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働くことの幸せとは~日本理化学工業について~

働くことの幸せって何だろうと考える。
働くとは…

企業に所属し、その企業の目的を達成するために労働力を提供する事。
その結果、対価として給与(お金)を貰い、そのお金で生活が成り立つ。

Google検索より

企業の目的は様々であるが、少なくともお金が無いと生活出来ない。衣食住など…
お金を貰ってそのお金を使って経済は成り立つ。
お金以外にも目的はあるのだけど…
子供の頃は親が養ってあげないといけないけど、近年は子供の職業体験というものがあり、学生時代はアルバイトをする人も多いので、その頃から少しずつお金について身につけて行く。
もちろん、健常者だけでなく障害者も働く義務はある。

「日本理化学工業」という会社を知ってますか。
私は最近知ったのですが、ここは国内シェア7割でチョークを作っている会社です。
日本理化学工業の会社HP↓

ここは何が凄いかというと、障害者雇用を積極的に行っているという事。
全体の約7割が知的障害のある社員です。
当初は、なかなか障害者雇用まで余裕が無かったらしいですが、とある養護学校の先生から直に相談され、最初は試用期間として採用しました。
それから正式に正社員として採用してはどうだろうかと健常者の社員から言われました。
障害者と健常者と共存して仕事しなければならないため、健常者は何度も分かりやすく教えている人もいる反面、なかなか上手くいかず辞めていく健常者も居て、創業者が障害者雇用に悩んでいる時に、
禅寺のお坊さんからこんな言葉を言われました。
人間の究極の幸せは、

  1. 人に愛される

  2. 人に褒められる

  3. 人の役に立つ

  4. 人に必要とされる

「養護学校で卒業した障害者は福祉施設で面倒を見てもらう事が幸せではなく、働いて人の役に立つ事が人間を幸せにする」とお坊さんから教わったそうです。
それから日本理化学工業は、障害者雇用を積極的に採用し、今に至ります。

日本理化学工業については、今週土曜から始まる24時間TVのスペシャルドラマで放送されます。

興味ある方は是非ご覧下さい。

お坊さんからの4つの言葉、良い言葉ですね。
人に愛されて褒められて役に立って必要とされる
そのために人は生きているのだなと思いました。
障害者といっても色々な障害を持った人が居て、中でも精神的な障害を持った人は見た目では分かりません。
私の周りでもその方々は居ますが、見た目では障害者なのかは分からなかったです。
過去に色々あったとしても、今は精一杯頑張って仕事など色々やってます。
障害者だからといって最初から「これ出来ないだろう」と決めつけるのは良くないです。
まずやってみないと分からないですからね。
それで出来なければ、他の仕事に変えるか、出来るように環境を工夫するか、教える側が工夫しないといけないですね。
障害者にしても健常者にしても、初めての事(仕事)をするのには誰でも分からず時間が掛かりますよね。
だから、誰でも仕事が出来るように教える側がきちんと指導して、教えた後も分かるまでフォローしないといけない。
手順書みたいなものがあれば尚更分かりやすいですね。
私のとこの職場は、昔は作業手順書が無かったため、今、順に手順書を作っているところです。
誰が見ても分かる手順書を。
障害者雇用はしてないですが…

障害を持った人も、その仕事に興味を持てば働きたいのは誰でも同じことです。
だからお互いに理解して共感して仕事をしていったら良いと思います。
もちろん、危ない仕事はやってもらうのは難しいですが、それでもその障害者がやりたいと言ったなら、ベテランの人付き添いで試してもいいかと思います。
障害者も1人の人間なのでその意見も尊重しないといけないです。
日本理化学工業は、障害者に役職を持たせているそうです。
役職を持たせる事で責任感を付けさせる、そうする事で「自分が見本にならないといけない」と思うから、責任感を持つようになり、仕事にやり甲斐を感じるようになってると思います。

障害者雇用をやってるとこはどのくらいあるでしょうかね…
障害者も頑張ってるという事は、健常者も頑張らないといけないですね。
お互いに切磋琢磨して。
逆に、障害者から学ぶ事もありますね。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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