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【オーバーウォッチ2】サポート(ソロ)でブロンズ5からプラチナ4まで上げた方法

オーバーウォッチ2のサポートでライバル・プレイの認定を受けたところ、「ブロンズ5」に認定されてしまいました。
それでも「ブロンズ5」からソロ(1人)で「プラチナ4」まで昇格。

サポート目線になりますが、どうやって上げたのか、意識していることなどをまとめています。

ブロンズ5だからといってどうか卑下しないでください。私なんてオーバーウォッチ1から遊んでいるのに関わらずブロンズ5でした。

底辺だからこそ伸びしろ(成長)しかありません。この記事を読めば確実にランクを上げられると確約はできませんが、知識を増やし武器にすることができます。今よりもステップアップをお約束します!

最初に結論

ついつい熱く書きなぐっていたら5000文字を超える長文になってしまいました。しかもほとんど画像もなく文字ばかり読む方もダルくなり恐縮です。

長文を読んでられない忙しい方向けに最初に要点だけ羅列します。

・人数不利の時は単独で敵チームに挑まない。
人数で負けていると勝てません。リグループ(再集合)して5対5で再度アタックしましょう。

・サポートのデスを減らすとヒールが供給され前線を維持しやすくなる。
タンクやダメージよりもデスを減らす意識を持ちましょう。

・基本構成はメインヒーラー1人とサブヒーラー1人。
サブヒーラー2人はヒール量が足りなくなる可能性が高い。メインヒーラー2人はヒール過多でULRが溜りにくくなる可能性が高い。

・メインヒーラーはタンクをヒール、サブヒーラーはダメージ、メインヒーラーをヒールして役割分担をする。
※それぞれ状況に応じて臨機応変にヒールをまわすこと

・ライバル・プレイではボイスチャットをオンがおすすめ。
顔も実力も知識も知らない野良で組むため、ボイスチャットに入るだけで勝つための情報共有されることが多いです。

・とんでもない〇〇な味方を引いたときは黙って回避しましょう。
勝手に1人で突撃していたり、ピック変更せずデスを繰り返す味方を引くこともあります。こちらから何を言っても無駄なので、回避しましょう。

・攻略サイトであれば「だらだらオーバーウォッチ2」、コーチング動画であればta1yoさんの動画をオススメです。

・疲れたら休憩しましょう。
サポートは他ロールに比べキャリーし辛く味方へ依存しがちです。そのため味方の立ち回りが上手くないと、フラストレーションを溜めがちです。フラストレーションを溜めてティルト状態になる前にいったんゲームをやめて休憩して気持ちを切り替えましょう。

オーバーウォッチ歴および自己紹介

オーバーウォッチ履歴は(CS版)1から始め約5年。
オーバーウォッチ1のライバルプレイを始めたのがだいぶ遅かったため、プレイヤーの減少が進みスマーフ、トロールが蔓延する最悪の環境、自身の能力不足の結果、ブロンズ寄りのシルバー(SR1700くらい)でした。
そこから萎えてしまいクイックプレイに籠っていました。

オーバーウォッチ2でライバル・プレイで初めて認定を受けたところ、ブロンズ5から開始しました。オーバーウォッチ1をクイックプレイで遊んでいたとはいえ底辺中の底辺のランクで、悔しかったので1人で頑張ってみました。

得意なサポートヒーローはアナ、バティスト、ゼニヤッタ
上記以外のヒーローも使えますが、メインヒーラーだとチームへの貢献およびキャリーできている感じがして好きなのです。
特にアナのULT(ナノ・ブースト)を付けた味方がキルとりまくると、とんでもなく気持ち良いんですよね。
ちなみにモイラ実装当時、バトルモイラで黒玉しか投げていませんでした。当時の私をぶん殴ってやりたいぐらいです。

【絶対厳守】オーバーウォッチの基礎

人数不利の時はリグループを行う

オーバーウォッチは5対5で戦うゲームです。
5対4や5対3など味方の人数が減った状態で戦っても勝ち目は薄いです。
1人で複数の相手をすると返り討ちに合うだけです、絶対にやめましょう。

かならずラジオチャットで集合を呼びかけリグループしましょう。

リグループとは5人全員が敵の射線を切る、安全地帯で再集合することを指します。3対5で戦うよりも必ず5対5で戦う意識をしましょう。

デスを減らす意識をもつ

タンクやダメージに比べてデス数を減らす意識をしていますか?
最前線で戦うタンクや火力を出すダメージは被弾しやすい反面、サポートは(基本)いちばん後ろで敵からの射線を切りつつヒールするのが定石です。
サポートがいちばんデスすると下記の負の流れになります。
①タンクやダメージへのヒールが回らない
②味方が順番にデスをしていく
③前線がどんどん下がっていく
④結果、試合に負けてしまう

