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大義あるプロダクトを世に生み出すために。Pro3 Labが挑む完全成果報酬型エンジニアリング

ゼロから千の大義ある事業と大志ある起業家・事業家を連続的・同時多発的に創出する業界初の全方位型スタートアップ・ベンチャー共創プログラム「Relic Startup Studio : ZERO1000 Ventures」は2023年1月の開始以降、すでに3つの企業を輩出しています。

そして先日、新たに4つめの企業「株式会社Pro3 Lab」(以下、プロラボ)が生まれました。
プロラボは、より多くの大義あるプロダクトを世に生み出すため、従来の受託開発ではなく、完全成果報酬型のエンジニアリングをする企業。
いったいなぜ完全成果報酬型を選ぶのか?プロラボによって実現する世界はどのようなものなのか?そしてどんなメンバーが在籍するのか?
今回はとことんプロラボをご紹介していきます。


創業したのは3人のエンジニア

創業のきっかけとなったのは1年前のメンバー2人のミーティングから。雑談ベースで「何か新しいサービスを作ろう!」と話し始めたことから、創業者3名の活動は開始しました。

いくつかサービスを開発していく途中、Relicホールディングスの全方位型スタートアップ・ベンチャー共創プログラム「ZERO1000 Ventures」が始動したこともあり、“起業”という選択肢を検討しはじめた3名は、「ZERO1000 Ventures」へエントリーし、具体的に起業を実現すべく準備を進めていきました。

創業メンバー3名はRelicに所属し、現在も活動するエンジニアです。取締役全員が現役エンジニアなので、自ら動いて初期コストを抑えた開発ができます。3名それぞれの簡単なプロフィールもご紹介します。
CEOの臺は公務員としての幅広い経験から「社会が変わる過程」を数多く経験し、社会がより良く変化する活動と、それによって生まれる人々の笑顔に生き甲斐を感じました。
そしてWeb業界での経験が増し、エンジニアリングの奥深さや素晴らしさに魅了された今、先人たちが長らく積み上げて来た技術の結晶が溢れるこの世界で、テクノロジーを最大限に活用し、自分たちの力で社会をより良いものにしていくサービスを作ることを生き甲斐にしたいと言います。

<創業者プロフィール>

代表取締役CEO:臺 健太郎

同志社大学経済学部卒業→新卒で国家公務員、省庁で勤務→都庁でオリンピック・パラリンピックの企画に関する業務や教育委員会での業務に従事→復興対策支援のため福島県庁へ出向→Relic入社しエンジニア職へ。

<こんな経験/特徴も>
・グローバル展開を行うクラウドファンディング/ECプラットフォームのSaaS開発
・引越しマッチングサービスのインフラ構築/API開発
・iOS/Androidアプリ「Loupe」のバックエンド/インフラ開発リーダー
・SRE部門のメンバーとして、インフラ構築の定型化および迅速化や、汎用サブシステムの開発・提供にも関わる
・2022年11月にRubyWorldConference2022へ登壇
・個人でもプロダクトを開発し、日々、エンジニアリングを通じた社会課題の解決に取り組み続む


取締役CTO:遠藤 瑞稀
名古屋大学→在学中、ECサイトの立ち上げを経験→別ジャンルのECサイトの立ち上げに携わり、サイト構築からデータ分析、仕入れ、管理業務など全ての業務を行いグロースにも貢献→データ分析でプログラミングに触れたのをきっかけにWebエンジニアとして転職、Relicへ。

<こんな経験/特徴も>
・自社プロダクトの保守
・医療系情報サービスなどの立ち上げや設計
・バックエンド/インフラ開発リーダー
・SRE部門のメンバーとして、インフラ構築や技術調査などを担当
・個人でもプロダクトを開発し、情報を積極的に発信
・情報処理安全確保支援士試験合格者


取締役CPO:山口 裕也

新卒で製造業向けソリューションを提供している大手SIerへ入社→自社製品プラットフォームサービスの立ち上げメンバーとしてプロダクトの技術責任者を担当→大手製造会社との共同開発を主導し、サービスのグロースや運用保守に従事するなど多彩な開発経験を積む→BIソリューションの新規企画立ち上げからリリースまでを牽引→Relicへ。

<こんな経験/特徴も>
・Webシステムだけでなく、センサーやデバイスを用いたIoT分野など幅広い知見から、CEATECなど各種展示会や様々なイベントでの豊富な実績を持つ
・エンジニアとして業務を行う傍ら営業企画に携わり、技術責任者としてBIソリューションの新規企画立ち上げからリリースまでを牽引
・新規事業開発/新規プロダクト開発におけるプロトタイプを用いた検証の要件定義や開発など多くのプロジェクトを主導



大義あるプロダクトを世に生み出すために

なぜプロラボは従来型の受託開発ではなく、完全成果報酬型エンジニアリングに挑むのでしょうか?そこには新規事業が抱える大きな壁がありました。

開発/エンジニアリングの現場では、従来の請負契約や準委任契約によるいわゆる「受託開発」事業が一般的ですが、そこには大掛かりな開発初期投資が必要です。

  • 新規事業が本当に成功するかわからない

  • 自社の既存事業とのシナジーが生まれなかったらどうしよう

  • 開発予算を上回る利益が確実に生み出せるのだろうか

そんな不安も多く、この開発初期投資の大きな壁は、ベンチャー・スタートアップだけに限った課題ではなく、中堅・中小企業においても乗り越えるべき壁として立ちはだかります。

