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小説「いつか来る春のために」完結版

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以前より書いていた「水平線を越えて」3人の春編、に新しい物語を加えて 再編集をして完全版を創作し完成しました。。このマガジンにまとめました。 文字数約60000字。 中編小説…
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記事一覧

【いつか来る春のために】❶序章 2020年9月      黒田 勇吾

@あらすじ 2020年のコロナ禍が始まった年の秋から物語は始まります。 主人公の一人の「鈴ちゃ…

【いつか来る春のために】❷第一章三人の家族編① 黒田 勇吾

・・・・隆行,あなたは私に大切な思い出を三つ残していってくれたね こうして仮設住宅に嫁の…

【いつか来る春のために】❸三人の家族編 ②黒田 勇吾

洗濯かごを持って玄関に入ると、加奈子の部屋から子守唄が聴こえてきた。  ~ねんえこやぁ~ …

【いつか来る春のために】❹第二章 加奈子の想い出編  黒田 勇吾

                第二章  加奈子が車で牧野石駅前の駐車場に着いたのは朝の…

【いつか来る春のために】❺ 第三章 仮設からのリライブ編  黒田 勇吾

               第三章  翌日の三月十日は土曜日だった。仕事をされている人…

【いつか来る春のために】❻ 終章    向日葵の絆そして 再びの旅路 完結   …

              終章❶  翌朝、三月十一日、美知恵は朝早く起きると着替えを済…