【レポート】第11回榛名山ヒルクライム(2023)

【リザルト】

Time(榛名湖コースタイム): 44:09 年代別 42th/495
Power:avg288W、max472W
HR:avg173bp、max182bpm
体重:62kg

➢レース前日までの調整

レース週に突入したが、GW前の体調不良やGW中のオーバートレーニングおあり、万全の状態からは遠い状態。L4下限界(270W)の維持もままならず、60kgを下回った体重を元(62kgほど)に戻す。また、前週のトレーニング量(TSS1,000ほど)も踏まえて、月~金のトレーニング量を80%ほどに、土曜日をフルレストにして、ハルヒル本番に挑む。
ちなみに、レース前日はサウナ(8分×3セット)で整う。前年の乗鞍前など、前日サウナは疲労抜きやレース準備として必須(効果大)と感じる。

地元民の井戸端会議がはじまるまねきの湯

➢レース当日(スタートまで)

前日の夕食は冷麺・卵・鶏肉など、レース日の朝食はどら焼き・きんつば・サンドイッチで、各700kcalほど摂取する。レース中は500mlボトルの半分に水とスピードウォーター(カフェイン)を入れたドリンク。エネルギー切れや体が重いという感覚はなく、ちょうどよいくらいの補給だった。
レース前に十分なアップはできなかったが、集合場所に行く前に10分ほどで500W以上のもがきを数回入れる。疲労も抜けた感じがして、感覚的には直近の数週間でなかったくらいよい状態。

➢レース

第2ウェーブでのスタート。先頭集団は平常運転でも5倍キープと分かっていたので、ネガティブだがどこで(戦略的に)千切れるかというのが問題。結果として、①平坦基調の最初20分くらいは先頭集団にしがみつき(おそらく初心者ゴール過ぎあたりまで。ave300W・4.8倍)、②斜度がきつくなる20分以降くらいからはマイペース走に切り替える(ave270W・4.4倍)。

計測開始地点で前方50~70番手くらいだったが、①平坦基調の区間でも斜度がきつくなる箇所で軽いインターバル(300~350Wくらい)がかかり、集団が縦伸びしていたので、もう少し前方で位置どった方がよかった。とはいえ、集団で走るかどうかで数分はかわりそうな平坦区間を集団に着けたので、当初の想定通り。(昨年は申告タイム(スタートウェーブ)が遅く、足の合う集団がなかったので、そのタイムロスがあった。)

レース開始後20分ほどで先頭集団から離れた後、斜度はあがるも榛名神社までは一部平坦区間もあるので、10人弱の小集団で登る。勾配の強弱も大きく、集団とペースが合わないと感じる時間もあったが、単独で抜け出す余力もない。ただ、榛名神社までに余力を残せたので、結果としてはよかったのかもしれない。

榛名神社過ぎの激坂以降は集団と付かず離れず。フロント(インナー)36t、リア30tで登るも300Wを下回ると止まりそう。ハルヒルや乗鞍では、スプロケを33tに変えた方がよい気がした。

ゴール手前の500m看板、34分切りを狙えそうなのでラストスプリント(弱)。あのカーブを超えたらゴールと思った地点がゴールではなく、気持ちが切れて34分を超える。1年前に1度走っただけではコースを覚えていないものかと、少なくともバーチャル試走くらいしてけばよかったと後悔する。

【感想】

昨年から4分ほど短縮。(集団によるドラフトなどの効果も大きいが)
客観的に見ると、富士ヒルゴールドという目標からして、よい記録とはいいがたいが、レース前までの不調を考えると、40分を超えて4.5倍をキープできた(心拍的にも余裕があったと思う)ことに一安心。

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