プロラボではこの開発初期投資の壁に着目し、エンジニアが開発工数を先に投資し、将来の売上や収益から、投資コストを回収する「レベニューシェア」モデルを提供することで、初期投資の課題を解決します。
大志あるパートナーの事業を形にし、より大きな収益の獲得を目指すためにプロラボを設立しました。

プロラボは「工数・単価の枠を超越した『エンジニアリングによるてこの力』で、世の中を変革する『大義あるプロダクト』を創る」をミッションに掲げています。

『Professional』、『Product』、『Profit』を提供する、『3人のエンジニア』が創業した「プロラボ」こと、「株式会社Pro3 Lab」は、より多くの大義あるプロダクトを世に送り出し、成長させていきます。


具体的に完全成果報酬型エンジニアリングってどんな事業?

プロラボが提供する完全成果報酬型エンジニアリング事業では、大志あるパートナーの事業アイデアに対して開発工数を先行投資し、将来の売上・粗利もしくは、株式等による現物出資からシェアをいただくスキームにより、パートナー様が初期開発費用を抑え、新たな開発に挑戦しやすくする「レベニューシェア」モデルでエンジニアリングを提供します。準委任や請負契約で実施する時の開発初期費用よりも大幅に廉価な費用により、共同で収益化を目指します。

実際、すでに注文住宅に関する業務をDX化するAI検索システムのレベニューシェア開発を実施しており、この事業の必要性を体感しています。

プロラボのビジネスモデル

企画/要件定義/デザイン/フロントエンド/バックエンド/インフラ/セキュリティ/サービス運用など、ソフトウェア開発に必要な工程については全て一気通貫でプロラボが提供、完結します。
そのほか、プロトタイピングとしてローコード/ノーコードツールを使った開発やChatGPTを始めとする生成AIを活用した開発など、幅広い開発知見を有し、サービスのグロースに必要な技術を、共同開発の中で最適な形で活用します。

<こんなモヤモヤ・要望をお持ちの企業さまへおすすめ>

  • 特定の事業領域に対して、明確な事業課題・アイデアを保有し、それに対する明確な顧客ニーズがあることが見込めている事業者様

  • 事業アイデアを有し、見込み顧客にリーチできるチャンネルも保有しているが、開発リソース不足と予算不足に悩む事業者様

  • Webアプリケーションやソフトウェア開発等の経験・知見はないが、特定の事業領域に対して独自の知見や専門性を有し、システムを活用した新規事業アイデアを実現したいという事業者様


プロラボの強みは?

新規事業開発“だけ”に取り組むRelicのエンジニアとして活動していたメンバーによるプロラボには、どのような強みがあるのでしょうか?CEOの臺に聞いてみました。


「開発規模や分野としては、少人数での開発で立ち上げて行くため、開発を手がけるソフトウェアは大手開発ベンダーの参入が少ない分野が一番マッチしやすいと考えています。
また、システム種別としても、ある特定の業界に特化したシステムについて、パートナー様の保有する深い業界知識に基づく課題感、業務固有のプロセスに合わせたニーズなどを活かした開発で、事業展開していくことを得意としています。

Relicでは新規事業開発にとことん取り組むことができるので、何もない状態からシステムを設計・構築する経験は3名とも厚く積んでいます。事業の状況によっては開発手法を機動的に切り替えたり、ときにはエンジニアがビジネス担当と事業展開についての意見を交えながら事業を前に進めたりと、柔軟な対応が得意です。」


挑戦者よりも挑戦することをコンセプトに掲げるRelicで新規事業開発経験を積んできた3名だからこそ、パートナー企業に寄り添い、既存の枠組みに捉われない柔軟な開発を提供できます。
これから歩みだすプロラボから、どのような大義あるプロダクトが生まれて
いくのか、今後もご紹介していきます。


始動1年で4社が起業したスタートアップスタジオ「ZERO1000 Ventures」 

      

プロラボが生まれた「ZERO1000 Ventures」は、ゼロから千の大義ある事業と大志ある起業家・事業家を連続的・同時多発的に創出する業界初の全方位型スタートアップ・ベンチャー共創プログラムです。
国内トップクラスの4,000社・20,000件以上の新規事業開発を行ってきたRelicグループのアセットを活用し、起業家や起業を志す挑戦者が、不要なリスクやコストに悩むことなく存分に事業開発に集中できる環境を提供し、事業の成長・発展していくことを全面的に支援します。

今年1月の開始以降、第1号としてプロダクトの伝播を促進する事業を展開する「RUFU株式会社」を設立しました。その後、第2号として食の流通と購買のイノベーションを実現するフードテック/フードイノベーション事業を展開する「株式会社MEAL FORWARD」、第3号にWeb3×FinTech領域の事業展開を目指す「3rd Economy株式会社」を設立しています。

実は第4号のプロラボに続き、すでに第6号まで採択が決まっています。起業したい、自身で事業を立ち上げたい、そんな大志を抱いている方はぜひプログラムの詳細をご覧ください。

▼ZERO1000 Ventures公式サイト


起業はいつかしてみたいけど、まだ一歩が踏み出せない。そんな方はまずはRelicで働いてみませんか?
Relicでは新卒/中途ともに開発職を積極的に募集しています。
少しでもご興味をお持ちの方はお気軽にご連絡ください。まずはカジュアルにお話ししましょう。
https://relic.co.jp/recruit/