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【Day8】怒ったこと、怒っている人

最近怒ったことで思い浮かぶことは「子どもたちの態度」それしかない。と思ったけど今、目の前で夏休みの宿題をしている次男に「パソコンがうまくやれなくて、何でこんなことができないんだろうってママ怒ってたじゃん」と言われた。

そうだそうだ。最近勉強し始めたWebデザインで、Photoshopの使い方に苦戦し、怒っていた。というわけで、自分視点の怒った私子ども視点の怒った私をそれぞれ書いてみることにしよう!

怒ったこと~自分視点~

自分視点の怒る対象といえば、やっぱり子どもたち。怒っているのは日常茶飯事だけど、最近は反抗期のお年ごろならではの態度が気なるようになってきた。まだまだこれからだとは思うけど、私の沸点は低いから仕方ない。

とはいっても…私にだって覚えはある。母親に注意されたり怒られたりして、しおらしく返事できるほどできた子どもではなかった。態度は悪かった。

でも男子は違う…同じことを何回も繰り返しやりすぎだ。しかも短期間に。1度や2度じゃない。だからしびれを切らして注意しているのに、その悪態はどんな発想?昨日同じこと言ったのに、記憶喪失ですか?
言われるのが嫌だったら、あらかじめ自分で気をつけとかんかい。ちょっとは学習せよ。その頭は飾りかー!脳みそ入っとんのかーい!と、私は吠える。
そんな二人の反抗期少年をご紹介。

エントリーナンバー1番、長男。中学1年生。
真面目で几帳面な性格なのに、食べ方がめちゃくちゃ汚い。中学生にもなって毎食こぼすなんてあり得ない。私は幼少期から食事の作法に関して両親に厳しくしつけられたので、食べ方が汚いことはすっごく気になる。

そうめんを出せば、めんつゆの入った器になみなみそうめんを入れる。持ち上げる。ハイ、こぼれる。机の上は水浸し。箸で麺をすくう量を調節すればいいだけのことじゃん!
チャーハンを出せば、レンゲで米粒をお皿の外に飛ばしながら食べる。レンゲの使い方を教えても、手首が固いのかうまくレンゲを返せない。その使い方の方が難しそうですけど?とツッコミを入れるが直らず。

これ、中学生の食後ですか?っていうくらい恐ろしく汚れる。当然食べこぼしも床一面に広がる。それらを怒ると、めんどくさそうな態度で「大したことじゃないだろ」と言わんばかりに机を拭き始める。いやいや、毎度毎度こんなに食い散らかすってどうなってんの?それにどこ見て拭いてんの?拭く場所ズレとるわー!

エントリーナンバー2番、次男。小学6年生。
長男とは真逆でとにかく片付けができない。散らかし大魔王。リビングにはランドセル、着替え、教科書、プリント、ゲーム類…無造作に何でも置いてある。部屋を与えてあるのにリビングを占拠するので、よけいに大ブーイング。特に長男の怒りをかっているので、長男が我慢できなくなったり、虫の居所が悪いとケンカの原因になる。

リビングを私物で散らかしっぱなしで友達の家へ遊びに行こうとする次男を止めて怒ると、深いため息とともに、ドスドス足音を立てて2階へ私物を運び出す。背中には思いっきり「めんどくさっ」と書いてある。
ハァ?何だその態度は。私にまでケンカ売ってるのか?
部屋が散らかるわケンカが勃発するわで、私にはどちらの事象にも怒り心頭なんじゃボケー!

こんなことがしょっちゅうあれば、怒ったことなんて子どもたちネタしか思い浮かばないよ。

怒ってる人~子どもたち視点~

冒頭で書いたように、子どもたち視点で怒った私は「俺たちを怒っているママ」ではなかった。こんなにあんたたちを怒っているのに?子どもたち以外で何に怒るんだよ、と内心思ったが、次男からの意外な指摘で、最近パソコンに対して怒ったことに深く同意した。厳密に言うと「パソコン内のソフトをうまく操れない自分に怒った」というのが正しい状況である。

最近Webスキルを身に付けようと、オンライン講座で学習を始めた私。様々なコースがある中で、Webデザインコースの受講を選んだ。そこでは初めて触れるPhotoshopというソフトを使い、バナー作りを学んでいた。

これが曲者だった。む、むずかしい…直感的に使えない、思うように動かない。ちっとも楽しくない。やり方を覚えればある程度スムーズに手は動くようになるものだと思うが、今は何も頭に入っていないので、当然ながらすぐに手が止まる。講座の動画を巻き戻しては見る、作業するの繰り返しでなかなか作業がはかどらない。やりたいことを形にできないことに超イライラ。

子どもたちも一緒にいるリビングで作業していたので、私の怒っている様子が丸わかり。もともと独り言が多い方だが、きっとその日はいつも以上にたくさんのグチを発し、大きな声で怒っていたのだろうなぁ。みんがいる部屋でひとりパソコンに向かって。

その様子を見かねた子どもたちから「ママちょっとやめときな、休憩しなよ
」とドクターストップならぬ、子どもストップが入った。
え?そんなヤバい感じだったの、私?

根詰めてやりすぎることと、できなくて当たり前なことにカリカリしてしまう悪いクセが全開だった。
「パソコンがうまくできない自分に怒ってたね」とは、何ともまぁよく見てる。子どもたちは私に背を向けてゲームをしていたが、私の方を振り返るくらい、パソコンに怒ってるヤバい人がいたんだもんね。

自分では一生懸命戦ってるつもりだったが、単なるパソコンに怒ってる人だった。母なる私、ダサい。

最近怒ったことは対象は違えど、どちらも子どもたちの前でのこと。
怒った状態はいい雰囲気ではない。こんな親の背中を見て育っていってもらっては困るので、以後気を付けたいと反省文を書いている心境になってきた。手遅れにならないよう、気、気を付けます。

以上、最近怒った出来事でした。

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