移動書斎でどこでも
もの書きが趣味の僕には、2人の恩人がいます。
1人は小学校の担任の先生。
ある日、特に入賞した訳でもないのに「面白いね。もっと本を読むと面白い言葉が増えてくるよ」って読書感想文を褒められた。
今思えば、褒めてくれたのか、指導されたのかは分からないけど、本を読む楽しさや文字にする楽しさ、何かを書くには基礎体力が必要なんだって教わったと思っています。
2人目は大学時代の先輩。
寮生活をする事を条件に大学に行ったのですが、隣の部屋の4年生(大学では4年生は「神」)が小説家志望で、原稿用紙の書き方やら、書く時の人称の考え方などをレクチャーしてくれました。何故だかレポートを書かされて、添削されながらの神のレクチャーは厳しかったけど、今では感謝しています。果たして、神は何を狙っていたんだろう…。
神の影響で、今でも、色々な本を読んで、好きな作家さんの書き方を研究して真似てみたり、テレビや講演会、友人たちが話す言葉で、面白い表現に出会うと「いつか使えるかも」って、手帳にメモしています。
使うツールも深化して、原稿用紙からWEB(ブログ)に、ペンからスマホ・iPadに変わってきて、アナログ人間でもデジタル環境のおかげで、思いついた時にどこでも書ける環境になってきました。
特にハイエースと暮らし始めるようになってからは、移動書斎みたいにリモート対応や資料作成、趣味の物書きも快適になりました。
今回、作文基礎体力作りの投稿原稿の締切、原稿用紙10枚程度で方向性は決まってるけど、落としどころか決まらないので、移動書斎で環境を変えて…。好きな海だと、逆に集中できないから、平日ガラガラ、雨で少し増水している山間部の駐車場に☆
コーヒーとおやつを準備して、3時間。
ワープロ代わりに使っているのは、お古のMacBook Air(2013)、立ち上がりも早いから、こういう環境では快適です。原稿もしっかり着地させて、そのまま、メール送信して投稿完了。
通信環境さえ確保できれば、どこでも作業ができる便利な時代になったもんです。
ただ、神が見たら、原稿をパソコン!しかも、書きながらコーヒーにポッキーだと!って言われるかもしれません。
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