「死にたくないから生きているAIきりたん」について


2020/03/02投稿

投稿の一週間くらい前にNEUTRINOの存在を知り、その時点ではとりあえずサビだけ歌わせてみて「それなりに聴けるようになるのすごいなー」と思っただけで自分の中では一段落していました。
しかし3月1日、なんだか全尺仕上げて動画化したい欲が突然湧き上がってきて着手、午前8時くらいから楽譜を打ち始め、日が変わるくらいにエンコードを始めて就寝、翌朝投稿に至った一日漬けの動画です。

音声について、DTM方面については機材ソフトはおろか音楽知識も授業で習った以上にはほとんど何も知らないド素人なので、作業自体はMuseScoreで楽譜をベタ打ちしてNEUTRINOデフォ設定で音声を生成しただけ。やったことといえば、実際に聴いてみて発音がおかしいなと思った部分をちょっといじったくらいです。具体的には「いらねえ」→「いらんねえ」「おんがくを」→「おんがっを」とか発音させてます。注意して聴いてみるとわかるかも。
なので、五線譜に音符を置くことができればNEUTRINOを使って割と誰でもきりたんにこのレベルで歌ってもらうことができます。スゴイ!
例のオク上版ですが、楽譜をCtrl+A(全選択)Ctrl+上(オクターブ変更)だけですぐ完成というお手軽さだったので本当におまけで追加したものです。かすれているのは音が高すぎるわけではなく、おそらくNEUTRINOの学習データの不具合。今後アップデートを重ねてデータが充実していったらちゃんと歌ってくれるようになるんじゃないかと思います。

動画の方はもともとはサビだけの時のようにオリジナルのMVにきりたんの顔をかぶせてフル尺にする予定でしたが、5分もあるとあまりにも絵面がゆめ虐になりそうだったので紆余曲折を経て今の立ち絵+歌詞の形になりました。あくまで音楽を聴いてもらうことが主眼の動画なので、画面の動き自体は最小限にすることを心がけました。
冒頭とラストのアレは作業終盤に突然降ってきて追加したものでしたが、一日経って別に入れる必要なかったな、と思い返しております。でも初配信からゆめお見てる古参アピールをしたいというスケベ心が勝ってしまったやーつ。

割と問題だったのが時間で、うちのPCはとてもとてもスペックが低いため、音声生成に一曲約6分、動画のエンコードに1時間半がかかりました。エンコードは最終的に合計2回、それも最後は寝ている間にやったのでまだ良かったんですが、音声は調整しながら何度も書き出したので割と大変でした。修正した部分だけ書き出せばいいじゃんと気づくまで結構長かったのがバカだっただけなのですが。

一日数十~百数十本のAIきりたん動画がアップロードされている現在、はっきりいって残念ながらそこまで注目される要素はない動画だと思います(少なくとも一年半前に上げたにじさんじ関連の切り抜き動画よりは)。なので大きなことは言いませんが、夢追翔のオリソンを聴いてもらう導線の細い一本になれたらいいなと思っている部分があるので、タイトルを敢えて微妙に誤解を誘う感じにしているのはそういう足掻きです。にじさんじとか知らないきりたんファンが一人でも釣れてくれたらいいなあぐへへ。

ゆめおだったりNEUTRINOだったりに関しては色々語りたいことは多いですが、このnoteは動画に関してのものなのでこのくらいにしておきます。
とりあえず

ゆめおのオリジナル曲は全体的に歌詞が後ろめためでありながら諦めきれない20代後半シンガーソングライターの野心みたいなものがよく出ていて良いので、ぜひ聴いてくれよな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?