サポートは他ロールに比べてとにかくデスを減らしましょう。
生存し味方へのヒールし続けることで最低限の仕事していると言えます。

基本構成はメインヒーラー×サブヒーラー

メインヒーラーとはアナ、バティスト、モイラ、キリコ
サブヒーラーはゼニヤッタ、ルシオ、マーシー、ブリギッテを指します。


※人によって上記定義が異なる可能性があり、ここで議論する内容ではないため当記事ではメインヒーラーやサブヒーラーの定義は便宜上、上記とします。ご了承ください。

基本構成はメインヒーラー(1人)×サブヒーラー(1人)です。
(注意)メインヒーラー×サブヒーラーが絶対勝てる構成ではありません。

サブヒーラー(2人)はタンクおよびダメージへのヒール量が足りなくなる可能性が高く、よっぽどのことじゃない限りやめておきましょう。
ちなみによっぽどのこととは敵フランカー(ゲンジ、トレーサー、ソンブラ等)に絡まれてデスを繰り返し、味方へヒールを回せない状況です。自衛するためのサブヒーラー×サブーヒーラーは仕方ありません。

ではメインヒーラー(2人)はどうか?今度は過剰ヒールになりがちです。
例えばアナ×バティストは圧倒的にヒールをまわせる反面、各ヒール量が多いためそれぞれのULTを上げにくくなります。
特にアナのULTは上げやすく前線に影響するほど強力なので致命的です。
敵の火力が高すぎる時以外はやめておきましょう。

相方サポートと役割分担をする

つねに自分以外の全員をヒールし続けるのは理想ですが、現実は難しい。ましてや自分自身がデスされない前提条件を加えると、不可能に近いです。

メインヒーラーはタンクをヒール、サブヒーラーはダメージ、相方サポートをヒールする意識を持つと混戦時にも慌てずヒールを回せます。

だからといって「メインヒーラーはダメージや相方サポートを回復する必要ないんだ」と絶対に勘違いしないように。
メインヒーラーはタンクの体力に余裕があればダメージや相方サポートを回復してあげれば良いし、メインヒーラーでは追いつかないほどタンクが瀕死の時はサブヒーラーでもタンクの回復をしてあげましょう。

ヒールをしつつ火力を出す意識を持つ

「サポートがヒールしているのに試合に負けたのは試合を有利に展開できないタンクやダメージが悪いんだ」と思っていませんか?
サポートとして敵味方含むトップのヒール量なのに、ちゃんと仕事しているのに・・・と。過去の私は幾度となく思っていました。

ダメージが全くキルできていない時、サポートも攻撃に参加する必要があります。特に敵ダメージが味方ダメージよりもダブルスコアで差を付けられている時、サポートでも火力を出す意識をしましょう。
「ダメージdiff」とチャットを打つ手を止めて、サポートも火力を出す意識に変換しなければいけません。

第1候補は「ゼニヤッタ」
ダメージと呼んでも差し支えないほど、火力が出ます。味方が倒したい(フォーカスを浴びている)敵に不和を付けて、通常攻撃をバチバチと当てるだけで敵は溶けていきます。特にゼニヤッタの不和とソンブラのハックを組み合わせると相手がタンクでもすぐに落ちます。
ちなみに私はゼニヤッタで味方のダメージよりもダメージ、キル数をとったことは1度や2度じゃありません。おすすめ。

第2候補は「バティスト」
メインが3点バーストで少し癖がありますが、火力が出ます。さらにリジェネ・バーストやイモータリティ・フィールドで味方を守りつつ、敵を攻撃できるため、サポートしつつダメージの役割をこなし一石二鳥です。

味方のピック変更を強要&期待しない

(例)敵ザリアが暴れているのに、味方タンクはD.Vaから変えてくれない。
チャットで「ハルトに変更してください」と言ったとしましょうか。
おそらく変えてくれませんし、聞いてくれないことが多いです。理由としてはチャットをオフにしている、ザリアのアンチピックを使えない、ダメージがなんとかしてくれると思っている等々あるのでしょう。
そのまま指をくわえていても「タンクがハルトに変えてくれなかったかた負けた」で終わるだけです。

味方の適切なピック変更には期待できないと割り切り、サポートは自衛するなり、(前項目の)火力を出すなり今できる力を120%出し切りましょう。

ボイスチャットはオンにしておく

初心者は暴言を目にする可能性があるから、チャットおよびボイスチャットをオフにしている人が多いかもしれません。
しかしライバル・プレイにおいてボイスチャットオフはデメリットです。

「裏にリーパーがいるから気を付けて」
「ソンブラがサポートに絡んでいる。助けて」
「つぎハルトのシャターがくるぞ」
「今のULTナイス!次のウェーブは自分がULT使うよ」

チーム内ボイスチャットに入っているだけで、チームに有益な情報が入ってきますし、士気も高まります。聞き専門で良いので、利用しましょう。
私もチーム内の味方が3人以上ボイスチャットに入っていれば、たとえ相手が聞き専であっても上記のように情報共有しています。

もしも暴言を吐かれたなら相手を通報、個別ボイスチャットをオフにするだけ。気持ちを切り替えて次の試合へGOです。
逆にいくら味方がひどくても、暴言やヘタクソ等、チーム内の士気が下がるような発言は絶対にやめましょう。百害あって一利なしです。

