12日目 遠回りしながらRailsインストール[JRuby 9.1.17]⑤
おはようございます。
昨日のRailsインストールの続きです。(昨日の記事はこちら)
もっと楽にRubyのGemのバージョンを探す方法があることを知った
昨日までで、JRuby 9.1.17でRailsを動かすためには、以下のようにすれば良さそうだということが分かったところでした。特に、Bundlerのバージョンは昨日、Github上で公開されているherokuのJRuby on RailsのサンプルアプリのGemfile.lockを見ることで、確認することができました。
・Railsのバージョンには「4.2.4」を指定する
・Bundlerのバージョンには「1.17.3」を指定する
しかし、その後、色々と調べてみると、もっと楽な方法があるということに気づきましたので、Railsのインストールへと再開する前にその方法をnoteに共有します。
それは、以下の「RubyGems.org」というホームページから対象のgemのバージョンに対する、他のgemのバージョンを確認することであり、辞書代わりとして使うような感じです。
「RubyGems」自体については、以下に解説の記事がありますが、Rubyのパッケージ管理システムであり、Rubyのバージョンに合わせて、「gem install」コマンドを用いて、関連するライブラリをダウンロードしてインストールしたりすることができ、gemによって、Rubyの使い方・可能性を広げてくれます。
その際、「RubyGems.org」には基本的に、「gem install」コマンドでインストールできるGemの情報が全て載ってあるようです。そして、対象のGemのバージョンに関連する、他のGemのバージョンも。
例えば、「bundler」の場合、昨日の記事にて触れた通り、試行錯誤しながら「bundler 1.17.3」と当たりを付けることができましたが、「RubyGems.org」から、「Rails 4.2.4」を軸に「bundler」のバージョンを探してみれば、もっと楽に当たりを付けることができます。
その手順を以下に紹介します。
手順
1. RubyGemsのホームページから検索
例えば、「bundler」のバージョンが不明で、関連するGem、例えば「Rails」のバージョンが「4.2.4」というようにわかっている場合、以下のページにアクセスして、ページに表示されている検索ウィンドウに、「Rails」などと入れて、検索してみます。
https://rubygems.org/
※以降、「対象のGem」と説明があるものは、関連するGemのことであり、例では「Rails」を指します。
2. 検索結果から対象のGemの詳細ページへアクセス
手順1にて、検索結果から対象のGem(例:Rails)が見つかったら、その対象のGemの詳細ページへとアクセスします。
3. 対象のGemのすべてのバージョンが列挙されているページへアクセス
手順2にて、対象のGemの詳細ページへとアクセスしたら、以下の通り、「全てのバージョンを表示(全〇項目)→」をクリックします。
4. 対象のGemで用いるバージョンを探す
手順3にて、対象のGemの全てのバージョンが列挙されているページへとアクセスできたら、その列挙されているバージョンの中から、自分自身の探したいバージョンのある箇所を探して、そのバージョンをクリックします。
5. 対象のGemの特定のバージョンに関する依存関係が表示されているページへアクセス
手順4にて、対象のGemの特定のバージョンに関する情報が表示されているページへとアクセスできたら、以下のように「show all transitive dependencies →」をクリックします。
6. 目的のGemに対するバージョンを見つける
手順5を実施した後、対象のGemと依存関係にあるGemとそのバージョンが表示されます。今回の場合、「rails 4.2.4」に対して探したいバージョンのGemは「bundler」ですが、以下のように「bundler 1.17.3」であることがわかります。
おわりに
遠回りしたな~と思いましたが、とても勉強になったので切り替えて次へと進もうと思います。
土日休もうかなと思いましたが、身体は疲れるものの、noteを書くこと、何かを作ろうとすること自体は楽しいと感じるようですので、あまり無理しない程度に楽しみながら少しずつ進めようと思います。
次のターンへと続きます。
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