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建築

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#インテリア

音楽も空間もリノベーション"kitri ライブ Blanc Noir@YUKUIDO工房"

コロナ禍に突入した頃、音楽系サブスクを聴きあさる中でkitriの音楽を知ったように記憶してい…

unbewusst
11か月前
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デンマーク発日本で培われた手仕事"BaBaBa セシリエ・マンツ展"

デンマークのデザイナー、セシリエ・マンツ氏は、フリッツハンセンやマルニ木工など多数のブラ…

unbewusst
11か月前
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味も空間も深み有"DENDELION CHOCOLATE 蔵前"

ここ数年よく耳にするようになった、Bean to Barのチョコレート。 Bean to Barとはカカオ豆か…

unbewusst
1年前
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庭と緑とコーヒー"草月会館&CONNEL COFFEE"

まだ本格的に寒くなる前に訪れた「草月会館」。 1977年に丹下健三氏による設計で完成した。 青…

unbewusst
1年前
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組んで汲む"KUMU Kanazawa KISSA&Co."

12月の豪雪のタイミングで行った、日帰りの金沢。 頻繁に降る霰は身体にあたると痛いし、時折…

unbewusst
1年前
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"OGAWA COFFEE LABORATORY下北沢"

ごちゃごちゃした下北沢の街が大学時代から大好きだった。 あの頃地上を走っていた小田急線と…

unbewusst
1年前
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パブリックスペースの在り方"黒川紀章 国立新美術館"

自宅からアクセスのよい上野に頻繁に行くのだが、久々に乃木坂にある国立新美術館を訪れた。 前回行ったのは安藤忠雄氏の展覧会だったので5年ぶりくらいだ。たまたま安藤さんセミナー中で、最後には列に並んで図録にサインをしてもらった。 国立新美術館は、黒川紀章氏と日本設計の共同体による設計で2007年に完成、黒川氏は竣工を見届けた同年に亡くなった。 この場所は、旧日本軍の駐屯地があり長く一般の人々が立ち入らないエリアだった。そのため、美術館のコンセプトを「森の中の美術館」とし、自然環

ザ・ショーケース"NAKAGAMI nakameguro"

洋服を買うのは、なるべく歩かず多くブランドを見られる新宿伊勢丹がほとんどのため、面的にお…

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1年前
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細部への労わり"ゼンティス大阪"

たまにある大阪の出張で宿泊先をいくつか試している。 最近ではラグジュアリーホテルブランド…

unbewusst
1年前
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呼応する建築"東京都庭園美術館新館"

歴史的建造物を保存しながら新館を整備していく、という事例は昨今多く見られるが、この2つを…

unbewusst
1年前
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まちと社会とつながる"谷中 TAYORI"

少し前の新建築に谷中のいくつかのプロジェクトが載っていたので、自転車で行ってみた。 谷中…

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1年前
24

手仕事の街に手縫いのような仕事"蔵前 Nui.Hostel&Bar Lounge"

「東京のブルックリン」と呼ばれるようになってからジワジワ人気を集めている蔵前。 隅田川が…

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1年前
23

リゾートホテルの持続可能性"沖縄 ホテル日航アリビラ"

台風から逃げるように帰ってきた沖縄滞在。 予期していた訳ではないが、子どもの学校や習い事…

unbewusst
1年前
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再々開発は古くて新しい"京都 新風館"

エースホテルが入ることで話題となった「新風館」。 建物のデザイン監修は隈研吾氏。 10歳の娘と豊島区庁舎に行った際に、ここと国立競技場設計した人一緒だよね?と言っていたが、新風館も同じ人だよね、となるだろう。彼がつくる建物に込められたメッセージは一貫しているし、むしろ年々シンプルになっている。 1926年、新風館は前身となる「旧京都中央電話局」が竣工した。設計は近代モダニズムの先駆者と呼ばれた吉田鉄郎氏。連続したアーチ状の窓が印象的な建物だ。1983年に京都市指定・登録文化