ライバル・プレイの味方共通の目的は「勝利」です。顔も知らない野良の組み合わせで勝利するためにはどうすれば良いと思いますか?
個人の力と味方の力を足し算ではなく掛け算(連携)すると、勝率は格段に跳ね上がります。

〇〇な味方は黙って回避

ブロンズからシルバー帯がランクを上げるのにいちばん苦労しました。
「いま遊んでいるモードはライバル・プレイよね?デスマッチじゃないよね?」なんて錯覚してしまうほどひどい立ち回りをする味方をたくさん見てきました。サポートの立ち位置はバックラインなので、良くも悪くも全体を見渡しやすいです。

・味方ハルトが敵陣へ1人でチャージしてデスを繰り返す。
・敵ファラが暴れているのに、味方ダメージは対空ヒーローを出さずデスを繰り返す。
・味方モイラがヒールしないバトルモイラでデスを繰り返す。
・味方がリグループせず、バラバラに動いてデスを繰り返す。
・デスしてからラジオチャットの回復要請を連打する味方。
・試合中、一度もULTを使わなずに負ける味方

私は成人ですけど、聖人ではありません。
(記事唯一のダジャレ。ここで笑わなければ他で笑うところはありません)

ボイスチャットで「何やってんの?〇〇(自主規制)が!」と言いたくもなりますし、過去に言ってしまい喧嘩や某掲示板に晒された経験もあります。だからこそ言えるのですが、肉親や兄弟、恋人ならともかく、顔も知らない匿名の相手にこちらのリソースを費やすほどバカなことはありません。

たとえば喫煙が禁止されている場所で煙草をふかしている人がいたとします。あなたはそのマナーの悪い喫煙者に注意しますか?
上手くいけば「すいません」と煙草をふかすのをやめてくれます。
下手をすると「お前に関係ないだろ」と殴られる可能性もあります。
「煙草をやめてくれる」もしくは「殴られる可能性」を天秤にかけると、はるかにデメリットのほうが大きく、割に合いませんよね。
あなたはそれでも安い正義感を振りかざしますか?

注意して口論や喧嘩になると、胸の奥にズシンと重い黒くモヤモヤした感情が渦巻くだけです。闇落ちするとオーバーウォッチを楽しめなくなります。
相手は別次元のコミュニケーションとれない人間だと認識し、黙って回避しましょう。

疲れたら休憩しましょう

タンクやダメージは(サポートに比べると)キャリーしやすいです。
サポートはそれなりに火力を出せるものの、どうしても味方に依存しがちだからかなり難しいです。

「なんでタンクが裏取りしてんだよ」「なんでそんなヒールできない場所でヒール要請してんだよ」「ダメージがキルしてくれないからいつまでたっても有利に進まない」どうですか?サポートの人あるあるじゃないですか?

そもそも味方全員にヒールをまわすなんて不可能に設計されています。
だってオーバーウォッチはヒールよりもダメージの方が大きいからです。

タンクのAさんかダメージのBさん、どちらかしか生かせません。どちらを生かしますか?トロッコ問題や災害時のトリアージのように命の取捨選択が往々にして発生します。サポートは残酷な選択をさせられるロールなんです。(見捨てられた味方からはヒールしろよ!カス!と漏れなく暴言をもらうこともあります)

サポートだけじゃどうにもできない状況が発生し、オーバーウォッチを遊ぶ時間が長いほど、知識が増えるほどフラストレーションがたまります。
フラストレーションがたまり過ぎるとプレイ中の視野も狭くなり、プレイ中の判断ミスが増え本来のパフォーマンスはさらに下がります。この状態を「ティルト」と呼びます。

自身でもイライラ(味方への愚痴など)している、スコアボードのスコアが著しく下がっている時、いったんゲームをやめ休憩しましょう。

そのまま続行しても思い通りにプレイできず、味方にも迷惑をかけますし、せっかくの上がったランクの降格もあり得ます。

ちなみに私は〇〇な味方を引きすぎてイライラし、シルバー3からブロンズ5へ降格した経験があります。いったんその日はゲームをやめて、次の日から再開しました。

参考しているサイトやYOUTUBE

初心者は「だらだらオーバーウォッチ2」を読み込むのがオススメです。
オーバーウォッチの基礎の基礎を分かりやすく解説してくれています。

上記サイトで知識を入れ実践を行った後、元オーバーウォッチリーガーのta1yoさんのコーチング動画を見ると理解がより深まります。
※オーバーウォッチ2から始めたばかりの初心者だと言っている意味を理解するのが難しいかもしれませんが、絶対にタメになりますよ。

最後に

ここまで長文を書くと離脱する人が大半だと思いますが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

「たかだかプラチナを踏んだぐらいで講釈を垂れてんじゃねぇ」と思われるかもしれません。しかし私はプロゲーマーや高ランク帯の方だけではなく、そのランク帯を経験した者でしかわからない視点や取り組み方も必要だと思っています。

私が何を思いどんな意識をして昇格してきたかを文字に起こすことで、見てくれた方が咀嚼し少しでもランクを上げる力になれば幸いです。

各ロールの視点(きもち)の記事もどうぞ

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