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新しいシステムの時代

今年も残すところあと1ヶ月になりました。
毎年思うのですが、歳を取れば取るほど1年の過ぎるのが早く感じます。

例えば、砂時計は残りの砂が少なくなるにつれて、何だか早く落ていくように見えますが、人それぞれが『人生』という砂時計を持っているのだとしたら、歳を取るほどに時間の経過を早く感じるのも当然なのかもしれません。
それだけに時間は大切に使いたいものです。

南米の人達は毎晩眠りにつく時、その日一日の『生』が終わり、眠りという『死』の世界に入り、朝、目覚めと共に新たな『生』を得ると信じていると聞きました。彼らにとって生きるとは『現在』だけで、『過去』も『未来』もないのだそうです。

価値観が違うと言ってしまえばそれまでですが、さらっと生きている僕にとっては、そんな中身の濃い生き方が出来るのは羨ましく思います。状況は代わりませんが、翌朝、目が覚めたら、「小人さん」が全てを片づけてくれたいたらと思うことってありますよね。特に学生時代の試験前とか…(笑)。

仕事やプライベートな面でもインパクトの強い年でしたが、大きな出来事が多い亥年、阪神大震災やオウム事件、沖縄の問題にフランスの核実験など、『命』に関わる天変地異・事件・事故が多かった。また、上に超がつく円高傾向やその影響を受けた慢性的な不景気や就職難。そうそう『毒グモ事件』なんてのも最近ですよね。何だか本当に世紀末を感じさせます。

僕達は生まれた時から、『○○主義』という言葉に置き換えられる何かのシステムの上で生かされているんだと思います。難しい話はわかりませんが、『社会主義』『資本主義』の行き詰まりが来ているのかもしれませんね。

ワイシャツのボタンの掛け違えも、最後に近づいて気が付くものですが、僕達はそろそろ今のシステムの問題点に気付き、次の新しいシステムを手に入れる時期なのかもしれません。

甘い話に聞こえますが、現在僕達が抱えている問題をクリアするためには、世界中のすべての人達が知恵を出し合って乗り越えていく『調和主義』といったものが必要な気がします。そうでなければ本当に世紀末が来るかもしれませんよ。

来年は十二支の一番始めのネズミ年です。
また一から積み重ねるつもりで頑張ろうと思います。

来年こそ良い年になればいいなあと思います。
本年もお付き合いありがとうございました。来年もよろしく。

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