意外?無料で商用利用可能な画像をDLできる日本国内の博物館などのウェブサイト
世界中の美術館や大学などが名画などの所蔵史料の画像を、パブリック・ドメインやクリエイティブ・コモンズとして無料で公開しています。その中でも、無料で商用利用可能な画像を公開している日本国内のウェブサイトを紹介します。
海外のウェブサイトと比較した場合、日本のウェブサイトの利点は主に2つあります。第一に、日本語で制作されている点です。よって、外国語が読めない方も、国内のサイトなら不自由なく利用できるでしょう。第二に、日本関連の画像が多いことです。海外ウェブサイトでしか入手できない日本関連の画像もあります。しかし、これからみていくように、国内サイトのほうが、貴重な画像を入手できる可能性は高いです。
国立国会図書館
国内で例外的によく知られています。日本国内の商用利用可能なデジタル・アーカイブとしては最も有名といえるくらいのウェブサイトです。古典籍や地図などの画像が公開されています。古典籍には多くの貴重な絵図や風景画、肖像画などの画像も含まれています。たとえば、有名な史跡の古い時代の画像などを探し出すこともできるでしょう。
パブリック・ドメインの画像(インターネット公開(保護期間満了)となっているもの)などが該当します。
江戸時代の犬好きな人の犬柄の服
東京都立図書館
これは東京都立図書館のデジタルアーカイブです。江戸・東京関係の資料の画像を中心に、10種類以上の貴重な画像が大量に公開されています。
その内訳は次のとおりです。江戸城造営関係資料が約1,000点。浮世絵が約13,400枚。すごろくが約780点。江戸の絵図が約270点。番付(ランキング)が約1,400点。和漢書が約4,430点。
江戸から明治の築図面が約27,000点。書簡資料が約4,700点。江戸から明治の巻物などが約3,700点。絵葉書・写真帖が約2,700枚。近代の地図が約230点。東京府・東京市の関係資料が約3,000点。江戸・東京の災害記録が約960点。東京都の行政資料が約140点。
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