後からホテル療養をしていたのですが、明日をもって隔離生活ともおさらばできることになりました…!
私は非常に幸いなことに症状は非常に軽く、熱なども上がることなく今日まで過ごしていました。
ただ、軽症であった私でさえも、ホテル療養の最中には不便を感じることがところどころにありました。そこで今回は、これからホテル療養をすることになった際にお役に立てるような情報をお伝えしたく、記事を書いてみようと思います!
YouTubeなどでホテル療養情報を見る限り、ホテルによっても差が少々あるようなので、あくまでひとつの参考としてご覧ください!
(コロナ感染時のことについては、また違う記事でお伝えしようと思います!)

1.療養ホテルでの生活スケジュール

まずは療養ホテルでのスケジュールに関してお伝えします。基本的にホテル内での生活の9.9割は自由時間です(笑)
ただし、ご飯と健康観察の時間が決まっているため、その時間だけは律されている状態です。また、かかってくる電話には必ず出ることと、ご飯をとるとき以外は部屋に滞在していること、というルールは守らなければいけません。

では私が実際どのようなスケジュールで生活をしていたのかをお伝えします↓
6:45 起床
6:50 ホテル内放送(「健康観察してくさい~」)
7:00 検温・血中酸素飽和濃度計測→アプリに入力
7:00~7:30 朝食(お弁当を取りに行く)
7:30~12:00 自由時間
※10時くらいに一度体調確認の電話が看護師さんからかかってきます。
12:00~12:30 昼食(お弁当取りに行く)
12:30~18:00 自由時間
18:00~18:30 夕食(お弁当取りに行く)
18:30~ 自由時間・お風呂
※18時30頃に午前中と同様、看護師さんからお電話きます。

ざっとスケジュールはこんな感じです!
健康観察がきちんとあることと、24時間体制で看護師さんがホテルについていてくれることは本当に心強かったですしありがたい限りでした…!

ホテルには看護師さんや職員の皆さんもいらっしゃいます。私達コロナ患者とその方たちが接触することがないよう、ごみ捨てやお弁当をとる時間は細かく決まっています。スタッフの方がお弁当などを回収してくださる時間には必ず放送が入り、外に出ないように言われます。この年になると放送やチャイムを聞くこともなくなるので、なんだか新鮮な気分でした!笑

2.療養ホテルにあったもの

では次は、療養ホテルにあったものとなかったものを紹介します!これはかなり大切な情報になってくるかと思います…!私も途中で困ってしまい、差し入れをお願いしたこともありました。
(ホテルではネットショッピングと差し入れはOKになっています!ただ、ウーバーイーツなどのデリバリーは禁止です。最悪なにか必要なものがあれば、知人にお願いして、ホテルの人に託してもらうことは可能です!)

〇あったもの
・バスタオル(ただし宿泊期間に交換はなく、同じもの1枚を使い続ける)
・フェイスタオル(バスタオルと同様)
・ポット
・紙コップ
・スリッパ
・冷蔵庫
・シャンプー、ボディーソープ、リンス
・ドライヤー

✕なかったもの
・歯ブラシ(これは大変!!念のため持っていくことをお勧めします)
・パジャマ
・加湿器(これはないところが多そうです)
・洗濯機
・電子レンジ

3.持っていくと便利なもの

あったものなかったものを踏まえたうえで、個人的にプラスアルファでもっていけばよかったもの&持っててよかったものを紹介します!

お水、お茶
朝は野菜ジュースパック、昼夜は500ミリのペットボトルが支給されますが、水分補給的にもう少し欲しい…!ってどうしても思いました。水道水という手でもいいのですが、ただでさえも制限が多い中ですから、せめてお茶を飲めることでも心の幸福度あがります…。持っていくことをお勧めします。

・お菓子、インスタントスープ等
毎食のお弁当支給は本当にありがたい限りです…ただ、どうしてもそれだけではもの寂しくなってしまいました。お弁当にプラスで食の楽しみがあることで、ちょつと気分もあがります、ほっとします。

・加湿器(小さいのがあれば)
本当に加湿するもの何もないんです…。私は喉の痛みが早めに引いたので良かったですが、喉の痛みや咳が続いている場合はこれは欲しくなると思います…。ただ、私自身も小さい加湿器など持っていません(笑)
ない場合は、マスクに濡れたティッシュやタオルを挟んで寝るのもいいかもです!(コロナ初期は私もこうして乾燥に抗ってました)

簡単な清掃道具(コロコロ、ガムテープなど)
私の止まったホテルは正直あまりきれいではなかったです。+当然ですが数日宿泊する間は清掃などはありません。ベットや床、洋服など気になったところがあればささっと清掃できるようなものがあっても損はないはずです!

アルコールスプレー
めちゃめちゃ愛用してました…!私はあまり知識がないのでわかりませんが、もし自分と違う種類のコロナウイルスに感染している人がいたら、二重感染してしまうのでは⁈と勝手に心配になり、外に出たときとご飯を食べる前は必ず手洗いとアルコールスプレーをしていました。二重感染に関しては、調べてもあまり
わからなかったので全くあてにしないでほしいのですが、予防するとに悪いことはないかなと思います。

多めの下着類
選択が手洗い以外はできません。手洗いは可能ですが、干すところがなかったりするので、療養中は洗わずにでも対応できるくらいの下着があった方が確実に安心だと思います!

4.最後に

簡単ではありますが、7日間のホテル療養を経て私がお伝えできることを簡単にまとめてみました。いかがだったでしょうか!
少しでもどなたかのお役に立てると幸いです。

世界中で感染拡大が止まらない中、もはやコロナウイルスは避けるものではなく向き合っていかなければいけない存在になっています。
もちろん、外出自粛や感染対策の実施など、できることを続けて感染しないようにするのが一番です。
ただ、ここまでの感染者が増えている社会の中では、感染してしまうことはもはや仕方ないことだとも思います。感染を肯定しているのではなく、誰を責めることもできないだろうということです。

いくら気を付けていてもかかってしまうときだってあるかもしれません。私自身も感染前の人との接触の少なさを考えると、感染してしまったことが不思議にすら思っています。

ただ、今回のホテル療養を通じて、様々なありがたみを感じました。隔離するために無料でホテル療養ができ、ご飯も提供していただき、看護師さんが見守ってくださる環境に身を置けることに、感謝の思いと日本がいかに進んでいる国なのかと改めて感嘆しました。

コロナ感染者側に立ってみて始めて感じることが沢山ありました。どこか気が緩み始めていた自分の行動も、改めて見直していく必要性も感じました。

日常に馴染みつつあるコロナウイルスですが、その陰では、猛威と毎日戦ってくれている医療従事者の方々や様々な政策を進めてくださっている方々、絶え間ない対応をしてくださっている保健所や公務員の皆様など、本当に沢山の方々の奮闘があるのだと感じました。

もう仕方ない、と他人ごとにするのではなく、私達ひとりひとりが向き合っていくべきだと思います。私も明日からは普通の生活に戻りますが、感染を拡大させない意識をもって行動していきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?