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韻文

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#月

短歌「月と逍遥」

鐘が鳴るただそれだけのことなのに鼓動が揺れて夏の夕暮れ 嗚呼、月よ我には遠いその光満ち満ちてゆく影の喜び 街路樹の木漏れの月の光とて我がエゴイズム勝てやしないの 空の穴照らす道へと落ちゆく身ここは私の心の在りか 路側帯誰とでもない月とだけ本当だけが約束でしょう? 静寂を月がつくった夜の道今日も汚すのstray sheep 青白く青白くても同情はいらないと言った青い涙と 個性なの道化になれば良いなんて溶けた道端アイスクリーム 自我と月と夜空と郷愁と静寂と私は君に