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Lucid9 Heroine Prologues プレイ感想

2019/12/24 AM3:00(日本時間)、待ちに待ったLucid9 Heroine Prologuesが実装ということでさっそくプレイ。
とりあえず後先考えずにプレイ順、ルート終了後時点で感想を追記していこうかなと適当に作ったページです。

2019/12/31、なんとか年内に読了。


何も考えずにネタバレとか何もかも全開なので注意だよ!
先にプレイしてきてね!
公式
http://lucid9.weebly.com/download-inciting-incident.html
Steam
https://store.steampowered.com/app/439940/Lucid9_Inciting_Incident/


■Prologue-prologue
タイトル画面のプロローグ開始ボタン「Undo」の意味とは?
視点はおそらくヤマ、IDが前章で自称していたものと一致
まともに喋ることができない状態で投薬実験の対象になっているみたいだけど、前章最後のショックで植物人間化?それともまた別の時間の話か?
医者怪しすぎワロタ、こいつコウスケ(前章で出てきた立ち絵あり研究員)なのかなあ
ここまでわかりやすいルート分岐っぷりは親切としか言いようがない
舞台構成上すべてが投薬中の夢だったとかいう、地の文というかヤマ主観の文を疑って読まないといけない可能性もある作品なのかなー
分岐は薬が見せる夢としての扱い、果たしてそれは現実なのか本当に夢なのか


■Purple sampleルート
紫は「自信」の薬
エリザベスはどうして進学せずバイトに?大学に憧れてはいるけど諦めたっぽい描写も
一度カツを助けた件とは?それはこの三年間にあったことなのか、それ以前のことか?
取り巻きは下級生だと思ってたんだけど、お前らクラスメイトだったんか……読み直そ
ナツキさん高卒でレムニスケートで働いてるのね
新キャラの胡散臭い男子大学生ヒサオの歳は2個下、アイリ・アキラの更に1つ下
3年前の事件のせいでIIBA廃校になってる?ヒサオは1年次だけ在籍して転校したっぽい
父親はわかってたけど、死んだ母親も警官だった……って前章でも言ってたっけ?
父親とカツが話していた書類?は今後のシナリオに絡んできそう

総じてギャルゲーの続編序章として非常に王道な仕上がりの構成
前章ではカースト上位だったエリザベスがかなり落ちぶれていて、それを認めたくないのに認めようとしているというキャラクターの変化が大きかった
いろいろ煮詰まったヤマ、父親、カツへの愛憎が今後どう爆発して決着するのか楽しみ


■Black sampleルート
黒は「成功」の薬
季節は夏、第2区の病院、そしてWAY FORWARDの幌
「臭い」とか背景の謎の看板が健在なのはなんか安心しますね
ヤヒコはレムニスケートに就職、市長の娘の代理でミサキと企業間の出資の話をするほど両者はそれなりの権限を持つ立場に
悲報:Gover Mecher終了済
ヤマが司法判断で今日釈放されることをヤヒコが知っていてミサキに伝えるということ自体が何らかの伏線か?
どうやら前章最後に川べりでミサキと会話した世界線の模様、ヒロインルートだから当然といえば当然か
前章では別居で絶縁に近かった関係の母サトミがミサキの上司になってる、高校卒業or放校後に就職を助けてもらったのが復縁のきっかけっぽい
Emiは新キャラ?ミサキが甘えすぎている様子になんかイマジナリーフレンドみをちょっと感じた
Patterが原因でヤマとミサキの関係は一般に広く知られていて、釈放でカプ厨が盛り上がりそうな気配
ヤマとすぐには会いたくないのは助けになれなかった後ろめたさか、他に何かあるのか
マサトは先月からWay Forwardにインターンシップで来ている
Tシャツからするとイサム大学に進学したようだが、粗野な言葉でトレーニングについて語るのは前章のまま

エリザベスルートと比べると一歩引いた感じの印象
ミサキ自身は事件でいろいろ傷を負いつつもそこまで変わったわけではなく、ヤヒコ・マサト共々順当に人生を歩んでいる感
今後のシナリオでは企業や政府、司法あたりの大きな力が絡んできそうな気配を感じた


■Yellow sampleルート
黄色は「冒険」の薬
おなじみの第6区やんけ!外観CG初出しやんけ!
大学で行方不明事件が起きてるっぽい?
麻薬取引現場の盗撮からの殺人未遂からのスタンガンで介入とはバイオレンスな、無鉄砲な正義感はルイっぽくあるけどさすがに無謀すぎる
敵のボスの名乗りが演劇じみてて一瞬劇中劇を疑ったけど、別にそういうわけではなかった
というか明らかに別人格が脳内で喋っていて医者にかかってるとかどうしてしまったのか、ほぼ前章のヤマ状態だぞ
風早美咲ライブ初演!?研究職じゃなかったのか?ちなみに日付は7/24で確定っぽい
同志イズミ、男の娘疑惑が(自分の中で)あったけどちゃんとした女の子だった、良かった
イズミはアキラと同い年、兄弟がいて、その兄弟はアキラと仲がいい?
なるほど、インターンで忙しい、それにこの口調、つまり兄貴はあの男
やはりヤマは殺人容疑で捕まっていて釈放という流れの模様
釈放を知って大歓喜で会いに行こう!と言い出したのはアキラの別人格、しかし本人格はいろいろとトラウマになっているようで……

エリザベス・ミサキと比べると、順当に進学して友達と一緒にキャンパスライフを過ごす普通の人生ではあるようだけど、明らかに内面が狂っているのがポイント
前章最後の別離でしこりが残る形になっていることもあって、攻略に失敗したヒロインのその後って感じがしますね……負けヒロインというかなんというか
提示されたものから考えると、アキラルートは大学構内の事件を追っていく感じになるのかな、探偵とか自称していたあたりシグレも絡んできそう


■Red sampleルート
赤色は「静穏」の薬
家で両親を殺されて犯人に見逃されたせいで口数が少なくなった経緯が初っ端明らかに
育った施設はマサル市長の直轄運営施設、とにかく白い
幼い頃に自分の感情に反して周りに合わせるようになるきっかけ、あるある
スモモはカリウム豊富な母の味
周りから離れてゲーム漬けになった結果、11歳にして公式テストプレイヤーに
この親切なゲーム製作者のおっさんが里親か何かになるのかなー
おそらく現在のアイリが目覚めて終了、いい部屋住んでんねえ!

内容自体は過去編だけだったので、他ルートと違って今後の展望は謎
前章のヤマのように回想を挟みつつアイリ視点が進んでいく感じになるのかな?でも続章はヤマ視点に戻るって話だったと思うけど、果たして
アイリに関しては全体的に謎が多いので、どうやって明かされていくのか


■Prologue-ends
2週間をやり直すことのできるミラクルドラッグ、まさかループもの!?
と思いきやそんな甘いことはなかった、これはプレイヤーに言い聞かせてそうなセリフ
現実で辛いことがあったらまた薬をあげるってやっぱ悪い奴だよこいつ!
最後にその文言は開発中止みたいで嫌ですね!

タイトル画面の「Undo」は間違えた失敗をやり直したいというヤマの意志の現れと思ってよさそう、そしてそれは無理だと告げるための物語がこのHeroine Prologueの主題なのかな
間違えずにUndoする物語もそれはそれで見てみたいけど、それは二次創作の範疇っすね


数年待った続編、楽しく読ませていただきました。さすがにボリュームは不足気味だったものの、6月のブログの時点でエリザベス・アイリルートはそこそこ早めに出来上がりそうだと言っていたので、次のアップデートまでの期間はそこまで長くないはず……と信じたいところ。

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