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◇寺院散歩20◇日蓮宗 本山 やくよけ祖師 日圓山妙法寺
今年最後の寺院散歩になりました。
一年間ありがとうございました。
今回の妙法寺は「やくよけのおそっさま」と呼ばれるほど、厄除けで有名です。古典落語の代表的な演目のひとつ「堀之内」の舞台・堀之内妙法寺です。
日圓山 妙法寺は東京都杉並区にあります。
最寄り駅は新高円寺(東京メトロ丸ノ内線)。バスは新宿、高円寺、阿佐ヶ谷または渋谷から出ていて、バス停は堀之内で下車徒歩3分程です。
今回は丸ノ内線新高円寺駅から歩いてみました。
地下鉄を降りて青梅街道の五日市街道入口交差点からスタート。
狭い住宅街の道をGoogleMap頼りに歩くけど不安でした。
ようやく妙法寺の端(裏側)に着きました。
ここからは塀沿いに山門を目指しました。
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ようやく妙法寺の山門に着きました。15分くらい歩きました。
仁王門(山門)東京都指定有形文化財(昭和四十年指定)
境内の南正面に建つ「仁王門」は、天明7年(1787)の再建で二層造りのため桜門とも呼ばれ、上層に廻縁をめぐらし、獅子・龍・華などの彫刻が絢爛にほどこされています。仁王門の左右には、徳川四代将軍家綱公が妙法寺の地頭所日吉山王社に寄進したとされる金剛力士像(仁王様)が安置されています。
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祖師堂 東京都指定有形文化財(昭和三十五年指定)
仁王門をくぐると、目の前に見える妙法寺で最も大きなお堂が「祖師堂」です。正面の御簾の奥に「祖師御尊像」つまり「除厄け祖師像」が奉安されています。
この祖師像は、「おそっさま」と呼ばれお開帳された方は、そのご尊顔を拝することが出来ます。除厄け・家内安全・病気平癒のご祈願は、この祖師堂で受けることができます。
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享保10年(1725)、第十世日弘上人の代に鋳造されたとされています。恒例の大晦日から元旦にかけての除夜の鐘は、この妙法の鐘が界隈に鳴り響きます。
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鉄門 国指定重要文化財(昭和四十八年指定)
明治11年(1878)、日本の近代建築学会の恩師といわれる英国人J・コンドル博士(鹿鳴館・上野博物館・ニコライ堂などを設計)設計による貴重な和洋折衷様式の鉄門です。
扉上の中心に極彩色の鳳凰を抱く鉄門は、日本寺院の門としては、特殊なもので、文明開化を推進した和洋折衷を強く意識した門と言えるでしょう。当時としては斬新なデザインでしたので、ものめずらしさに見物に訪れる人も多かったようです。
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続いて祖師堂の脇道に入ります
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堂内は、天井や壁が金箔で覆われており、迦陵頻伽(仏教で極楽または雪山にいるという想像上の鳥)の彫物がありまさに絢爛豪華なたたずまいをみせています。また仏の住む珠弥山の中腹にある東西南北の門を守護する四天王である廣目天(西方を守護し、災難から守る神)・増長天(南方を守護し、病を治す神)の像が堂内奥に奉安され、妙法寺を守護しています。
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主に檀家の方々の法要行事等が営まれるそうです
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この日は御開帳の日でした
二十三夜様とはお月様を神格化した神様で、正式には二十三夜尊大月天王と言い、二十三夜堂というお堂にご安置されております。 このお堂は毎月二十三日しか開帳されないので、毎月大勢の方々が参拝され、良縁や財運を呼ぶとして御利益を授かっています。
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二十三夜堂の右手にあります浄行様
何しろ広くてすべて紹介したら長くなります。
他にも江戸幕府将軍の御成の間、書院庭園、絵馬を飾る額堂、近くに住まいのあった有吉佐和子の碑などもあります。
とても歴史のある日蓮宗のお寺です。
★妙法寺のウェブサイトはこちらから
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お寄りの際にはぜひご覧ください
このあと環七に出て、東高円寺の「蚕糸の森公園」を訪ねたのですが、別の回にします。
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次回の番外編で蚕糸の森公園をご紹介予定です。
まだまだ続きます。
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