お肌のシミを消して-10歳肌を手に入れる! 老け顔はシワとシミから
頬という地味に目立つ部位に存在感を放つシミ、女性はもちろん男性であっても気になってしまうものですよね。
頬のシミを綺麗にするにはどうしたら良いのかと調べてみたら、トラネキサム酸という飲み薬が良いらしいという情報があると思います。
でもトラネキサム酸って具体的にはどんなものなのかよくわからないですよね?
そこで唐突に、今回はそんな気になる飲み薬、トラネキサム酸の効果などについて調べてみました。
<飲み薬(トラネキサム酸)の効果とは?>
ではまず飲み薬であるトラネキサム酸にはどんな効果があるのでしょうか。
そもそもトラネキサム酸というのは本来、シミのための薬ではありませんでした。
どういうことかというと、ちょっとこちらの「くすりのしおり(http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=12505)」を見てください。
・出血を止める
・アレルギー反応を抑える
・炎症反応を抑える
って書いてありますよね。
あ、ちなみにくすりのしおりは製薬会社が作っているわりと安心感があるサイトとなっております。
トラネキサム酸、本来は出血だったり蕁麻疹だったり、口内炎だったりに使われるお薬だったわけです。もしかしたら風邪などを引いたときに処方されたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
ではなぜそんなお薬がしみに使われるようになったのかというとずばり、『プラスミン』という酵素の機能を抑えてくれるという点がポイント。
シミの元というのはメラニンであるという話を聞いたことがあると思います。(メラニンはわりとと有名ですからね)
で、プラスミンはメラノサイト活性化因子であるといわれているのです。
ちなみに、メラノサイトというのは簡単に言うとメラニン発生の元です!
なので、シミ対策・消しにも応用できちゃったというわけなのです。
つまり、トラネキサム酸を飲むことでプラスミンに待ったをかけてメラニンを作る前に止めてしまおう作戦ということ。
総合南東北病院の広報誌(http://www.minamitohoku.or.jp/up/news/minamitouhoku/topnews/201208/tranexamic-acid.htm)にもいろいろ書いてあります。
暇に任せて、このトラネキサム酸の効果についてさらに調べていると、多くの病院や製薬会社などで「肝斑」に効果があるという気になる文言が。
肝班というのはシミの一種で、頬のあたりに左右対称のモヤモヤっとしたシミができるという特徴があります。詳しくはトラネキサム酸配合の市販薬である『トランシーノⅡ』に特設サイト(https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_transino/transino-2/kanpan/)があるのでこちらを参考に。
余談ですが病院で処方されるトラネキサム酸配合のお薬の代表格は『トランサミン』です。
この肝斑、主に女性が、それも30~40歳くらいが多いというだいぶ限定的なシミとなっています。これは女性ホルモンが関係しているためという説が濃厚ですが、実はまだ完全には解明されていないというちょっと困ったシミでもあるのです。男性にも現れることがありますが、結構レア。
はい、ここまででおやっと思った方、いらっしゃるのでは?
トラネキサム酸が効果を発揮してくれる肝斑は女性特有といっても差し支えがないシミなわけで、男性が使っても効果がないのでは、と思ってしまった方もいらっしゃるのでは?
ここまで読んで損した、と思った方もいらっしゃるかもですね(笑)
でもページを閉じるのはちょっと待ってください、実は最近男性にも肝斑がじわじわ増えてきているそうなのです。
なのでもしシミの正体が肝斑であればトラネキサム酸が効果的に作用する可能性もある、というわけ。
あとね、ちゃんとそれ以外の女性、男性、両方のシミにも効果があるんです。
実はシミ原因の多くはプラスミンであるという研究結果が2018年10月に発表されているのですよ。
それがこちらの記事(https://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2018/181023_01/index.html)ネタ元は小林製薬。
そう、シミ消しクリームでおなじみ『ケシミン』のメーカーさんです。
この記事いわく、、シミの部分とシミがない部分ではしみがある部分のほうがプラスミン活性がさらに高いんだそうですよ。
さらにさらに、しみのある方にトラネキサム酸を一ヶ月使用してみたらメラニン値が下がったということですから、これはきちんと効果があるという証拠になるはず。
実際小林製薬はこの研究結果を発表してから程なくして、メンズケシミンの有効成分をビタミンCからトラネキサム酸に変更リニューアルしていますからね。
ちなみに同じくメンズのスキンケアで有名なウル・オス(https://www.otsuka.co.jp/ulos/products/skin_whitening_special.html)もトラネキサム酸配合です。
女性用はもう沢山ありますね。
人気なのは「 エビスビーホワイト 薬用エビスビーホワイト」・
「資生堂 ナビジョン TAローション」など検索すれば山の様にでてきます。
ただし市販されているトラネキサム酸商品は大体塗るタイプですから、飲み薬がほしいのであればクリニックなど医療機関などにいくのが賢明です。
個人的には飲むより塗り薬の方が効きそうなイメージですが、どうなんでしょうね。
<飲み薬(トラネキサム酸)の使い方と費用>
トラネキサム酸についてよくわかってきたところで、もし服用する(飲み薬の場合)となった時、どんなふうに飲めばよいのでしょうか。
と、いっても基本的には普通のお薬となんら変わりはありません。3~8錠を一日3~4回に分けて飲むだけです。
ただ病院によって処方される薬やトラネキサム酸の量が違いますし、状態によっても変わってきますから担当の先生の指示に従うのが大切です。大体一ヶ月程度で効果が出てくると言われています。
ちなみに服用量は通常の成人であれば「750~2,000mg」です。だいぶ幅広いですよね。
たまに副作用として吐き気や食欲不振などの体調変化が現れるので、ちょっと注意しておきましょう。
で、トラネキサム酸はいくらなのかというところも気になるポイント。
ただシミ治療というのは保険適用外の自由診療なものですから、どうしても病院によって金額に差が出てしまうという現実がありますし、カプセルか錠剤かといったところでも変わってきてしまう。例えば200カプセル(33日分)が5000円というクリニックもあれば、トラネキサム酸250mgが90錠で1500円という場合もあります。トラネキサム酸3000円とだけ書かれていて量などがわからないクリニックもありましたね。
このあたりはやっぱり自分で確認するのが安心かも。
あ、あとトラネキサム酸は肝斑にしか使えないから男性には処方できない、なんてクリニックももしかしたらあるかもしれないので、そのあたりも事前に確認してみてくださいね!
<シミ予防から考える、飲む日焼け止め>
さて、シミのもととなるメラニンというのは日焼け、つまり紫外線によって作られるというのは有名な話ですね。
なのでシミの予防や対策、悪化を防ぐためには日焼け対策が重要となります。
日焼け対策といえば日焼け止めが一番に思い浮かぶでしょうが、日焼け止め嫌いな男性は結構いる印象。
女性は言うまでもなくガードはしていると思います。
ただ、やはりベタつくのが嫌とか、塗り直すのがいちいち面倒とかあると思います。
そのようなズボラ、じゃなかった(笑)、日焼け止めが得意ではないという方が目をつけるであろう商品があります。
そう、『飲む日焼け止め』です。
飲む日焼け止めというのは飲むだけで日焼け止めを塗ったような効果が期待できるといわれているもので、活性酸素を除去したり細胞の炎症を防いだりすることで日焼け後のシミなどを防ぐ、というメカニズムらしい(笑)
現在たくさんの商品が出回っており、シトラスやローズマリー、シダなどの植物性由来の成分で構成されているから体に優しくて安心、とか。
なるほど、これを飲めばベタつくし面倒な日焼け止めを塗らなくてもすむな! なんて、思いますよね。
ただこの飲む日焼け止めね、確かにめちゃくちゃ褒めているサイトもあるんですが、ちょっときな臭い存在なんです。
と、いうのもちょっとこちらの『肌のクリニック』のブログ記事(https://koenji.clinic/archives/2234)を御覧ください。
こちらの記事いわく、飲む日焼け止めにはSPFが2もないし、PA値もPA+すらないんですよ。
SPFとPAは日焼け止めの効果を表す数値。
アネッサのサイト(http://anessa.shiseido.co.jp/shigaisen/spf_pa/)がわかりやすいので念の為置いておきますね。
数値が低いだけでなく、AAD(アメリカ皮膚科学会)やFDA(アメリカ食品医薬品局)が警鐘を鳴らしてるとか結構やばくないですか?
こちらの『アオハルクリニック』のブログ記事(https://www.aohalclinic.jp/blog-yazawa/%E6%97%A5%E7%84%BC%E3%81%91%E5%AF%BE%E7%AD%96/2019/06/06153002)にも、ちょっと口は悪いですが飲む日焼け止めに日焼け止め効果なし、アフターケアにはまぁよいかもという話が出ています。
なのでもし飲む日焼け止めでシミ予防をしようと思っているのであれば念の為別の方法、面倒でも日焼け止めを塗ったりする方向にシフトが吉かも。
あとはUVカット効果のある服を着たり、ツバが大きめな帽子や目から入ってくる紫外線を防止するためのサングラスなんかもいいですね。
<トラネキサム酸のシミ消しまとめ>
さてさてトラネキサム酸についてご紹介してきました。
ここまで読んだけれど結局トラネキサム酸は飲む方だと肝斑がメイン対象っぽいし、普通のシミはどうしたら良いのやらという悩みが解決できていないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、家で手軽にシミを消せる医薬部外品を使うのもありです。
おすすめな「医薬部外品」はこちらを参考に。
→https://www.traffic-accident-law.com
「医薬部外品」だからこそ効果が見込めるんです。
単純な化粧品はほぼ効果ないと思っていいです。
(化粧品は劇的な効果があれば違法なので…)
そんな時間をかけて「シミ」を消すのは面倒だ!と言う方は
美容外科など医療機関にいくのをおすすめします。
お肌の漂白剤、ハイドロキノンをもらうのもありだし、医療機関ではレーザーを使った治療やトレチノインといった塗り薬など、様々なアプローチでシミを退治することが可能になります。
更にレーザーと一口にいっても様々な種類がありますから、自分のシミにピッタリしっくりくる治療法が見つかる確率はかなり高いはずですよ。
男性の場合、美容外科とかだと女性が多そうだしなんか恥ずかしいなって方もいると思いますが、現在は意外と男性多かったりしますよ?
(VIO脱毛も男性に密かな人気だとか・・・)
めっちゃ気になるなら、完全予約制にして他の来院者と顔を合わせないようにという配慮がされているとこもあるので、一度探してみて下さい。
最後になりますが、トラネキサム酸が効かない場合でも他の方法でシミは綺麗にすることができます。(レーザーなど)
本気になったら美容クリニックの門を叩いてみたりして、シミ知らずな肌を手に入れましょう!
シワ・ほうれい線を消せる美顔器についても書いているので、興味があればこちらも読んでみて下さいね。
「買ってはいけない美顔器」
https://www.tokyo-ih.jp
「ララルーチュRFの口コミまとめ」
https://www.nagomikitchen.com/
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